取り敢えず、取っておくことにしています。
だから書類や物がどんどん溜まっていきます。
取扱説明書などを保管しているクリアファイルは、35冊あります。
凄い数です。
大きめの物入れにとにかく突っ込んでいたのですが、他に入れたい物があり、この35冊のクリアファイルをなんとかすることで、スペースを作ることに。
クリアファイルを引っ張り出し、毎日少しずつ中身を確認して、不用な書類を処分していきます。
すでに壊れて捨てたデスクライトの取扱説明書や、すでに解約した生命保険会社との契約書などが、どんどん出てくる。
また服を買った時の控えが大量にありました。
なんでこんなものを取っておくことにしたのか・・・。

ボタンなどの付属品があった時にフォルダーに入れ、それだけだと分からなくなるので、ネットショップの商品ページを印刷したものと、タグも一緒に保存したのでしょう。
いざ必要になった時に便利だろうからと、考えた気がします。
それがいつの間にか残しておくということが習慣化され、ボタンなどの付属品がない服のタグも、保管するようになったのでしょう。
なにやってんだか。
これじゃあ、ファイルが35冊にもなるはずです。
自分に呆れながらコツコツとファイル整理を進め、おおよそのゴール地点が見えてきました。
今の感じだと、残しておく必要のある書類を入れたファイルは3冊で済みそう。
物入れに結構なスペースを作れそうです。
3月12日に発売予定の小説「腕が鳴る」では、整理収納アドバイザーが登場します。
彼女は依頼者とがっぷりよつで向き合うため、片付けには時間が掛かります。
なにを捨てるのか、なにを残すのか。
どんな人生だったのか、これからどんな人生にしたいのか。
それが問われる行為だと彼女は思っているからです。
この整理収納アドバイザーの活躍を、楽しんで欲しいと思っています。
間もなく発売される新刊のご案内を。
3月12日に小説「腕が鳴る」が発売になります。
今回は整理収納アドバイザーが登場します。
彼女が依頼者の自宅に行き、カオスとなっている部屋を片付けていきます。
彼女は部屋だけでなく、依頼者の心と人生も整えていくのが信条の整理収納アドバイザー。
彼女が巻き起こす風によって、様々な人たちが変わっていきます。
その姿を描いています。

実は私は人の自宅を覗き見するのが大好き。
子どもの頃から外で遊ぶよりも、級友の家を見て回ることを望みました。
机を並べているだけでは決して見えてこないことが、その子の自宅を見ることで分かるような気がして。
他人の部屋を見たいとの思いは、現在までずっと変わらずあり、動画のルームツアーを視聴することも多いです。
狭い部屋を工夫して使っている動画は参考になりますし、豪邸の場合は、お金持ちのこだわりが面白いから。
また物凄く散らかっている部屋を、整理収納アドバイザーが片付ける動画も好きです。
とんでもない状態であればある程、私のテンションは上がります。
なぜ、他人の部屋のカオスが私の気持ちを上げるのか、よく分かりません。
これに比べれば私の部屋の混乱なんて、可愛い方だなと思えて、安心するからかも。
整理収納アドバイザーがどんどん片付けていく動画は、いつまでも観ていられる。
作業が終わり、ビフォーとアフターの写真が並べられると、ほほぉと感心します。
自分の部屋でもないのに、すっきりした気分になるのが不思議。
こうした動画を見続けているうちに、私も整理収納アドバイザーに、依頼してみようかと思うように。
で、ネットで探してみたら・・・結構な金額でした。
依頼するのは諦めて、小説に登場して貰うことにしました。
新刊「腕が鳴る」の発売まで約2週間。
いましばらくお待ちください。
駅近のホームセンターが人気だという。
ホームセンターといえば、郊外にあって、車で行くイメージがありましたが、最近は駅の近くに出店する小型店が注目を集めているらしい。
ここでは園芸用品などを揃えているようです。
現在の住まいはベランダが広い。
日当たりもバッチリ。
この環境を利用しない手はない、と思うのです。
洗濯物を外干しする女になると決めたのは、引っ越し直後のこと。
それまで住んでいた部屋は、外干しがNGだったので、マンションに備え付けの洗濯乾燥機を使っていました。
だから物干し竿をもっていなかったので、長めの物を二本購入。
「外干しって最高」と思いました。
鼻歌交じりに洗濯物をベランダに干したのは5日間ほど。
6日目になるとメンドー臭いと思い始める。
そして10日後には洗濯乾燥機をネットで購入。
それが届いた日から外干しをしなくなりました。
が、燦燦と降り注ぐ陽。
これを利用しないのはやはり勿体ない気が。
そうだ。
野菜を育ててみようと思い付く。

で、ネットで調べてみる。
最初は色々と買い揃えなくてはいけなさそう。
一斉に実がなったら食べ切れないなぁ、うちの冷蔵庫小さいからどうしよう。
などと豊作前提で困ったりしていました。
調べを進めるうちに、ベランダ栽培に初トライしたという人のブログに行き当たりました。
読んでみると・・・虫に襲われたという恐ろしい文章が。
都心でも野菜などの植物を育てれば、虫は必ずやって来て、そこで新たな生態系が生まれるのだとか。
防虫剤などである程度抑えられるようなのですが、自分が食べることを考えると、使用したくない。
そうなるとこんな風になってしまうと、写真付きで説明されていました。
虫が苦手な私。
急速にやる気が失われていきました。
結局、ベランダでの野菜栽培は取りやめに。
それなのに陽が差し込むベランダを窓越しに見ると、勿体ないと思います。
虫への苦手意識を克服する日は来るでしょうか。
去年の夏のこと。
普段利用しているネットスーパーで、米が買えなくなりました。
ネットショップ探しをして、なんとか販売しているところを見つけ、しのぎ切りました。
そして今。
またまたネットスーパーで、米を買えなくなりました。
すべての銘柄が売り切れ。
しょうがないので再びネットショップ探しをすると・・・高い。
売ってはいるが価格が超高い。
足元を見られている感がたっぷりです。
が、買わない訳にはいかないので渋々購入。
そんな中で、政府が備蓄米の放出を決めたというニュースが。
遅いでしょ。
やらないよりはいいけど。
テレビのニュース番組の解説では、米の生産量は増えているのに、何故か市場には出回っていないという。
これ、時代劇で見たことがある。
米の価格が上がって民は大騒ぎ。
暴れん坊将軍か大岡越前か水戸黄門あたりが、真相を探る。
すると価格を釣り上げるために、米問屋が在庫を隠し、市場に米を出さなくしているのが原因だったという話の回を、何度も見た記憶があります。
金ぴかの着物姿の役人と、米問屋の脂ぎった店主が座敷で酒を飲み、イヒヒヒと笑っていると、暴れん坊将軍か大岡越前か水戸黄門あたりがやって来て、立ち回りをする。
そして悪人を成敗。
民は米を買えるようになってほっとする・・・といった回です。

令和の時代になってもなお、似たようなことが起こるとは思ってもいませんでした。
令和の米騒動の原因は不明なものの、生産量が増えているのに市場に出ないということは、誰かが大量に買い漁り、値段を釣り上げていると考えるのが自然。
令和には暴れん坊将軍も大岡越前も水戸黄門もいないので、政府はようやく備蓄米を市場に出して、値段を下げるという作戦に出たのでしょう。
この作戦によって、米を溜め込んでいる人、或いは企業が、これ以上持ち続けても儲からないと判断し、在庫を市場に出すようになってくれるといいのですが。
マスクの時もありましたよね、似たようなことが。
コロナが流行し出して皆が右往左往し始めた途端、マスクが世の中から消えてしまった。
メーカーが頑張って作っても作っても、消えてしまう。
そしてネット上ではそれまでの十倍以上の価格で売られている、といったことが。
あの時、大量に買い漁り、高価格で転売しようとしていた人や企業は、結局儲かったのでしょうか?
売り時のタイミングを逸して、大量の在庫を抱えてしまい、大損したケースもあったのではないかと思うのですが。