お上が投資をしろと言っています。
お金が増えてくれるのは嬉しい。
お上も言っていることだし、いっちょ調べてみるかとネット検索。
すると私が普段使っているカードで貯まるポイントで、株投資が出来ると知る。
これ、いいじゃない。
お金をつぎ込むとなると、失うのが怖くて躊躇してしまいますが、ポイントならオマケで貰ったものを使う感覚なので、損をしても心に受けるダメージが小さそう。

俄然やる気になって、サイトを隈なく読み始める。
と、買える株のリストが出て来て固まる。
そうか。
どの株を買うかを、自分で決めなくてはいけないんだよな。
と、当たり前のことに気付く。
が、どの株にするって聞かれてもわからない。
そこで初心者向けの株の指南書を買おうとする。
ところがこの手の本がやけにたくさんあって、どれにするか悩み始める。
まさかの、この段階での躓き。
ここで立ち止まっている場合じゃないと我に返り、ひとまず好みのカバーデザインかどうかで2冊を選び購入。
で、そのうちの一冊を読んでみた。
本の帯にあっという間に丸わかりという言葉があったのに、全然丸わからない。
もう一冊を読んでみる。
以下同文。
「決算書のここを見ろ」と書いてある箇所を、穴が開くほど眺めてみましたが、本当にその数字で今後株が上がると思ってしまっていいのか、半信半疑。
そんな簡単な訳がないと却って不安に。
そうこうしているうちに、椅子からネジが落ちるように。
以前から時々ネジがぽとっと落ちてはいたのですが、これまでとは違う箇所のネジが、落ちるようになってしまいました。
大分前から昇降のレバーロックも壊れていて、座面を一番下にセットしてロックを掛けるのに、ずるずると座面が上がっていくという、ホラーチックな動きを見せていました。
いよいよこの椅子も買い替えないとダメかもと、ネットで探し始めました。
これにしようかなと思った椅子の値段を見たら・・・今、私がもっているポイントより少し高い金額だった。
もう少しポイントを貯めたら、お金は使わずにその椅子をゲット出来る。
よし、ポイントが貯まったら、それでこの椅子を買おうと決める。
となると、それで私のポイントは0になるので、株投資をする元手がなくなってしまうことに。
再びポイントがそこそこ貯まったら、また別のものが欲しくなりそう。
結局投資に回すポイントは、いつまで経っても貯まらないって展開が、待っていそうな気がしてきました。
投資デビューはいつになることやら。
小学校の教員競争率が過去最低を更新したそうです。
全国平均で2.5倍。
最も低かった県では1.3倍だったらしい。

これ、ほぼ全員が合格してしまう数字。
いつからこんなに先生になるのが、簡単になってしまったのでしょう。
私が大学生の頃は、なりたくても競争率が高くて合格出来ず、教員浪人する人がいたぐらいだったのに。
これぐらいの競争率だと、採用する側は選り取り見取りという訳にはいかないでしょう。
今年度は絶対に3人採用しなくちゃいけないから、この程度でもしょうがないといった、妥協が入った採用になるのでは。
そうなったら被害者は子どもたち。
子どもたちにはいい教師に出会って欲しいのですが。
それでは私はいい教師に出会ってきただだろうかと、小学生から大学生までの期間を振り返ってみると・・・1人いた。
おっと。
たった1人だった。
この事実に愕然とします。
ちびっ子の皆に緊急告知。
いい先生に出会える確率は超低いぞ。
それは昔からだったぞ。
金八先生はドラマの中の人。
現実にはあんなに生徒と、がっぷり四つに組む教師なんていない。
クラスでなにか問題が発生した時の教師の対応に、納得、満足、感動するようなことは一度もありませんでした。
教師にがっかりしたり、腹を立てたりしながらも、妥協や諦めといったものを学んできたような気がします。
これも一つの成長なのでしょうか。
いい、悪いというのは主観的なものなので、同級生たちは私とは全く違う意見の可能性はあります。
念のため。
こんな経験をしてきた私から、ちびっ子たちにアドバイスするとしたら・・・教師に期待し過ぎるな、ですかね。
東京都は2025年4月から、新築の戸建てに太陽光パネルの設置を義務化するそうです。
これからも太陽のエネルギーを、積極的に利用していくのでしょう。
私はマンションに住んでいて、これから戸建てに住む予定もないので、この条例の影響を受けないのですが、今夏は太陽のエネルギーを利用出来ないもんかと真剣に考えました。
書斎には2ヵ所に窓があり、寝室にも2ヵ所の窓があります。
この窓から射し込む陽で室温はぐんぐんと上がり、エアコンを付けずにはいられない。
夜になっても室温は下がらず、就寝中もエアコンを稼働。
終日エアコンのお世話になる生活です。
今の部屋を内覧した時、窓が大きくてその開放的なところがいいと思って住むことに。
この時にもう少し色々なことを、考えておけば良かったのに。
窓が大きければ、夏は酷暑になるというところまで頭が回らなかった。
更にいえば窓の前に棚は置けないので、収納エリアが限られてくるといったことも、推測出来ていなかった。
そして今夏、毎日のように思っていたのが、この窓越しの陽をなにかに利用出来ないのかということ。
恐らく太陽光パネルは、太陽に直に晒さないと発電しないのでは。
でもこれだと設置出来る場所は限られてくる。
もし室内で、窓越しの陽でも発電出来る太陽光パネルがあったら、スマホの充電ぐらいはそれで賄いたい。
誰か頑張って開発して。

それまでこの窓越しの陽をどうするか。
カーテンを閉めてみました。
射し込む陽がカーテンで遮断されて、室温が上がるのを抑えてくれるのではと考えたから。
が、あまり効果は感じられませんでした。
カーテンの素材のせいなのか、所詮無理な話なのか、理由は不明。
室温の上昇は抑えられずに、ただ部屋が暗くなるだけ。
この暗い部屋というのがどうもダメでした。
メンタルに良くない気がする。
それまでも夜になればカーテンを閉じて暗くしていたので、普段から毎日経験しているはずなのに、その状態が一日中続くと・・・どうも気持ちが沈む。
昼間は明るいところで過ごした方が、心は安定するみたい。
ということで、カーテンで太陽に対抗する戦術は一週間でジ・エンド。
高層マンションの上層階に住んでいる人って、どうしてるんでしょう。
郵便受けにチラシが入っていました。
正社員募集と書かれています。
チラシはやや厚みがあったり、光沢があったりする紙に印刷しているものが多いですが、これはフツーのコピー用紙に印刷されていました。
更に急募と記された大きな文字と相まって、緊急事態なんですと言っているように見えます。
どんな仕事なのかと思ったら・・・新聞の配達員の仕事でした。
月給30万円~とある。
なかなかいいじゃないのと、じっくり目を通し始める。

完全週休2日だけれどシフト制だという。
まぁ、しょうがない。
と、自分がどの位置に立っているのか、よくわからないコメントを発する。
各種保険完備で賞与ありとも書いてあります。
悪くないわねと思う。
昇給ありで、寮まであるという。
あらぁ、至れり尽くせりじゃないのと呟く。
そして目が留まったのは勤務時間の欄。
2:00~20:00と書いてある。
2時?
朝の?
いや、朝なのか?
午前2時はまだ夜では?
そして括弧の中には実働8時間と記されていました。
推測するに朝刊の配達のためには、午前2時からの勤務が必要なのでしょう。
じゃあ、何時に起きる?
朝食は何時に摂ればいい?
朝刊の配達が終わってからなんてしたら、お腹が空いて配達途中で倒れてしまいそう。
だからといって午前1時頃に、朝食をもりもり食べられるとも思えない。
というか、何時に寝たらいいのだろう・・・と1日24時間の、生活サイクルの検討を始め出しました。
働く訳でもないのに。
そこで思い出しました。
知人が健康のために、新聞配達の仕事を始めたと言っていたことを。
色々ダイエットをしたけれど、なかなか効果が出ないでいたところ、夫から犬を飼ったら毎日散歩に行かざるを得なくて、いい運動になるのではと言われたそう。
なるほどと思った知人は、保護犬を飼い始めたらしいのですが・・・この犬が散歩嫌いだった。
散歩に連れ出そうと一歩外に出ると、地面にべたっと腹ばいになっちゃって歩くのを拒否。
しょうがないから犬を抱っこして、散歩しようとしたらしいのですが、それも嫌みたいで腕の中で暴れる。
頑固なインドア派の犬だったようです。
なにかトラウマを抱えているのかも。
そこまで嫌がられると散歩に連れ出せなくて、ダイエットは頓挫。
が、そこで一念発起。
肉体を使う仕事を始めたら、意志の弱い自分でも運動を続けられるのではと考えた知人は、新聞配達を始めたと語っていたのです。
へぇ、そうなんだと軽く聞き流してしまいましたが、まさかその仕事が、午前2時にスタートする過酷なものであったとは。
もっと知人にあれこれ聞いておけば良かった。
何時に寝て、何時に起きて、いつ朝食を摂るのかを。
つくづく思うのですが、この世に楽な仕事なんて一つもないですね。