名簿を

  • 2024年02月08日

派遣社員として働いていた企業から、顧客情報を不正に複製し、それを名簿業者に送信した罪に問われた人が逮捕されたという。

まず名簿業者なるものが存在していることにびっくり。
業者が存在するからには、ビジネスとして成立しているのでしょう。
ということは、顧客情報を盗まれている企業は多いということ。
おいおい、ですね。

そしてこうした情報を買っている企業も、たくさんいるのでしょう。
そうじゃなければビジネスにはなりませんから。
買った企業はその情報をどうするのでしょうか。
DMを送るとか?

昔はたくさんのDMが届いたものでした。
聞いたこともない会社が、封筒に私の住所と名前をしっかり印字した上で、売りたい商品のチラシなどを送りつけてくるのです。
でも最近はこういったものは届かなくなりました。

そういえば電話は相変わらずあります。
いらなくなった物を買い取りますという業者からです。
ただし私の情報を知っていて掛けているのではなく、片っ端から電話をしているといった感じ。
「ただいま〇〇区内の不用品買い取りキャンペーン中です」という台詞を向こうは言うのですが、その区に私は住んでいなかったりするから。

その時々で、名乗る会社名や店名が違っているので、1つの会社がやっていることではなさそう。
だとしたら、業界として電話営業がスタンダードになっているっぽい。
これでどれだけの成果があるのでしょう。
「丁度良かった。売りたい物があるのよ」なんて、とんとん拍子に進む確率って、どれくらいなのでしょう。
相当低そうに私には思えるのですが。

先週、一本の電話が。
カタコトの日本語で「コンニチハ」と言う。
そして「ワタシは・・・」と話し出す。
普段の私は「いらなくなった物を」の台詞の「いらなく」の段階で、電話を切るのを旨としているのですが、この時ばかりは彼の台詞を最後まで聞いてしまいました。
下手なりにあまりに一生懸命話そうとしているから。
これが向こうの作戦だったのかも。
いろんな営業手法があるものです。

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