鉛筆を
- 2023年04月24日
しょっちゅうシャーペンがダメになります。
乱暴に扱っているつもりはないし、酷使してもいないはずなのに何度も買い替えるはめに。
相性が悪いのでしょうかね。
原点回帰しようと鉛筆を久しぶりに購入。
色鉛筆を買った時に付いていた、小さな鉛筆削り器で削る。
すぐに鉛筆のにおいが立ち上がってきて、懐かしい気持ちに。
小学生の頃、電動鉛筆削り器が登場しました。
その衝撃はハンパなかった。
電動鉛筆削り器を入手した子は、すぐにリストアップされ、その子の家に遊びに行きたがる子が続出。
筆箱持参でその子の家に行き、恐る恐る穴に鉛筆を突き刺すと、予想以上の振動にビビったりしたもんです。
我が家に電動鉛筆削り器はなかなか導入して貰えず、そうこうするうちにシャーペンが登場したため、鉛筆そのものを使わなくなりました。
だから鉛筆を手にするのは相当に久しぶり。
これで筆記具の不具合に、苛つかなくて済むぞと喜んでいたのですが・・・。
私はアナログで紙のスケジュール帳を使用しています。
そこに予定をどんどん書き込んでいくのですが、鉛筆の先がすぐに太くなってしまう。
小さなスケジュール帳なので、太い芯で書くととっても見にくい。
だからしょっちゅう鉛筆を削ることに。
これがメンドー。
箱買いしたので12本もあるのだから、この鉛筆を使い切るまでは我慢しようと思ったのですが、メンドー臭さに負けました。
シャーペンを購入。
常に一定の細さを保ってくれる芯先によって、ストレスはゼロに。
そんな折、シャーペンの芯の買い置きがなくなりそうに。
買い物予定リストに、シャーペンの芯と書いておく。
新聞を読んでいたら・・・鉛筆の特集記事が。
なんとこの20年で、2Bが主流になったと書いてある。
びっくり仰天。
鉛筆もシャーペンも、HB一辺倒だった時代を私は過ごしてきたのですが、いつの間にそんなことに?
そもそもなぜHBを選んだのかは、全く覚えていないのですが、私だけに特殊な好みがあったとは思えないので、恐らく周りの子どもたちが皆HBだったからでしょう。
以降、HB一筋。
他の濃さを選ぼうなんて気は、さらさら生まれなかった。
が、その記事によれば、すでに20年前の時点でHBの出荷数は14%で、主流ではなかった。
情報を更新せずに生きてきたんですね、私は。
そして今やHBの出荷数は5%で、70%が2Bだそうです。
改めて振り返ると何故HBに固執してきたのか・・・皆目わかりません。
老眼の身なのですから、濃い方がいいに決まっている。
急いで買い物予定リストにある、シャーペンの芯の欄に2Bと書き足しました。