• 2019年08月29日

電車に乗っていたら雷が。
ぴかっと光った後で、ドドーンと低い音が聞こえてきました。
すると「キャー」と女性が悲鳴を上げました。
その瞬間、昔の記憶が蘇りました。

昔々のある日、河原でバーベキューをしていました。
十人ほどいたでしょうか。
その時、雷が鳴ったのです。
するとA子が「キャー」と悲鳴を上げて、怯えた様子を見せました。

友人が連れて来たA子とはその日が初対面。
バーベキューの準備に女性たちが取り組んでいる間、A子は男性たちとだるまさんが転んだをしていたので、同性から嫌われることをなんとも思っておらず、狙った獲物を確実に手に入れるタイプの人なのだろうとは思っていましたが、雷が苦手なのといったキャラも演じると知り、最強だなと思いました。

間を置かず、また雷が。
A子は再び「キャー」と叫び、その場にいる男性陣の中で一番のイケメンの腕を摑みました。
熟練の技に達している。

雨が降って来る前に撤収しようと皆が急いで片付けをする中、A子は「こわーい」とイケメンの腕に縋るだけ。
ふと、作業の手を止めて顔を上げると、女性たちと目が合う。
その一瞬で全員が同じ気持ちであることを理解。
A子を連れて来たB子が「ごめん」と謝ると、「B子のせいじゃない」と女性たちは口々に言いました。

記憶がはっきりしているのはここまで。
帰りの車に、誰と誰が同乗するかで少し揉めたような気がします。
女性たちは皆、A子と同じ車に乗るのが嫌だったんでしょう。
A子とイケメンはどうなったのかについては、ちゃんと覚えています。
帰京後もA子はイケメンに積極的にアプローチしたのですが、彼は付き合ってる子がいるんでと言って断りました。
しかしこれで終わらなかった。
A子はターゲットをあっさり変更。
バーベキューの場にいたC男に狙いを変えて、見事ゲット。
自分の目の前で、あんなにあからさまに他の男に媚びていた女と、付き合うことにしたC男ってなに? と、しばし女性陣で話題になっていました。
ぼんくらか、懐が深いか、どっちかだねと言い合っていました。

その後、人の噂で聞いた話では、A子とC男はそれぞれ別の人と結婚したそうです。

女性の悲鳴を聞きそんなことを思い出しました。

  • 2019年08月26日

日本棋院から「囲碁級位認定問題」が送られてきました。
テストですね。
自分の級位がわかるからテストを受けてみませんか? といったお誘い。

そんじゃ、やってみるかなと、問題を解き始めると・・・これが難しい。
問題はすべて3択。
正解だと思うものを解答用紙にマークするスタイル。
3択の内の1つは、これは違うなと割とすぐにわかる。
残り2つのどっちが正解なのかで迷う。
どっちもアリな気がしてしまう。
つまり、よくわかってないんですね。

でも私、囲碁に関しては結構思い切りがいいんです。
「ええい、こっち」と即座に決められる。

先日ほぼ同じくらいの棋力の人と対局した時には「打つスピードが速いですね」と言われました。
「時間を掛けて考えたって、わからないものは、わかりませんから」と私は答えました。
潔ささえ感じさせる開き直り、と自分で思う。

勘が冴えていたのでしょう。
24級の認定を受けました。
せっかくなので別料金を支払って賞状を貰いました。
それがこちら。

24級ってどれくらいなの? と思われた方も多いのでは。
水泳に例えると・・・「ビート板を使って、顔をつけて25メートル泳げるようになりました」ぐらいですね。

ビート板を手放せる日が来るようには、全然思えない状態ではありますが、いつの日かすいすいっと泳げるようになったらいいなと思っています。

こちらとは別のネット囲碁のサークルにも入会しているのですが、そこで勉強のためによく見るようにしているのは、プロと会員との対局。
勿論ハンディキャップを付けて対局します。
対局後にプロが解説をしてくれるのが、とても勉強になります。
ネットを介しての観戦なので、打っている人の姿は見えません。
だというのに、会員の心情がわかります。
特に級位がまだ低い会員たちが、逃げ惑っているうちに、どうしたらいいかわからなくなっている様子などは、手に取るようにわかる。
私もそうだから。

「そんなにがっつり取らなくっても」
「お願いだからそっとしておいて」
「そこだけはやめて」
と、いつしかまるで自分が対局しているような気持ちに。

大敗した会員に「今、もう囲碁をやめようかなって思ったでしょ?」と話し掛けたいぐらいの時もあります。
また「もう少し頑張ってみようよ。私も頑張るから」とパソコン画面に向かって説得していることも。

囲碁って難しいんです。

ロボットが

  • 2019年08月22日

ロボットがルームサービスを担当する。
そんなホテルが東京に誕生するそうです。

ビールとおつまみを頼んだらドアにノックが。
ドアを開けたらロボットがいた――このサービスの詳細を知らないお客さんなら、びっくりするでしょうね。

人間のスタッフがロビーで商品をロボットに積む。
そしてルームナンバーを入力すると、ロボットが自動で客室に運ぶんだとか。
その時、宿泊客と同じエレベーターを使って運ぶそう。
これも知らないお客さんが同乗したら、ガン見でしょうね。

この情報を得たサイトには、そのロボットの写真も掲載されていました。
いかにも機械といった姿かたち。
そこになんのヒネリもない。

どうせならバニーガールの姿にするとか、外国人客のために、相撲取りやアニメのキャラクターの格好をさせたらいいのに。

こうなると、エレベーターに同乗したお客さんたちはガン見だけじゃ済まずに、一緒に写真を撮って欲しいと言いそうですね。

写真撮影に応じているうちに、注文の品を届けるのが遅くなってしまうケースが増えて、お客さんからクレームが・・・なんて妄想もしてしまいます。

「商品はさっさと届けろよ」と人間のスタッフから注意されて、アニメキャラのロボットが「写真撮ってくれって言われちゃうんで」と反論。
「今急いでいますのでって断れよ」
「……はい」と不満顔ながらも頭を下げるアニメキャラのロボット。
スタッフ用の休憩室で「やってらんねぇよ」と呟くロボットは、転職を考える。
なんてどんどん膨らむ妄想。
つい、ロボットを擬人化させたくなってしまいます。

これ、電車の機内販売でもいけそうな気がしますよね。
各座席にメニューが置かれていて、そこに書かれているなにかをスマホで読み取ると、注文したことになってロボットが運んで来てくれる、みたいな。
ここではどんな格好をさせますかね。
旅情を盛り上げるために、その沿線の観光地を連想させるような姿でしょうか。
海女さんとか、工女さんとか、舞妓さん・・・なんてどうでしょう。
しかしご当地キャラが黙っていない気もします。
やがて推しのキャラを採用させるための争いが勃発したりして。

と、想像はどんどん広がっていきます。

今回、気付いたこと。
妄想って・・・楽しい。

天気と商売

  • 2019年08月19日

気象庁が小売り事業者向けに、需要予測を提供するサービスを始めたんだとか。
平たく言うと、スーパーに「膨大なデータを分析した結果、明日はキュウリが売れると思いますよ」と教えるサービス。

こういうの、これまでなかったんですね。
ちょっと意外です。
とっくに始まっているかと思っていました。
ベテラン社員が勘を働かせて発注、というスタイルではなくなるんでしょうかね。

疑り深い私としては、その予測にどこまで信憑性があるのかと思ってしまいます。
天気とどこかのチェーン店の売り上げデータとを繋げた結果、導き出された予測だと思うのですが、店の立地や並べ方など、モノが売れるか売れないかの原因は、他にもたくさんあるような気がします。

以前、スーパーの青果担当者を追ったテレビ番組を見たことがあります。
その担当者は、午前中は高齢のお客さんが多いので、それに合わせて酸っぱい果物をメインに並べると言い、「酸っぱ美味いグレープフルーツ」と書いたポップを置いていました。
午後からはお客さんの年齢が少しずつ下がっていくそうで、それに従って酸っぱい果物が苦手な人が増えていくため、センターに飾っていたグレープフルーツをオレンジに替えていましたっけ。
午後5時を過ぎると、単身者や少人数の家族向けに、野菜の小分けを増やしていくとも語っていました。
1日のうちにも、客層に合わせて商品の陳列方法や売り方を変えていくというのを知り、すっげーと感心した記憶があります。

こうした店独自の工夫が、売り上げを左右するように思っていたので、提供されるデータがすべての店に一様に当てはまるのだろうかと、首を捻ってしまうのです。

そのサービスをしているHP内で、本日の売り時予報を調べられると書いてあったので、そこをクリックしてみると・・・今日は半調理の餃子とえりんぎが売れるそうです。
そしてしじみとマヨネーズも。
なんだかデータの奥深さを感じます。
日配部門では特殊卵が売れるとの予想。
特殊卵ってなんでしょう。
データの冗談でしょうか。

これからは人の勘とデータを、案配よくミックスして商売をしていくところが勝ち残っていくのでしょうか。

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