パソコンの買い替えで

  • 2015年07月06日

パソコンを買い替えるのは、私にとっては一大事。
設定や古いパソコンにあるデータを移すなんてこと、私には無理。
有料でそういうのを一切合財やってくれる人に来てもらっています。
が、なにもかもやってくれるわけじゃない。
自分でやらなくてはいけないこともある。
古いパソコンをメーカーに買い取って貰うための申し込みなんかは、自分で行います。
が、これの梱包も私には無理。
そういう人は多いんでしょうかね。
ちゃんとそういうサービスがあります。

私がするのは古いパソコンを玄関近くまで運ぶことだけ。
引き取りに来た宅配便のお兄さんに「これです」と指差すだけでOK。
梱包と運搬は宅配便のお兄さんがやってくれます。
私はメーカーから買い取り金額を知らせるメールが来るのを待つだけ。
pasokonnwohakobu
数日後にそのメールが届きました。
と、買い取り金額が予想より随分と低い。
そこにある文章を読んでみると・・・なんとかかんとかが壊れていたため、買い取り額はこうなりますとある。
なんだ、それは?
部品の名前か? それともソフトの名前なのか?
私にはそれさえもよくわからない。
壊れたので新しいパソコンを買ったわけじゃない。
数年ごとに買い替えないと、世の中のバージョンと合わなくなって、なにかと不都合なことが起こるから。
なのに「壊れているから買い取り金額はこれだけですね」ってコメントはどうなの?
壊れたとしたら運搬中だと思うのです。
が、証拠はない。
またもしかしたら壊れていたけれど、私が使用する部分には影響がなく、気付かなかっただけかもしれないという可能性もある。
そんなことある? とフツーの方は思うかもしれませんが、私に限って言えば「あるかもしれない」と思うのです。
なにせウルトラ級のポンコツなもんで。
なので「運搬した宅配便のせいですっ。私のせいじゃないので、この買い取り金額には納得できませんっ」なんて強気には出られない。

ちっと舌打ちしただけで、その買い取り金額で了承する旨の返信をするしかないのです。
予想していた額より2万円ばかり少なくて、なんだかすごく損をした気分になりました。

靴の調整

  • 2015年07月02日

自分にぴったりの靴なんて、あるわけない。
シンデレラでなければ、ぴったりの靴を誂えてくれる魔法使いも現れないでしょうしね。
調整しなくちゃいけません。
先にクッションを詰めたり、踵に滑り止めを貼ったり、広げたりといった工夫を自らしなくちゃなりません。
靴がちょいとキツい時には、こんな風にシューズストレッチャーで広げます。
P1010369
これ、根気が必要。
一気に広げちゃいけない。
ちょっと広げて二日放置し、またちょっと広げ二日放置――これを繰り返し、シューズストレッチャーを外して一週間ほど放置した後、また同じことを繰り返します。
これを自分の足にフィットするようになるまで続けます。

こうして調整したとしても、足がむくんだり、立ち続けたりすることで靴が合わなくなることも。
美術館に行った時には・・・行きはよいよい、帰りは恐いといった状態。
1、2時間ぐらいずっと立ち続けるわけですからね、足が痛くなります。
が、ヒールの低い靴にするという選択肢は、私にはありませんでした。
靴はやはりヒールがあった方が美しいのです。

が、この年になってようやく冷静な考えが頭に浮かぶように。
誰がお前の足元なんぞを見るっていうのか。
お前の美意識なんぞより、足が楽な方がいいだろうに。
といった至極真っ当な考えです。

とはいうものの靴に対する考えを変えるというのは、生き方を変えるというぐらい私にとっては大きな転換。
これ、大袈裟じゃなくそれぐらいの大転換なんです。
女性ならわかって貰えるかもしれません。

私が靴に対して特別の興味を抱いたのは幼稚園の頃。
当時子ども向けの番組で「ロンパールーム」というのがありました。
そこで司会のお姉さんが、グレーのストッキングにグレーのパンプスを履いていたのです。
それは強烈で、大人の女性といったものを幼稚園生の私に残しました。
番組内で子どもと遊ぶお姉さんが、動き易い靴ではなく、どうしてパンプスを履いていたのかは謎のままなのですが。
大人になったら、私もグレーのストッキングにグレーのパンプスを履くんだと心に決めたのです。
この靴への憧れは消えず、靴への愛を深め続け、大学を卒業後には靴の小売チェーン店へ就職するまでになりました。

これまで様々なヒールの高さの靴を履いてきましたが、ローヒールといったジャンルにだけは手を出してきませんでした。
靴の美しさは曲線だと思っているのですが、ヒールがないとその曲線が出ませんから、私からするとNGだったのです。

先日、思い切ってぺったんこの靴で美術館に行ってみると・・・なんちゅう快適さ。
画に集中できるし、全然疲れない。
これだけは譲れないのよなどと言っていた自分の歴史を消し去ることにしました。

音楽を

  • 2015年06月29日

ストリーミング型の音楽配信サービスが大きく動き始めたとか。
さてさて、そうしたことに疎い私にも影響のあることなのでしょうか?
それさえもよくわからない。

執筆中は必ず音楽を聴いています。
長らくCDを購入し、それをパソコンにセットして聴いていました。
が、あれだけ薄ぺったい代物であっても、枚数が増えてくると収納スペースの問題がでてきます。
「ダウンロード」という単語は、私には悪魔の囁きにしか聞こえず、できることなら避けたい展開だったのですが、そうも言ってはいられなくなり、恐る恐る「ダウンロード」して音楽を買うように。
そうこうするうちに、ざっとミュージックショップのラインナップを見ても、なにを買えばいいのかわからない状態に。
誰か信頼できる人に「これにしな」と決めちゃって欲しいぐらい。
gakuhu
そんな時ふと「ラジオは?」と思い付きました。
ラジオならば音楽を掛けてくれて、こちらは聞き流していればいい。
これは理想の形だと今更ながら気付きました。

で、ラジオ局のHPにアクセスしてみると・・・番組がパソコンから流れてくる。
これはいい。
なぜ今まで気が付かなかったのだろうと思いながら、ラジオ番組を聞きながらエッセイの執筆。
ちょいと辞書で確認しようと、会員制の辞書検索サイトにアクセスしたところ・・・音楽がブチッと切れました。
そ、そうか。
ラジオ番組を聴くこととネットは、同時にはできないっちゅうことなんですね。
調べる度に音楽をブチッと切り、調べ終わったらまたラジオ局にアクセスする、この繰り返しをするしかない。
これってどうなの? と思い、なにか別の方法はないのだろうかと調べていると・・・ウインドウズ7でインターネットラジオを聴く手順というページに出くわしました。
私のパソコンはウインドウズ7。
そこに書いてあった通り、何回かクリックしていくと・・・ラジオ局の番組表がズラリ。
試しに一番上の番組の「聞く」という箇所をクリック。
音楽が聴こえてきました。
で、ネットに接続してみると・・・音楽が切れない。
ネットと音楽を聴くことが共存しています。
途中で諦めなくて良かった。
「諦めなければ挫折はない」と誰かが言っていましたが、その通りでした。

今は毎日この無料のインターネットラジオで音楽を聴いています。
音楽配信サービスが大きな変化を遂げると、このインターネットラジオはどうなるのでしょう?
なくなってしまうのでしょうか?
そうはなってほしくないなぁと思うのですが。

食パンを

  • 2015年06月25日

食パンはネット注文して購入しています。
卵と乳製品を使っていないと謳った食パンです。
価格はスーパーなどで売られているのより百円程度高めです。
卵と乳製品を使っていないのに、使用しているものと遜色ない味なので、この高めの価格設定も受け入れようと思いました。

思ったんです。
百円程度の差がなんだと。
たった百円の差で卵と乳製品不使用の美味しい食パンを入手できるならば、素晴らしいことだと。
このような食パンを食べられる私は果報者であると。
が、根がケチなんでしょうね。
この百円が気にかかる。

ネットショップのHPを見てみると・・・1斤単位で買うより、1本単位で買う方がお得だと判明。
だからといってその差は十円程度。
フツーの食パンとの差額百円を埋められるものではありません。
が、セコい私は「それじゃ、1本単位で買いましょう」となる。

で、どーんとでかい食パンが届きました。
1斤単位で買う場合は「6枚にカット」などとお願いできるのですが、1本単位での場合はそのままどーんとやってくるのです。
1本は2斤分ですから、結構な大きさです。
まな板の上に置き、たった1本持っている包丁で切ろうとします。
が、物事はそう簡単にいかない。
カットしてるんだか、パンをいたぶっているんだかわからない状態に。
やっとのことでカットした面を見てみると・・・サーフィンができそうなぐらい波打っている。
カットしただけなのに、マズそうな見た目にレベルダウン。
さらに1斤を6枚にカットした程度の厚みにしたいのですが、それは無理だと判明します。
そんな薄くカットできない。
刃がパンに切りこんでいかないのです。
1本を4つにカットするので精一杯。
我が家のポップアップトースターには入らない厚みの食パンが、4つ生まれたというだけ。

そこでネットに救いを求めたところ、パンカット台なるものが存在していると知りました。
プラスティック製でパンを四方から押さえるので、すっと簡単にカットできると書いてあります。
パン専用のナイフと共に購入。
で、届いたのがこちら。
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これに食パンをセットして、お尻をプラスティック製の蓋で押さえます。
これで前後左右食パンが固定されます。
でもって、薄く開いているところからパン専用のナイフを下ろしていきます。
と、すいすいっと刃が下りていく。
カット面を見ると・・・凪いでいました。
思わず、おおっと低い声が。

鼻歌まじりに食パンをカットしたのは3回ほど。
綺麗にカットはできるものの、そのメンドー臭さが、ズボラな私には段々耐えられなくなっていったのです。
やがて十円程度の差なら、受け入れるべきではと思うように。

パンカット台と専用ナイフが無駄になるというのを忘れちまえばいいのです。
そうすれば、また無駄な買い物をしてしまったという後悔も生まれないでしょう。
ということで、これを買ったことをなかったことに。
件のネットショップには1斤単位で6枚にカットとお願いするようになりました。

こんな風に記憶を自分で調整すると、後悔とは無縁な生活を送れます。
その代り、また同じ過ちを繰り返すことになるのですが。


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