センス

  • 2022年04月11日

友人のA子はグラフィックデザイナー。
センスがいい。
いつもお洒落にしているし、部屋のインテリアもモデルルームかってぐらい格好いい。
ユーモアのセンスもあるから会話も楽しい。

と、ここまでなら完璧な人。
残念ながらやはり欠点はあります。
男を選ぶセンスがゼロなのです。
そこそこモテるのに、どうしてその中でこの人を選んだの? というような男と付き合う。
「どこがいいの?」と聞くと、A子はしばし考えてから「一緒にいて楽だから」と曖昧な言葉を口にする。
結果、A子はバツ2。
A子から別れることになったと聞く度に「こうなるだろうと思ってたよ。長く続いた方だよ」とコメントした私。
A子はまったく同じ台詞を、他の友人らからも言われたそうです。

そのA子から久しぶりに会おうよとの誘いが。
ただの食事会かと思いきや、今付き合っている人を連れて行くという。
A子によればまた同じ失敗をしそうなので、早めに友人らにお披露目し「ダメだろ、あれは」と言われたら、撤退をしようと思っているとのこと。
A子もさすがに学習した模様です。

A子からの要望で、私たちは彼を各自10点満点で点数を付けることに。
2時間ほどの食事会が終了し散会。
帰る方向がA子と彼とは違っていた、私と友人たち。
電車の車内で、早速自分が付けた点数を披露し合いました。
私は1点。B子も1点。C子は0点でした。
それぐらい酷かった。

彼は2時間の食事会の間、ずっと一人で喋りっ放しだったのです。
いますね、そういう会話が出来ない人って。
会話はキャッチボールなので、自分がこうだったとか、こう思うといった話をしたら、あなたはどう思う? とボールを相手に放ってあげなくてはいけない。
それが出来ない人だった。
喋りっ放しで、誰かがそれに関連した話をし始めると、すぐにボールを奪い返して、自分が話し出してしまう。
百歩譲って話が面白ければ許せる。
でも残念ながら彼の話にはオチがなく退屈。
それをA子はニコニコして聞いていました。
話をするのが苦手で、聞く方が好きというタイプであれば、全然問題ないのでしょう。
でもA子はそうじゃなかったはず。
今、隣でニコニコしているのは、惚れているからだよねと、食事中何度も確認したくなってしまいました。
その惚れてるって状態、すぐに薄れるよ。
と、言いたかった。
ま、言わなくても、私たちの点数を見ればA子も気付くでしょう。

友人らで付けた点数をA子にメールしてから、彼女からのコンタクトはありません。
頑張れ、A子。
男は他にもいる。
男を選ぶセンスを磨け。

バッグを買いたい気分

  • 2022年04月07日

バッグを買おうかなという気分になりました。
春だからでしょうか。
わかりません。

ネットの検索窓にバッグなどと入力した日には、とんでもない数の情報が出て来て、それらを見ていくのに疲れてしまうでしょうから、好きなブランドのサイトをいくつか回るだけにする。

以前はA4サイズの書類が入る大きさのものが、絶対条件でした。
仕事とプライベートでバッグを使い分けるなんて考えは、お金持ちかお洒落さんか、どっちか。
私なんぞは兼用出来るタイプのものを選びたい。
となると、仕事で遣り取りする書類にA4サイズが多い私は、こうしたものが入るサイズを選択するしかなかったのです。

これまで分不相応な高級ブランドのバッグを、買ったこともありました。
こうしたところのバッグは良い革をふんだんに使っているため、A4サイズになると、かなり重くなります。
最近はこの重さに耐えられなくなってきました。

以前このブログで、バッグの重さに耐えられなくなってきて、中身を再検討したという話を書きました。
その時には常備している折り畳み傘を、軽量のものに変更して満足したといった内容でした。
それから月日が経ち、折り畳み傘を最軽量のものにしても尚、重さに耐えられなくなってきたのです。

今日はどのバッグにしようかと考える時、高級ブランドバッグに一度は手を伸ばすものの「あー、重いから今日はこれじゃないな」と選択肢から外してしまう。
結局選ぶのは、手頃な価格で買った非皮革製品のもの。
軽いから。
よく使うのは3つぐらいです。

世の中はペーパレス化。
そうはいっても未だに紙に印刷したものを渡したり、受け取ったりする業界にいます。
A4どころかB4サイズの紙の束を、受け渡したりします。
が、そんな時には紙袋に入れて持ち運びます。
ということは、バッグは別にA4サイズじゃなくてもいいのでは? と今頃気付く。
他のA4の書類は半分に折り畳めばいいのだと、思い付いたのも最近。
気付くのが遅過ぎますね。

ようやくA4サイズの呪縛から解かれた私は、小ぶりで軽量のバッグを探します。
好きなブランドのサイトだけをチェックして、ささっと選ぼうと思ったのですが・・・選べない。
こっちにしようか。いや、こっちか。
いつものようにラビリンス入り。
買おうかなと思ってからすでに10日が経過。
この調子だと気が付いたらセール期間に突入していて、候補の品はすでに売り切れ、なんて事態になりかねない。
どうしたもんでしょう。
買い物って・・・難しい。

仕分けを

  • 2022年04月04日

整理収納アドバイザーの動画を見るのが、趣味になりつつあります。
それぐらい見ています。
しかしながら自分の整理整頓は進んでいません。

動画の中で整理収納アドバイザーは言います。
まずは処分する物と、残す物の仕分けからスタートしましょうと。
私はこの仕分けで躓いてしまう。
所持している物の中から、処分する物を選択することが出来ないのです。

3年着なかったらこれからも着ないのだから、処分しましょうと整理収納アドバイザーは言うのですが、もしかしたら4年目に着たくなるかもしれなくない? と思ってしまう。
まぁ、頑張れば、服はそうした基準で捨てることは出来るかもしれない。
でも小物類は?
例えばスカーフ。
特に流行などはない。
と、私は思っています。
元々スカートが好きで、結構な量をもっています。
畳んで収納すれば、それほど場所を取るものではない。
この考え方でどんどん溜まってしまいました。
今や場所を取るほどになっています。
処分するべきなのでしょうか。
胸に広がるのは「高かったのに」という思い。
中には高級ブランドの結構な値段がした物も。

動画の中の整理収納アドバイザーは、この「高ったのに」という思いを、どうしたらいいのかについての言及はなし。
どうしよっかなぁ。
ひとまず検討することにして今日はここまで。
と、整理整頓を終えてしまう。
このパターンを繰り返すうちに、やがて整理整頓欲は、どんどん小さくなってしまうことでしょう。
己の弱い性格はよくわかっています。

「高かったのに」はやっかいです。
投資した分の、元を取っていない気がするのです。
それで処分する踏ん切りがつかなくなってしまうのです。
この気持ちの切り替え方を教えて欲しい。
そんなことを思いながら、今日も趣味となった整理収納アドバイザーの動画を見ています。

胡椒

  • 2022年03月31日

珍しくレシピ通りに料理を作ってみることに。
料理といっても大層なものではなく、豚しゃぶサラダに掛けるタレです。
味噌と砂糖と醤油とごま油と・・・書かれている通りの分量を小皿に入れていきます。
レシピの最後に胡椒と書いてあるのを見つけて、ニヤリ。
私は胡椒を使えるんだもんねと、喜んで小皿に胡椒を振り入れました。

実は長年胡椒をもっていたにも関わらず、使っていませんでした。
何年も前に胡椒を購入。
蓋を捻って開けようとしましたが、固くて開かない。
キャップに輪ゴムを掛けて捻ってもダメ。
全身全霊で「んぎゃあ」と叫びながら捻ったら、開きました。
が、内蓋も取れちゃった。
外の蓋の中に内蓋が嵌り込んでいる状態で、ほじくり出そうとしましたが、びくともしない。
こんなことになってしまったので、胡椒を使う時には、昔の耳かきのような細長いスプーンを瓶に差し込み、ほんのちょっとを取り出していました。
これは物凄くメンドー。
やがて「胡椒っている?」との疑問が。

塩とセットで料理に入れることが、多いのではないかと思うのですが、胡椒を入れずに塩だけにしてみたら・・・それまでの味と変わった感じはしない。

こうなると胡椒の出番は減っていき、やがてゼロに。
調味料置き場にはあるものの、その存在をすっかり忘れるようになっていました。

そんな私が先日、大型スーパーで甘栗を探していた時のことです。
調味料売り場に迷い込みました。
そしてそこに並ぶ調味料の多さに、びっくりしました。
通路の両側にずらっと調味料が並んでいます。
その中でも特に胡椒の種類の多さが目立ちます。
各社がこれだけ胡椒胡椒胡椒というからには、胡椒は料理の中の重要な要素なのかもしれない・・・と、今更思いました。

そこで1つ購入。
が、あまりに長い期間、胡椒なしの生活をしてきたので、つい入れるのを忘れがち。
そんな折も折、珍しくレシピ通りにタレを作ろうとした私が、そこに胡椒の文字を見つけたのですから、ニヤリとした訳です。

ちょっと嬉しくなって小皿に胡椒を入れます。
嬉し過ぎて、入れ過ぎたかもと思うぐらい振り入れました。
そして食べたみたら・・・美味しかった。
これに気を良くして、塩を使う時に一緒に胡椒も入れる習慣がつくように。
胡椒を入れると味がはっきりするような・・・そんな気になっているだけかもしれませんが。
まぁ、気持ちって大事ですからね。

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