マスクで

  • 2023年02月16日

マスクをするか、しないかを自分で判断することになるようです。
私は眼鏡がくもるのでマスクはしたくない。
でも混んでいる電車の中などでは、マスクをしたい気もする。

以前、咳喘息を患った時にはとっても大変な目に遭いましたし、慢性副鼻腔炎があり、耳鼻咽喉系が弱い私は万全を期したい。
なので、しばらくはその場その場で考えて、着脱することになりそうです。

そうなると、外した時、そのマスクをどうするか問題が。
そういえば、どこかでマスク入れなるものを貰った気が。
雑多なものを入れている箱をひっくり返したら、ありました。
どこかで貰ったマスク入れ。
プラスチック製の薄い形状で、そこに平らな状態にしたマスクを収められるもの。
これを持ち歩こうと思います。

先日、友人A子とデパートの入り口付近で、待ち合わせをしました。
そこは待ち合わせ場所として有名で、その日も30人ほどが人待ち顔で立っています。

A子を探します。
が、皆がマスクをしているため、じっくりとチェックしないと見逃しそう。
そこで嘗め回すようにガン見。
赤の他人をこんな風にガン見しては失礼だと思うものの、そうでもしないと分からない気がする。
なにせ、A子と会うのは十年ぶり。
お互いに十年分の年月が顔に現れているはず。
記憶の中の顔とは差があるはずで、それを私の脳が繋げることが出来ない可能性が。

そこにいる人たちのチェックを終えて、A子はまだ来ていないと結論。
しかしどうも自信がない。
A子にメールをして「今、待ち合わせ場所にいるんだけど、あなたはまだ来ていないよね」と確認。
すると「待ち合わせ場所にいるけど」と返信が。

あぁ、やっぱり。
近くにいるのに互いがわからないという状況でした。
「何色の服を着ている?」と尋ねると、「黒」との回答が。
残念ながら黒いコートを着ている人は多く、全然絞り込めない。
しょうがないので「右手を挙げて」とメール。
そして片手を上げて、スマホを耳に当てている人を発見。
A子でした。
彼女のことはガン見した範囲にちゃんと入っていたので、チェックしたはずなのですが、A子とはわかりませんでした。
目だけでは難しかったようです。
私が知っているのは十年前のA子の目で、今の目とは違う。
そういうことでしょう。
それは私もなのですが。

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