知能

  • 2025年01月27日

知的能力は70歳頃まで伸び続ける・・・らしい。
ホンマかいな。
と、思いました。

新聞記事によれば、知的能力には2種類あるという。
1つは新しい状況や課題に素早く適応する「流動性知能」で、もう1つは経験や学習によって獲得する「結晶性知能」。

「流動性知能」は50代中頃まで維持されて、その後急速に低下するが、「結晶性知能」の方は70歳頃まで伸び続けた後で、緩やかに低下すると書いてありました。

自分の実感との乖離に愕然としてしまいます。
私はどちらも30代がピークで、その後ガクンと落ちたという実感なのです。

私は特にその能力の減退を感じている記憶力は「結晶性知能」と「流動性知能」のどっちでしょう。
これらとは別物でしょうか。

記憶力が弱っていることに気が付いたのは30代でした。
当初はそんな自分にショックを受けていましたが、段々折り合いをつけていくように。
自分の記憶力をあてにしない生き方を、するようになっていくのです。

部屋のあっちこっちに付箋とペンを置いてあります。
なにか思い付いた時に、この付箋に書き残すのです。
この付箋は1カ所にまとめておき、定期的にチェックします。
これは急がない内容の場合。

今日のことの場合には、付箋を目にする場所に貼るようにしています。
この貼る場所は重要。

例えば今日の昼食後に薬を飲まなくてはいけないような時。
自分のことがまだよく分かっていなかった頃は、置時計に「薬」と書いた付箋を貼りました。
ところが飲み忘れます。
私は食事中も後も、置時計を見ないのだと知る。
次にテーブルの隅に貼っておいたのですが、また飲み忘れました。
私は食事中も後も、テーブルの隅は見ないのだと知る。

そこでキッチンの作業台の中央に貼ることに。
使った食器を必ず置く場所なので目に留まり、思い出せるのです。

自分の行動を予測することが大事。
こういう知恵はつきました。

スマホを

  • 2025年01月23日

郵便受けにチラシが。
地元の携帯電話販売店のものでした。

チラシ上に印刷されているスクラッチを削ってくれと、書いてあります。
そこに出た卵の枚数分の卵ギフト券をくれるそうです。
携帯電話と生卵の取り合わせにびっくり。

この手のキャンペーンで貰えるものといえば、大抵主商品と関連のあるものが多い。
眼鏡店ならば、眼鏡のクリーナーを、花店ならば、生花の延命剤をなどなど。

しかしながらこの携帯電話販売店では生卵。
斬新です。

現在使っているスマホは4年もの。
もういい加減新しいものに買い替えようと思ってはいるのですが、なかなか重い腰が上がらない。

買い替えるにはショップに行き、スタッフの人から接客されることになりますが、このスタッフからの説明の内容が、90パーセントぐらい理解出来ない。
分からない点がどこかも分からない状態。

結局「じゃ、それで」と手を打つ。
なにを自分が決定したのかも定かではない。

どうしたら電話に出られるのか、どうしたらメールを受け取れるのかだけを頭に刻み、帰宅するというのが毎回です。

このチンプンカンプンな時間を過ごすのが億劫で、ついつい後回しにしてきました。
が、そうも言ってはいられないので、買い替えを真剣に検討することに。

私はアンドロイド派。
どんな機種があるのかとネットで調べてみたら・・・とんでもない金額が書かれていて、愕然としました。

いつからこんなに高くなっていたのでしょう。
しかも料金体系が不可思議。
一括で買うよりも、リースという形で2年間使った方が合計金額は安くなるという。
フツー、逆ですよね。
もう増々なんだか分からない。

一旦お茶を飲んで心を落ち着かせてから、改めて機種を比べてみましたが、それぞれの差が分からない。

すっかりお手上げなので、詳しそうなA子に相談してみることに。
すると「スマホでなにをしたいかによる」と言われました。

スマホでなにをしたいか?
哲学的な話になってきて、更に困ってしまいました。
私はスマホでなにをしたいのだろう。
今、私はその答えを探しています。

届けてくれる

  • 2025年01月20日

インドで食料品や日用品を、15分程度で届けてくれるサービスを、利用している人が増えているという。

インドというと、昼食の弁当を届けるサービスが有名ですよね。
以前テレビで、このインドの弁当配達を取り上げた番組を見たことがあります。

奥さんが旦那さんの昼食を弁当箱に詰めて、配達業者に渡す。
この時に伝票のやり取りなどはしない。
こうして集めた大量の弁当箱が、バイクや電車などの様々な経路を辿り、間違うことなく旦那の勤め先に届くという、途中で魔法でも使わないと、無理なんじゃないかぐらいのミッションが、毎日遂行されていました。

これを見た時、旦那が家を出る際に、どうして弁当箱を持たせないのだろうかとの疑問が生まれました。
そうすれば配達業者に支払う手間賃も不要なのに。
この疑問は持ち続けたままです。

それはそれとして、食料品や日用品を15分程度で届けてくれるのは便利です。

以前、郵便受けに入っていたチラシに、同じように食料品や日用品を速攻で届けますと書かれていました。
こちらは10分で。
これは便利だと思い、早速注文してみることに。

ネットスーパーと比べると、商品の選択肢の幅は狭い。
食材も日用品も1アイテム1品しかない。
まぁ、仕方ない。

で、会計を済ませると、お届け予定時間が画面に出てくる。
およそ20分後だという。
10分じゃないんかいと、ツッコミたいところですが、ま、混み具合や道路状況などによって、色々あるのでしょう。

結局、届いたのは30分後。
食料品を見てみたら・・・どれも新鮮さがない。
リアルなスーパーでこの食料品だったら、買わないというぐらい。

チラシによれば、このサービスは始まったばかりらしい。
サービスとしてはいいと思うのですが、改善点があり過ぎる。
それから利用することはありませんでした。

1年ほど経った頃、パソコンのブックマークに入れたものを整理していたら、このサービスの名前を発見。
次に注文する時のために、ブックマークしていたのを忘れていました。
以前の改善点は解消しているだろうかと、アクセスしてみたら・・・HPがなくなっていました。
あぁ。。。

ドライヤー

  • 2025年01月16日

「家電品は壊れない限り使い続ける」をモットーにしています。
なので、取り立てて気に入ってはいないものの、壊れないので使っているという物が結構あります。
ヘアードライヤーもその一つ。

買った時期を思い出せないぐらいずっと使っていました。
ヘアードライヤーなんてどれも一緒でしょ、と思っていたせいでもあります。

久しぶりに会ったA子。
白髪をとても綺麗にセットしていたので、素敵ねと褒めると、「いいヘアードライヤーを使っているから」と言い出しました。
そしていかに最近のヘアードライヤーが進化しているか、メーカーによって違いがあるかを、熱く語り始めました。

なにかのスイッチを押してしまった模様。
まぁ、語る語る。

ランチが終わった頃には、ヘアードライヤーを買わなきゃという心持ちに。
完全に洗脳されました。

自宅に戻りネット検索してみると・・・たくさんの品々が。
A子が勧めていたメーカーのHPを覗くと、綺麗なお姉さんがヘアードライヤーの風を受けて、髪をなびかせている動画がありました。
このお姉さんと私じゃ、そもそも髪質が違うけどなと思いながら、商品の特徴が書かれたページを読んでいく。
ふむふむ。

そしてページの最後に書かれていた価格が目に入る。
げっ。
8万円を超えている。
座っていたのに、痛めていた膝に電気が走りました。
それほどびっくりしました。
なんちゅう価格。

世の中ってそんなことになっているの? と、動揺した私は、ヘアードライヤーの価格帯を調べることに。
すると5千円ぐらいで買えるものもあり、価格帯にはかなり幅があると判明。
あれこれ悩んだ末に3万円代の物を購入。
それでも私からしたら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でポチりました。

翌日に商品が到着。
早速その晩使おうとしたら・・・見えない。
ボタンを押すとライトが点くのですが、それがどこに点いているのかが小さくて見えない。
だから今、何モードになっているのかが分からない。
そもそもこのボタン自体も小さい。

ボタンやらライトやらを、極限まで小さくしたことによって、オシャレな外観になっているというのは分かります。
が、私の年齢になると、オシャレさより便利さを求めるので、3万円もしたのにという気持ちに。

慣れれば勘でいけるかもしれないと、気持ちを切り替えて使い始めると・・・あら。
なんかいい。
これまでは乾かし終わった時には、髪の毛はうねりまくった上に広がりまくるという状態だったのですが、それがストンとしている。
ヘアードライヤーを使用後にはいつも妖怪度が上がっていたのに、人間っぽい仕上がりに。
「これが3万円の力かぁ」と呟きました。


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