今年は

  • 2024年02月12日

今年はオリンピックの年。
どんなドラマを見ることになるでしょうか。
今からワクワクしています。

現在はオリンピックの出場選手を決める選考会が、盛り上がっていますね。
オリンピックに出場するには、まず日本の代表選手に選ばれなくてはいけない。
それぞれの競技によって選考ルールがありますが、どの競技もこの競争は熾烈。
全選手が人生を賭けて勝負してくる中で、結果を出さなくてはいけないのですから大変です。

オリンピックへの出場権を獲得した選手、獲得出来なかった選手、次のオリンピックを目指す選手、アスリート生活を終えることにする選手・・・すべての選手に拍手を。

夢破れた選手はたくさんいるでしょう。
でもその経験は、きっとその後の人生の糧になる。
そう私は確信しています。

最近は10代で海外に渡る日本人アスリートが、増えているそうです。
より厳しい環境に身を置くことで、力が付くのでしょう。

A子の娘さんは中学と高校でバレーボール部に所属。
強豪校だったらしく、部員がたくさんいてレギュラーにはなれなかった。
当然実業団から声は掛からない。
A子は、大学でバレーボールを続けるのだろうなぐらいに思っていたそう。

ところが娘さんがイタリアに行くと言い出した。
高校でレギュラーになれなかったのに、イタリア行ってどうするのとA子は引き留めようとしたらしいのですが、娘さんの意志は固い。
そこまで覚悟をしているならと、A子は娘さんを応援すると決め、イタリアに送り出したそう。

セリエA2の練習生としての生活がスタート。
言葉の違い、習慣の違い、文化の違い、バレーボールの練習の違いなど、様々なことを乗り越えようと日々頑張ったそうです。

で、この娘さんがどうなったかというと、2年で練習生としての契約を打ち切られてしまい、無念の帰国となりました。
帰国後は看護大学に進学して看護師に。
入院中の子どもたちから「キリンさん」とニックネームで呼ばれる、人気者の看護師になりました。

すぐに叶えられるものは夢じゃない。
夢は大きい方がいい。
夢は遠い方がいい。
その方がきっと遮二無二頑張れるから。
夢に向かって全身全霊で頑張ったと思えたら、その結果が理想とは違っても、それもまた乗り越えられる。
そして次のステージではきっと花開く。
だからアスリートの皆さん、頑張れ。

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