やっと肌に合う化粧品と出合うことができました。
愛用していた化粧品が合わなくなって、肌の調子が悪くなり、しばしよりよき品を求める旅人となっていましたが、やっと見つけることができました。

それは敏感肌用と謳った品で、それまで使用していたものより半額程度の金額。
肌にも懐にも優しいので良かったです。
化粧品探しでまずするのは、トライアルセットを手に入れること。
今回様々なトライアルセットを購入し試してみました。
その中で感じたのは、トライアルセットはなかなか難しいという点。
例えば「手のひらにパール粒大を取り・・・」と説明書きに書いてある。
私がもっているパールのネックレスの粒は、懐事情によって小さいのだが、それぐらいのサイズでいいのだろうか。
と、迷う。
ま、ここは一般的にイメージするパールサイズなのだろうと考え、自分がもっているパールより2まわり程大きいぐらいの量を手のひらに出す。
一瞬迷うけれどこれなら問題なく進める。
「500円玉硬貨程度の量を手のひらに・・・」と書いてある場合も楽勝。
オッケーと大きな声で返事ができる。
時に「10円玉よりやや小さいぐらいの量を手のひらに・・・」と書いてあったりすると、眉間に皺が寄ってしまう。
「やや」に引っ掛かるから。
10円玉じゃダメっぽい。
わざわざ「やや」という言葉を入れているぐらいなのだから、10円玉サイズより小さいぐらいの量が最適なのでしょう。
が、非常にあやふやな指示。
1円玉より2まわり程大きいサイズとの表記ではなく、10円玉を基準にしたのはなにか理由があるのかと首を傾げる。
「やや」の具合がわからなくて困る。
中には「あずき2粒ほどの量を手のひらに・・・」と記された説明書きもありました。
なんか・・・細かい。
こうしたことはトライアルセットだから。
通常の容器では、ワンプッシュで適正な量が出てくるようになっていたりする。
しかしトライアルセットは簡易容器であることが多く、適量が自動的に出るといった機能をもたせることができない。
このため、使用者自らあずきの1粒ってどれくらいだっけと考えながら、手のひらに出さないといけない。
そうしてやっと慣れた1週間後には中身がなくなる。
また別のメーカーのトライアルセットを取り寄せてみれば、また別の表現での適量に対する指示がある。
「えっと、これはパールだっけ、あずきだっけ?」と混乱するようになり、説明書きを確認しようとすれば、文字が小さくて「ルーペどこだっけ?」とあたふた。
ふうっ。大変。
とため息を吐く日々でしたが、なんとか自分の肌に合う化粧品を見つけられたので、めでたしめでたし。
勝った。勝ちました。コロンビア戦。
いやぁ、良かった。

21時キックオフに合わせて、1日のスケジュールを決めていました。
あわせて自分のコンディションも、21時にピークが来るよう調整。
だって全力で応援するには、こっちも万全の体調でないとダメでしょ。
そして飲み物などを横に置いて準備万端。
試合に没頭するため、そうして準備した飲み物を、これまで口にしたことはないとわかってはいても一応用意。
香川選手のPK。
自然と両手は祈るように組んでいる。
そして歓喜。
相手チームが10人になっても、勝てなかった試合が思い出され全然安心できない。
数では少ないはずのコロンビアの選手が、ゴール前でどフリーになっていたりする不思議に首を捻る。
サッカーを応援している時、フォワード選手に感情移入していますか?
私はディフェンダーに感情移入するタイプです。
だからコロンビアの選手がボールを持つと、悲鳴を上げてしまう。
シュートを打たれる恐怖だけではなくファウルが怖い。
どうしようもなく怖い。
海外の選手は演技力が高くて、当たってねぇだろっていうのに派手に倒れ込み、大袈裟に痛がったりするから、ファウルを取られてしまわないかと心配でしょうがないのです。
私は昔からサッカーのジャッジはIT化して、正確にお願いしたいと思っていました。
今回はビデオ判定が採用されていますが、主審をサポートといった程度ではなく、むしろ複数のカメラで選手たちの動きを判断するというルールにして、主審はその結果を選手に伝える役割でいいんじゃないかと。
オフサイドの判断も、人の目よりコンピューターの方が正確だと思うのです。
そうすれば、コロンビアのフリーキックの判定は出なかった気がする。
でも出てしまいコロンビアに1点。
前半が終了し選手がロッカールームへ一旦引き上げると、私もトイレへ。
肩を回したり、アキレス腱を伸ばしたりして後半戦の準備をする。
そして大迫。
「おおさこー、おおさこー、おおさこー」と気付けば何度も名前を連呼していました。
選手たちが喜ぶ姿を見てちょっと泣けてくる。
それからの時間の進み方のなんと遅いことよ。
アディショナルタイムが5分っておかしくない? と文句を垂れる。
ヒャーヒャー言いながら、気持ちの上では完全にディフェンダーの1員となっている私は、必死で守る。
そして待ちに待った試合終了のホイッスルの音が。
勝ち点3を取れた喜びを噛み締めにやにやする。
それから入浴。
湯船に浸かりながら試合を振り返り、またにやにやして何度も「よしっ」と力強く頷く。
その後布団に入り、にやけた顔の状態で眠りにつく。
幸せな時間でございました。
日本代表、セネガル戦も頑張れ!
私も気持ちの上で一緒に守ります。
自宅マンションを出ようと1階の自動ドアの前に立つ。
いつものようにすうっとドアが右にスライドして開く。
一歩足を出そうと自分の足元に目を落とした時、白いモノを発見。
それはイモリかヤモリか、そんな感じの動物。
全長5センチほどのそれは、体をS字S字と動かして慌てて歩いている。
凍り付く私。
そのイモリかヤモリか、そんな感じの動物は、急いで隠れようとしている様子で、やがて宅配BOXの下の隙間に入り込んだ。
なんちゅうこと。
私はこの手の動物が苦手。
それは多分小さい頃から、自然とは縁遠い生活環境だったせいだと思っています。
そんな私はよろしくないと考えた親に、小学生の夏休みに、自然教室的なイベントに送り込まれたことがあります。
初対面の子どもたちだけで1泊か2泊自然を堪能するという企画。
そこでは様々な催しが用意されていたように思うのですが、昔のことなので、記憶はすでにそのほとんどが消えかかっています。
ただそのイベント中、私は心の中で悲鳴を上げ続けていたということだけは、未だにはっきりと覚えています。
「さぁ、お待ちかねの昆虫採集ですよー」と大人のスタッフから楽しげに言われ、人生を憂いた記憶はしっかりと残っています。
その後も自然や小動物とほとんど接触することなく成長し、現在に至っています。
なので苦手も克服できていない。
そんな私がマンションの1階で、イモリかヤモリか、そんな感じの動物を見かけてしまったわけですから、もう大変。
1階の自動ドアの前に立つ度、またいるんじゃないかとビビりまくる。

彼が宅配BOXの下の隙間に姿を隠したというのも、私の恐怖心を煽る。
それまでそこに隙間があったことなど、全然気が付きませんでした。
それぐらいの薄さ。
そこを潜り抜けられるということは、人間が隙間なんかないと思っている場所でも、彼は隙間を見つけて通過するかもしれない。
ということは、密閉されているように見える宅配BOXの庫内に入り込むかも。
と、妄想はどんどん広がっていき、結果、宅配BOXを開錠する時はかなり腰が引けるように。
暗証番号を入力すると「ピロリン」と開錠音がする。
私はすぐさま一歩後退し、距離を取っておきながらの彼の存在チェック。
それから恐る恐る手を伸ばして、段ボール箱をトントンと叩く。
段ボール箱の裏側や下に隠れていた場合、離れてちょうだいという私からのメッセージ。
「ビー、ビー」と早く荷物を出して扉を閉めろやという、宅配BOXからの催促音を聞きながら、ゆっくり10数える。
それからやっと段ボール箱を取り出します。
それでも裏に張り付いているかもしれないという不安が完全に払拭されてはいないので、段ボール箱と手の接地面をなるべく小さくするべく、対角線上にある角の部分に指の腹をあてて、決して自分の身体に密着させないように注意。
そして段ボール箱を矯めつ眇めつ眺めてから、ほっと息を吐く。
宅配BOXから荷物を取り出す度に、こんなことをしています。
いつまでこれをすればいいのでしょうか。
サッカー日本代表のパラグアイ戦をご覧になりましたか?
ワールドカップ前の最後の親善試合。
ピッチに香川選手、岡崎選手、武藤選手がいるのを見た時、とても嬉しくなりました。
コンディションについては素人の私にはわかりません。
ただ3人の動きは良いように私の目には映りました。
他の選手も頑張っていて、歯ぎしりすることなく試合を観られたのは、久しぶりの気がしました。
ボールを持ってはいるもののなかなか前に運べない。
この時感じる時間のなんと長いことか。
それに比べて敵チームが点を取る時の、なんという呆気なさ。
そして感じる守りの脆さ。
と愚痴っている場合ではありませんね。
もう19日には大事なコロンビア戦に臨まなくてはいけないのですから、ファンとしてはあーだこーだ言わず祈り、奇跡を待つ頃合いでしょう。
選手たちがサッカーに集中できる環境であればいいなと思います。
今はどこにいても世界と繋がってしまう。
それは欲しくない情報が入ってきてしまうということでもあります。
自分たちに対する否定的な意見や過度な期待が、目や耳に入ってきてしまうのでは。
世間と敢えて距離を取るには、今の時代強い意志が必要です。

女優ケイト・ウィンスレットは、自らの名前を検索しないと決めているそうです。
それには相当な強い意志が必要だと語っている記事を読みました。
演じた役や、出演した映画についてや、自身の容姿や、はたまたプライベートなことまで、ネットは勿論、様々なメディアで好き勝手に書かれてしまうけれど、それをすべて止めることはできない。
好意的なものだけを選び取って読むということができないのなら、悪意的な意見を読んで傷ついたりする時間が勿体ないという考えのようです。
それは徹底していて、デンタルクリニックの待合室に置いてある雑誌にさえ、手を触れないと語っていました。
この記事を読んだのは結構前なので、その後彼女の考えは変わったかもしれませんが、日本代表の選手たちに今必要なのは、それぐらいの強い気持ちで外部と遮断することかもしれませんよね。
選手たちの多くは小さい頃からサッカーをやっていて、それが楽しくて面白くて、たくさん笑っていたのでは。
成長するにつれ苦しんで、悩んで、迷うようになったのでは。
そうして日本代表のユニフォームを着るまでになった。
W杯ではサッカーが楽しくてしょうがなかった子どもの頃のように、無我夢中でピッチを駆け回って欲しいものです。