都民割

  • 2022年09月08日

ぼんやり生きていたら、突然都民割が復活していてびっくりしました。
コロナの第7波はなかなか治まらないなぁなんて思っていたところだったので、東京都が人と金を動かすための企画、都民割を復活させるのは、もっと先だろうと思っていました。
ぼんやりしていたのは私ぐらいで、皆さんはちゃんとそういう情報をキャッチされていて、すぐにホテルは満室になり、好調なスタートを切ったんだとか。

私の周囲は慎重派が多いせいか、それじゃ行こうよという話には全くなっていません。
こんな慎重派の私たちも、心置きなく旅を楽しめる日が早くきますように。

ライター時代にホテルや旅館の取材をする機会が多く、その大変さとご苦労を見聞きしていました。
宿泊業界や旅行業界で働く皆さんは、コロナによって大きな打撃を受けたでしょうから、こうした機会を弾みにして、復活を遂げられるといいですね。

取材をしていた頃からホテル好きだった私が書いた小説「総選挙ホテル」がまたまた重版になります。
これまで以上に入手し易くなると思われますので、未読の方はこの機会にぜひ。

ぼんやりしている人にも夏は来る。
「この夏はどうしていたのさ?」という質問には、「休むことなく毎日フツーに執筆していました」と答えさせて頂きます。
フリーランスになった時から「夏休み」とはオサラバしました。
「夏休み」というのは会社員の皆様が楽しむものであって、私のような浮き草稼業の者は、味わってはいけないものでございます。

それじゃ気分転換はどうしているの? とよく聞かれます。
ここ最近はココアを飲んでひと息つく時間が、私のリラックスタイムになっています。
牛乳ではなく、アーモンドミルクで入れたココアを毎日のように飲んでいます。
そうそう。
先日こんなことがありました。
いつもネットで日用品を買う時に、アーモンドミルクも購入しています。
200mlサイズのものが24本のセット売りしているので、これを。
でも24本だと結構嵩張るので置き場所を取る。
半分の12本セットはないだろうかと、サイトのページを見てみたら・・・あった。
12本セットという文字が。
良かった良かったと、他のものと一緒にカートに入れて購入。

翌日宅配便のいつものお兄さんが、荷物を運んで来ました。
珍しく段ボール箱を台車に載せている。
アーモンドミルクはいつもの半分にしたのだけれど、コピー用紙も買ったんだったっけ? と思いながら、そこに置いてくださいと、上がり框を指差す。
お兄さんがどっこいしょといった感じで、荷物をそこに置く。
重そう。
このように重そうな荷物の時、私はどうするか。
足で蹴って廊下を滑らせるようにして、前に押し出して部屋の中に入れます。
行儀が悪いですけど、なにか?
腰を痛めてしまうよりはいい。
で、足で蹴った。
が、段ボール箱はびくともしない。
これまで経験したことがない重量感。
その瞬間、私の胸には嫌な予感が溢れ捲る。
私はまた注文を間違えたのか。
その場で開けてみたら・・・1000ml入りのアーモンドミルクが12本入っていました。
あぁ。
またやってしまった。
ネットで液体を買う時は、その容量をチェックしなくてはいけないのに。
そしてこれまで以上に置き場所に困る事態に。
棚の中には収容出来ず床に直置き。
これが邪魔で邪魔で。
狭いキッチンで料理中、ちょっと動く度に足先をアーモンドミルクにぶつけてしまい、呪詛の言葉を吐く毎日です。

金融教育が

  • 2022年09月05日

金融教育が日本の国家戦略になるそうです。
確かに大事な知識の1つですよね。

私が子ども時代に、この金融教育なるものを受けておきたかった。
そうすれば大学生の時の就職活動で「株ってなに?」といった疑問を、もつことはなかったでしょう。

やりたいことや、得意なことがない、ポンコツ女子大生だった私にも就活の時期がやってきた。
電話帳のような厚さの情報誌を買ってみる。
当時はバブッていたので、証券会社の給料が滅茶苦茶良かった。
給料は安いところより、高いところの方がいいだろうと、証券会社が掲載されているページを開く。
ページを捲り始めると、すぐに疑問が1つ浮かんだ。
証券会社って、なにするところ?
多分・・・株を売買する時の手数料を貰っているっぽい。
えっと、株ってなに?
と、ここで思考停止。

今ならネットで調べれば、すぐに答えが出てきますが、当時はそういったものは存在しなかった。
近所の書店で株という文字が、タイトルに入っているビジネス書を立ち読みしてみましたが、なんだか難しくって却ってわからなくなる。
お金を払って株を買うという人がいて、その人はその株が値上がりしたら売って、その差額が儲けになるっぽい。
でも株が値下がりしたら?
と、珍しくデメリットに目を向ける。
そしてなんだかヤバい世界だぞと認識。
ギャンブルの要素があってちょっと怖い。
と、不完全な理解で恐怖だけを覚えてしまい、結局証券会社に就活はしませんでした。
21、2歳頃にざっくり得た知識が、その後更新されることなく現在に至っています。

友人たちはどうかというと・・・結構詳しい人が多い。
「〇〇に預け替えたわ」とか、「〇〇を少額で始めてみたわ」とか、金融商品名をさらっと口にして、私を驚かします。
凄いねぇと感心するだけの私に、友人らは言います。
銀行や証券会社などでは、無料で参加出来る勉強会がたくさん用意されているんだから、その気になれば、いくらだって学ぶことは出来るのよと。
そっか。
今からでも学べるのか。
囲碁を趣味にしたかったけれど挫折をした私は、現在趣味探しの真っ最中。
「趣味はなんですか?」と聞かれて、「投資が趣味ですの」と答えるのはちょっと格好いいかも。
俄然興味が湧いてきました。

ブローチを

  • 2022年09月01日

突然、ブローチが欲しくなりました。
顔周りにキラキラしたものが必要だと思ったのです。
ピアスの穴は開けていないし、イヤリングは耳たぶが痛くなるのでNG。
だとするとネックレスが有力候補になりますが、これがなかなか難しいお年頃になってきました。
首が年齢と共に痩せてきているので、華奢なネックレスは似合わない。
でも海外のマダムがするようなごっつい、個性的なネックレスは私の顔とは合わない。
かといってなにも付けないとなると、貧相な感じに。
そこでブローチかもしれない・・・と考えたのです。

そしてブローチ探しの旅が始まりました。
アクセサリーを買う時によく見る、ブランドのサイトを訪問してみると・・・ブローチは2モデルしかない。
指輪やネックレスなどは、何ページにも亘って商品がずらっと並んでいるのに。
ブローチを全然推していない感じがアリアリ。

そこで今度は、個人が手作りアクセサリーを出品しているサイトにアクセス。
こちらには大量の商品画像が並んでいました。
この違いはなんなんでしょう。
ブローチは個人で作り易いアクセサリーなんでしょうか。

値段は1000円以下のものが多く、様々なデザインのブローチが出品されています。
今度はあまりにたくさんのブローチがあって迷ってしまい、決めるのが難しくなってしまいました。
そうこうしているうちに、そのサイトには文房具の出品もあることに気付きました。
ハンコや便箋、マスキングテープなどのオリジナルデザインのものが、出品されています。

オリジナルの文房具類が大好きな私は、夢中で品定め。
空き時間にちょっと見てみるつもりだったのに、気が付けば1時間が経過していました。
そうして1時間も夢中で見ていたにも関わらず、欲しい物を絞り込めずにタイムオーバー。
その日のうちにしなくてはいけない仕事に、戻らねばならない時間です。

明日またオリジナルハンコを検討しようと決めたところで、はっとする。
私はブローチを探していたはずなのに。
どのハンコにするかを、考えるようになってしまっていました。

ネットでの買い物って、しばしばこんな風に、目的が途中で変わっちゃいませんか?
えっ? 私だけ?
失礼しました。

それから1週間が経過。
結局、ブローチは未だ購入しておらず、オリジナルハンコのオーダーだけが完了しました。

折り込み広告

  • 2022年08月29日

新聞の折り込み広告を見るのが好きです。
最近目立つのは小学生向けの塾のチラシ。
生徒募集の方法として、折り込み広告が有効な業種なのでしょうか。

こういうチラシには大抵、賢そうな子どもが勉強している写真や、キラキラした瞳で手を挙げている写真などが掲載されています。
どこも素晴らしい塾のように見えて、決めるのは難しそう。
ネットで調べれば、口コミを読むことは出来るでしょうが、そうした口コミをどの程度信用するかという問題が。

口コミの中に否定的なものがあったとしても、もしかしたらその書き込みをしている人の方に、問題や勘違いがあって、トラブっただけかもしれない。
1つの否定的な意見で印象が左右されてしまう、恐ろしさがありますね。

前に住んでいた街で皮膚科を探していた時のこと。
ネットの口コミで物凄く評判がいいクリニックを発見。
ドクターが素晴らしいというコメントがやたら多くて、これだけいいコメントが多いところなら大丈夫そうだと判断し、受診しました。
ところが、ここがとんでもなかった。

ドクターがこちらの話を聞かない。
「この症状はいつから?」と聞かれたので、「15日から」と答えたら、「症状が出てから2、3日ね?」と言われたので、「いえ、15日から」と否定しました。
すると「2、3日?」とまた聞いてきて、しつこい。
だから「いえ、15日に症状が出たので、1週間前からです」と答えると、ドクターは一気に不満そうな顔に。
私のなにかいけなかった?
訳がわからない。
私の答えでモチベーションが落ちたのか、それから一切質問をしてこなくなり「薬を出しておきますから」で終了。
病名や薬の塗り方など、フツーするであろう説明はゼロ。
待合室で会計の順番を待ちながら、どうしてここが、ネットであれだけ評判が良かったのだろうと不思議に思いました。
結局のところ、自分で実際に体験してみないと、本当のことはわからないんですよね。

だったらネットからの情報は一切いらないのかというと、そうではない。
やはりそこから取れる情報に助かることも。

今の街に引っ越して1年弱。
土地勘のない街でどこにクリニックがあるのか、また診察時間や休診日などといった情報が、ネットから取れるのはとっても助かる。
が、昔ながらのクリニックが多いようで、今時ホームページがなかったりする。
地図で見ると、そこに病院があるらしいのですが、そこの公式サイトが見当たらない。
またあったとしても「これ作ったの、いつ?」と言いたくなるような古びたデザインのサイトで、却って不安になるようなところも。
ただネットに対する情熱は少なくても、名医の可能性はある。
いいドクターに出会えるかどうかは、結局体当たりして、自分で見つけていくしかないってことのようです。

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