今年もあと僅か。
どんな1年でしたか?
まさかこの1年もコロナに翻弄され続けるとは、思っていませんでした。
いつになったらマスクを外せるのでしょうかね。
換気をしたり、手洗いをしたり、密を避けたりしながら、以前の生活スタイルに、徐々に近付けていくといった感じでしょうか。
私はスケジュール帳に、やることをなんでも書いておきます。
仕事は勿論、プライベートの予定や掃除のことまで、なんでもです。
予定していたことを実行したら、スケジュール帳に書かれたその文字の上に<済>のハンコを押して、小さな達成感を得るようにしています。
が、予定通りにいかないことは、ままあります。
そんな時には取り敢えず、その文字の上に<済>のハンコを押してから、翌日の欄に改めて予定を書き入れます。
夏頃に<ベランダの掃除>という予定を、スケジュール帳に書きました。
が、私の中での優先順位が低く、後回しにしてしまう。
結果<済>のハンコを押しては、翌日の欄に改めて書き入れる行為を繰り返すはめに。
そして年末に。
いっそのこと<ベランダ掃除>というハンコを作って、それを毎日スケジュール帳に押したらいいのでは、との考えも浮かびますが、そんなことを言っている場合じゃなくて、来年こそはさっさと掃除をしようと心に誓いました。
2022年は作家デビューして20年目の年でした。
この節目の年に「残された人が編む物語」と「息をつめて」を発表することが出来ました。
機会を与えてくださった皆さんに感謝しています。
1年があっという間で、月日が経つのが早いのなんのって。
そして20年という月日もあっという間でした。
デビュー作を手にした時の嬉しさと感動は、つい昨日のことのように、はっきりと覚えています。
毎日ひたすら小説を書き続けてきました。
しんどい面もありますが、幸せな時間でもあります。
そうじゃなければ20年も続けられません。
気が付けば、書くことが生きることになっていました。
これからもコツコツと、一途に小説を書き続けていきたいと思っています。
来年もよろしくお願いします。
ちょっと大きな街に行く用事がありました。
ダウンコートを欲しいと思っていたので、アパレルショップがその街にあれば、立ち寄りたいと計画。
ネットで店舗検索をしたら・・・ありました。
定休日を確認しようと詳細ページを開く。
するとこの店舗で買うことが出来ますと書いてある。
なにを言っている。
当たり前じゃないのと思った瞬間、はっとしました。
そうか。
今は試着するためだけの店舗が増えていると聞いたことが。
客はリアル店舗で試着をしたら、買い物はネットでという新しい購入の仕方があるんでしたっけ。
だからわざわざHPで、ここで買うことが出来ると説明しているのでしょう。
買い物の仕方はこんなことになっているんですね。
確かに実際に見て、試着出来るのはいいとして、その場で買えないことに客は不満はないのでしょうか。
一旦冷静になって検討する時間が必要?
試着して気に入ったら、その場で買いたいですけどね、私は。
どこぞのページにアクセスさせられたり、カード番号の入力をさせられたりするより「これ、ください」と言って、店員さんにカードを渡す方が私の場合、早いんですけど。
結構昔から通販好きの私。
これまで数々の失敗を経験してきました。
モデルさんが着ている時はあんなに素敵に見えたのに、商品を着て鏡の前に立ったら、全然素敵じゃないというパターンが多い。
これは通販会社が悪いのではない。
こっちの問題。
スタイルのいいモデルさんが着た時と、ずんぐりむっくりの私が着た時では、同じ仕上がりになる訳がないのですから、素敵とか言ってないで、サイズ表を穴の開くほど見なくてはいけないのに、それを怠る。
最近はさすがにサイズ表をちゃんとチェックした上で、買うことが増えてはいますが、それでも着てみたら、ちょっと違うというケースはあります。
解決策は直しに出す。
これしかない。
引越しをした時、スーパーと書店の場所をチェックした後で、次に調べたのが服のお直しをしてくれるショップの場所でした。
近くに3店舗あると知り、この街で一生生きていくと決めました。
最近よく買っているお気に入りの服のブランド。
そこの丈が私にはちょっと長い。
直して貰おうと、3店舗の内の1つに持ち込みました。
料金を聞いた瞬間「うっ」と声が出そうになるほど、予想していた金額より高かった。
マスクをしていたのに、私が高いと思ったのが顔に出ていたようで、店員さんが申し訳なさそうに「ニットなので」と理由を告げました。
セールで買ったので、お得な買い物をしたと喜んでいたのですが。
これからはお直し代金も考慮した上で、買い物をしなくてはと思いました。
病院の待合室には結構な人が。
自分の番はまだまだ先の模様。
こんな時、皆さんはどうしますか?
スマホを弄ると答える人が多いでしょうかね。
私は周りにいる人たちを観察します。
実にいろんな人がいて全然飽きません。
先日訪れた病院でもこのような状況でした。
見ないようにして周囲の人たちを見ていると・・・40代ぐらいの男性が、鞄から栄養ドリンクを取り出しました。
そしてパキンと音をさせて開封すると一気飲み。
ええっ。
これから診察なんですよね。
血液検査する可能性はゼロなの? と聞きたくなりました。
私の場合は診察前にはコーヒーや紅茶などは飲まず、水ぐらいにしておきます。
コーヒーや紅茶が、血液検査に影響を与えないのかもしれませんが、なんとなく。
その男性の隣でスマホを見ている女性は30代ぐらい。
彼女がワンピースを着ていることに気付きました。
我が家では病院へは、ワンピースは着て行かないという決まりがあります。
これは診察のために、医者から服を脱ぐように言われる可能性があるから。
上下に分かれていない服だと、不必要に全部脱ぐはめになり、とんでもなく恥ずかしい格好になるからです。
彼女は医者から、服を脱いでと言われない確信があるのでしょうか?
少しして70代ぐらいの男性が受付に。
予約はしていないと言います。
受付の女性スタッフから「かなり待つことになりますよ」と言われた男性は「いいよ」と了承。
そこは大学病院の皮膚科。
他院からの紹介状をお持ちですかと聞かれた男性は「ない」と即答。
スタッフから紹介状がない場合は、初診料の他に5千円の追加料金を貰うと説明を受けた男性は「いいよ」と気軽に答えました。
そして男性はソファに腰掛けました。
しばらくして看護師さんが男性の元に。
「今日はどうされましたか?」と事前問診を始めると、男性は答えました。
「水虫になっちゃって」と。
おい。
水虫ごときで大学病院に来るんじゃねぇと、その場にいる人たちを代表して、声を上げそうになりました。
あんたのような人がいるから、大学病院は混んでしまうんだよと言ってやりたくなった私を、多分誰も責めないと思う。
時間とお金があるんでしょうかね。
こういう人に来させないようにするには、追加料金をもっと高くしないとダメなのかも。
そこへ1歳ぐらいの女の子を抱っこした女性が登場。
ママらしき人に抱っこされた女の子はご機嫌な様子。
が、女性が診察室のドアを開けた途端、その腕の中の女の子が大声で泣き始めました。
扉越しにも聞こえてくる女の子の悲痛な泣き声。
頑張れと扉越しに心の中で応援。
4、5分経ち、診察を終えたらしい女性と女の子が、診察室を出てきました。
その途端、女の子はぴたっと泣き止みました。
もう怖い思いをしなくて済むと感じたのでしょうか。
ところがどっこい、診察はまだ終わっていなかった。
女性は看護師さんから別室に呼ばれます。
その部屋に入った瞬間、また女の子の泣き声が。
一体なにをされているんだろうと心配になります。
少しして女性と女の子が部屋から出てきました。
たちまち女の子は泣き止みます。
個室に入ったら怖いことをされると、完全に学習している感じ。
頑張れ、女の子。
このように観察をして長い待ち時間を過ごします。
こうした経験が、小説を執筆する時になんらかの参考になっているような気がします。
なにかと頂きものが増える時期。
お歳暮を頂戴するのです。
こっちの方がお世話になっているので、私から贈らなければいけないと思うのですが、何故か頂戴します。
恐縮しながらも有り難く頂いています。
コロナが流行する前には、クリスマスパーティーと銘打った会に出席することがあり、そんな時には決められた予算内のプレゼントを用意しました。
持ち寄ったプレゼントに番号を付けて抽選会をしたり、歌を歌いながらプレゼントを隣の人に渡していき、歌が終わった時に手にしていたプレゼントを貰えるといった、バケツリレー方式だったりと方法は色々ですが、どんな方法でも一番盛り上がる。
プレゼントを選ぶのは結構大変。
だけど楽しい。
センスが問われます。
一度悩みに悩んだ末に、海外の作家の本にしたことが。
赤い紙で包み金色のリボンを付けました。
が、見るからに本とわかっちゃう。
それは無粋だろうと思った私は、たまたまあったシャネルの紙袋に入れました。
シャネル製品なんて買ったことがないのに、どうして手元に紙袋があったのかは覚えていません。
恐らく誰かから、なにか別のものを入れた状態で貰い物をして、その袋を取っておいたのでしょう。
で、本をシャネルの紙袋に入れてクリスマス会に参加。
そしてメインイベントの、クリスマスプレゼント交換タイムが到来しました。
私がバッグから紙袋を取り出した途端、目ざとく見つけた1人が「シャネルー」と叫びました。
すぐに参加者全員が「シャネル、シャネル」といったコールを開始。
私は慌てて「違う違う。袋だけ。中身はシャネルじゃない」と否定しました。
すると「なーんだ」と皆が一気にがっかりする。
そこまであからさまに、がっかりしなくても。
そもそも決められた予算で買えるシャネル製品などないって、わかるでしょうに。
それにしても恐るべしシャネルの力。
皆のテンションを、一気に上げてしまうパワーがあります。
今年は久しぶりにクリスマス会が行われる予定でしたが、友人らの中に複数のコロナ感染者が出たため、お流れとなりました。
来年こそはマスクなしで、思いっ切りクリスマス会を楽しめますように。