最近ハマっているドラマがあります。
それは「ブラウン神父」。
定額制ビデオ・オン・デマンド・サービスの、会員になっている私。
そこのサイトでなにを観ようかとウロウロしていた時に、たまたま見つけた作品です。
概要欄には神父が難事件を次々に解決していくと書いてあり、海外ドラマのこのジャンルが好きな私は、観てみることに。
イギリスの田舎にある、小さな村がブラウン神父の教区。
この小さな村でやたらと殺人事件が起きる。
これをブラウン神父が解決していきます。
犯人を見つける方法や、見つけた後の始末の付け方が、ちと甘い。
というか、緩い。
観始めてしまったから、シーズン1はすべて観るにしても、シーズン2を観ることはないだろうと予想。
が、観続けているうちに、この緩さが快適なことに気付く。
ブラウン神父が凶悪犯に捕まって、命が脅かされそうになっても、全然緊迫したシーンにならない。
ブラウン神父は絶対に死なないし、怪我さえしないで事件は解決するというパターンが出来上がっているので、鑑賞中心は穏やか。
ブラウン神父が次々に事件を解決しているのに、それを刑事が気に入らず、とかく神父の邪魔をするという設定もありがちで、見飽きているはずなのに、心地いい。
2人のやり取りは、まるでベテランの漫才のように円熟している。
ドラマは大きく分けて2種類ある。
この2人は一体どうなるの? 的なドキドキハラハラなものと、パターン化した中で物語を転がしていくものの2種類。
どちらにも良さはありますが、私はどうやら後者を好きみたい。
なんだかんだ言いながら、最後のシーズンまで見続けそうな気がしてきます。
シーズンはいくつまであるのだろうと調べたら・・・10シーズンまであると判明。
1シーズン10話なので100話。
そ、そうか、100話か。
と、ちょっと腰が引けてしまいますが、この調子ならイケるかもしれないとも思ってしまう。
そんなドラマです。
冬の準備はもう済ませましたか?
私は冬支度だけは、開始時期が世間の皆さんより早い。
他のことは押し並べて遅いのですが、寒さに対する準備だけは、とっとと始めることにしています。
冬用の厚い布団を引っ張り出す。
湯たんぽを押入れから出す。
そして加湿器も出します。
加湿器の外ぶたパッキンを取り換えようと、ドライバーを準備。
取説によれば外ぶたパッキンは消耗品なので、1年に1度交換する必要があるらしい。
大事なことなのか、何度も取説に書かれていました。
でも毎年って、どうなの、それ。
と、何故か素直に受け入れられない。
外ぶたパッキンは大した金額のものではないのに、2年ぐらいイケるんじゃないの? と根拠もなしに、使用できる期間を倍にする。
交換するのは面倒だけれど、なにかあったらマズいから、一応先に買っておこうとネットで購入。
だからパッキン自体はすでに用意済み。
交換だけしていなかった。
そして気が付けば3年目となるシーズン突入まで、カウントダウンが始まる時期に。
さすがに交換しようと、加湿器のメーカーの公式サイトで取り外し方と、取り付け方の動画をチェック。
動画を真似てネジを外してパッキンを外す。
買っていたパッキンを取り付ける。
が、なんだかパッキンが、ピタッと外ぶたにフィットしない。
隙間が出来ちゃう。
取り付け方を間違えたのか。
もう一度動画をチェック。
やり方は合っている。
しばし眺める。
それから10分ほど経って、ようやく気が付きました。
2年前に買ったパッキンは劣化してしまったのだと。
やっちまいました。
交換する気もないのに先に買っておくなんて、愚かなことをしちまいました。
ゴム製品は使用していても、使用していなくても、劣化するという事実を、どうして気付かずにいられるのでしょう、私は。
これまでだってゴム製品が劣化することを、何度も見てきていたというのに。
書類を束ねていた輪ゴムが、数年で伸びて、切れてしまうのや、スーツケースのキャスターが、ボロボロになったのを見てきました。
パッキンだってゴム製品。
2年も放置したパッキンは劣化すると、予想してしかるべきでした。
そもそもそういう特性があるからこそ、1年に1度交換してくれと、メーカーは言っていたのでしょう。
結局パッキンを新たに購入し、それを古いものと交換しました。
なにかあったらマズいと考えるなら、買うだけでなく交換しておくべきでしたね。
これからは取説通りにする女になる。
と、心に誓いました。
サッカーワールドカップ、カタール大会に臨む選手が発表されましたね。
発表前から予想して盛り上がっているファンもいたようですし、メディアでも解説者たちが、独自の視点で予想していました。
で、私は、というと・・・毎度予想はしません。
それよりも選ばれなかった選手に、インタビューなんてしないでねと、すでに選に漏れた選手のことを考えてしまう。
選ばれなくても劣っているということではなく、あくまでも監督が考える戦い方に、フィットしなかっただけ。
選に漏れた選手たちには、そう思って欲しい。
だから「今のお気持ちは?」なんて聞かないで、そっとしておいてあげて欲しいのです。
なんて、勝手に心情を推測していますが、選手たちはもっとタフでしょうか。
日頃から選んで貰えず、ピッチに立てない経験を何度も経験しているはず。
選ばれなくても腐らずに練習を続けて、コンディションを保ち、出場の機会を得られた時には、精一杯のパフォーマンスを披露して、次の試合にも出して貰えるようにアピールしなくてはいけない。
選手たちはそんな過酷な毎日を過ごしています。
だからメンタルもタフかも。
私の心配なんて不要で、もう次のことに目を向けているかもしれませんね。
友人A子の娘さんがバスケットボールの選手でした。
高校生の時に好成績を収めて実業団に入団。
A子は娘の晴れ舞台を見るべく試合会場へ。
残念ながらベンチスタート。
そりゃそうよね、まだ入団したばかりだもの。
と、母親は思う。
その日、出場機会はなく試合終了。
まだこれからとA子は思う。
が、結局そのシーズンは一度も出場せずに終了。
来シーズンはきっとと、A子は思う。
その何万倍もA子の娘さんは思っていたでしょうが。
そして始まった2年目のシーズン。
やはりベンチにいる。
出場させて貰えない。
A子は「大変申し訳ないが誰か怪我して貰えませんか」と願っていたという。
怪我人が出れば、自分の娘に出番が回ってくるのではと考えた模様。
そこまで母親も追い詰められていた。
3年目になってようやく出場するように。
でも途中で交代させられたりして、レギュラーに定着出来ず。
来シーズンこそと思っていたはずですが、戦力外通告を受けてしまいます。
選手としての契約は更新出来ないが、母体の会社で会社員として働くことは出来るという。
厳しい世界ですね。
娘さんは一週間泣き明かし、そこの会社員として働くことを選択。
大変です、スポーツ選手は。
現在の彼女は一児の母となり、幸せに暮らしているようです。
努力しても報われないこともある。
どっちかというと報われることの方が少ない。
それでも生きていく。
その先に別の喜びがあると信じて。
4回目のワクチン接種をしてきました。
4回目ともなると慣れてくる。
まず予約。
これまでの経験から、接種した日と翌日は体調不良になると予想されるので、それを見越した上で希望日を出す。
かかりつけ医はいないので、役所が設定した集団接種会場を調べる。
役所のサイトには予約開始は、とある日の18時からと書かれていました。
その日は18時に予約と付箋に書き、マグカップの定位置の横に貼っておきます。
どうせアクセスが殺到して、予約ページにまで辿り着けないのだろうと思いながらも、開始直後にアクセスしてみる。
すると何故かスルスルと目的ページに無事到着。
なにか私は大きな勘違いをしていて、実は予約開始は先週からスタートしていた、なんてオチでしょうか。
希望日の予約状況をチェックしてみると・・・どの時間帯も空きがたっぷりある。
そうなの?
もう皆さんは4回目は打たないと決めたの?
疑問をもちながらも、取り敢えず希望の日時で予約。
2日間は仕事を入れないようスケジューリングをして、いざ接種会場へ。
そこには大勢の人が。
あらあら。
ネット予約があまりにスムーズだったので、ワクチン接種をしない人が増えているのかと思ったら、そうではなかったみたい。
アルバイトでしょうか。
大学生のような若い男性たちが「こちらです」「ここでお待ちください」と、どんどん指示を出してくるので、ひたすらその指示に従う。
アルバイトたちは慣れている。
そして接種希望者たちも慣れている。
はいはいと指示に素直に従っている。
もう皆が慣れている。
次はいよいよ注射だなと判断すると、上着を脱いだり、シャツから片腕を抜いたりして、指示されるより前に準備しちゃうぐらい。
私の番になったのでブース内へ。
ドクターが事前に記入してあった問診票をざっと見る。
恐らくなんにも見ちゃいない。
医者も慣れ過ぎていて、一人ひとりに寄り添った対応なんてことをする気はゼロ。
こっちも期待していない。
「前回ワクチン接種をして問題ありませんでしたか」と医者から聞かれたので、「3回とも当日と翌日は体調不良になって寝込みました」と答えましたが、「あぁ、そうですかぁ」と言われただけ。
この医者との儀式って、いる?
実際に注射を打つのは看護師さんだし。
接種が終わると、待機所に置かれたパイプ椅子に座り、もう帰ってもいいと言われるのを待つ。
大型モニター画面では何故かパンダが生まれて、育っていく様子を追った映像が流されていて、それを3回見させられたところで、やっと呼ばれて帰宅を許される。
帰宅後は体調不良になるのを待ちながら、読書をしたり、DVDで映画を観たりする。
が、なかなか体調不良にならない。
これまでとは違う。
気が付けば普段の就寝時刻に。
明日か。
きっと明日、一気に体調不良に襲われるんだよと、自分を慰めているんだか、励ましているんだか、よくわからない事態に。
で、翌日。
ひたすら体調不良になるのを待ちながら、読書と映画を堪能。
ただののんびりした休日状態になっている。
結局、4回目にして初めて、体調不良にはなりませんでした。
身体もワクチンに慣れたということなんでしょうかね。