小説「腕が鳴る」が発売になりました。
入手はお済みでしょうか?
まだの方は是非購入をお願いします。

買うのを迷っているという方に、どんな内容かを少しだけご案内すると・・・
整理収納アドバイザーの真穂が訪れたのは鶴元家。
家中がとんでもないことになっています。
足の踏み場もない状態。
そうなってしまったのは、忙しいし、片付けるのが面倒だったから。
そしてこのカオスが原因で、夫婦喧嘩が頻繁に勃発するようになっていました。
プロである整理収納アドバイザーに依頼することは、夫婦共に了承したものの、どう片付けるか、誰が片付けるかでひと悶着。
するとここで真穂が、びっくりするような提案を。
果たして鶴元家の部屋は片付くのか。
そんな矢先、家族というものについて真剣に考える事態に直面。
鶴元夫妻が見つけた家族の在り方とは・・・。
といったことが描かれた小説です。
興味をもたれた方はお買い求めください。
整理収納アドバイザーが登場する小説を書いたのに、我が家は一向に片付きません。
最近ようやく気付いたのは「取り敢えず」がカオスの第一歩だということ。
収納場所を見つけられない時に、「取り敢えずここに」「ひとまずここに」「一旦ここに」「今だけここに」と言い訳しながら、そこら辺に置く。
やがてそこが定位置になる。
またまたなにかを購入し、収納場所を見つけられない時、「取り敢えずここに」「ひとまずここに」「一旦ここに」「今だけここに」と言い訳を呟きながら、そこら辺に置く。
そうしてそこが定位置になる。
こうして部屋はカオスへとまっしぐら。
脳から「取り敢えず」という意識を、取り除くところからスタートするのがいいのかも。
意識改革ですね。
小説「腕が鳴る」には5つの物語が収められています。
鶴元家の他にも様々な理由でカオスになった部屋を、整理収納アドバイザーが訪れます。
そして部屋だけでなく心も片付けていきます。
その見事な手腕をお楽しみください。
小説「腕が鳴る」の発売が近付いてきました。
今日は小説の中身を少しご紹介させて頂きます。
この本には5つの物語が収まっています。
その中の1つは安達タカ子が主人公。
71歳で、5年前に夫を亡くしました。
一人暮らしのタカ子は少し膝の調子が良くない。
そしてある理由から整理収納アドバイザーの力を借りて、部屋を片付けることに。
思いの外片付けは大変で、整理収納アドバイザーのサポートを受けながら、なんとか整理をしていきます。
整理中はなにを捨てるか、なにを残すのかで悩んだり、忘れていた記憶が蘇ったり。
そうやって人生の棚卸しをしていくうちに、タカ子の人生が動き出します。
気が付けば、それまでだったら考えもしなかったことに、チャレンジするように。
片付けが終わった時には、タカ子の新しい生活がスタートしていました。

毎日の生活の中では、不本意でもやらなくちゃいけないことがたくさんあって、皆、大なり小なり不満を抱えています。
そんな人生であっても幸せだった瞬間もある。
そのことを思い出せれば、この先、生きていく力になる。
そんな気持ちになれる物語です。
興味をもたれた方は是非「腕が鳴る」の発売まで、いましばらくお待ち頂き、お買い求めください。
タカ子と私の共通点はなんだろうと考えたら・・・膝の調子が悪いこと。
「そこかいっ」というツッコミの言葉が聞こえてきそう。
私の膝の不調の原因は不明。
フルマラソンを走っていないし、盗塁もしていない。
なのに、ただ軽い違和感が続いています。
気が付けば、膝にいいと謳うサプリのテレビCMを、食い入るように見るように。
「コンドロイチン」を検索する日が来ようとは、思ってもいませんでした。
小説「腕が鳴る」の発売まであと1週間ほどになりました。
3月12日発売ではありますが、お住まいの地域や、入手方法によって、購入出来る日は前後します。
あらかじめお含みおきください。
私の手元に届いた見本がこちら。

どうでしょう。
このイラストの女性のキリっとした表情。
なにかやってくれそうな感じがプンプンします。
この装幀、私は大好きです。
これは祥伝社さんのWEBマガジン「コフレ」で連載していた小説です。
連載中は違うタイトルでした。
単行本化するにあたり、タイトルを再考することに。
これだというものが、なかなか思い浮かばず、苦労しました。
なんとか50個ぐらい捻り出し、その中から10個に絞り込みました。
その10個の中から1つを選び出そうとしたのですが、どれもいいようで、どれも良くないようで。
そんな時、突然「腕が鳴る」という言葉が落ちてきました。
ごくたまにこういう瞬間があります。
動詞の現在形で終わるタイトルには、強さがあり、リズミカルでもあると感じました。
編集者も賛成してくれて、このタイトルに決まりました。
この言葉は、小説に登場する整理収納アドバイザーの真穂が、散らかった部屋を見た時に吐く台詞の1つでもあります。
手前味噌で恐縮ですが、タイトルとイラストとデザインが、ぴたっとハマった装幀だと思っています。
いかがでしょう。
電子書籍版も3月12日に配信開始予定です。
お好みのスタイルをお選びください。
取り敢えず、取っておくことにしています。
だから書類や物がどんどん溜まっていきます。
取扱説明書などを保管しているクリアファイルは、35冊あります。
凄い数です。
大きめの物入れにとにかく突っ込んでいたのですが、他に入れたい物があり、この35冊のクリアファイルをなんとかすることで、スペースを作ることに。
クリアファイルを引っ張り出し、毎日少しずつ中身を確認して、不用な書類を処分していきます。
すでに壊れて捨てたデスクライトの取扱説明書や、すでに解約した生命保険会社との契約書などが、どんどん出てくる。
また服を買った時の控えが大量にありました。
なんでこんなものを取っておくことにしたのか・・・。

ボタンなどの付属品があった時にフォルダーに入れ、それだけだと分からなくなるので、ネットショップの商品ページを印刷したものと、タグも一緒に保存したのでしょう。
いざ必要になった時に便利だろうからと、考えた気がします。
それがいつの間にか残しておくということが習慣化され、ボタンなどの付属品がない服のタグも、保管するようになったのでしょう。
なにやってんだか。
これじゃあ、ファイルが35冊にもなるはずです。
自分に呆れながらコツコツとファイル整理を進め、おおよそのゴール地点が見えてきました。
今の感じだと、残しておく必要のある書類を入れたファイルは3冊で済みそう。
物入れに結構なスペースを作れそうです。
3月12日に発売予定の小説「腕が鳴る」では、整理収納アドバイザーが登場します。
彼女は依頼者とがっぷりよつで向き合うため、片付けには時間が掛かります。
なにを捨てるのか、なにを残すのか。
どんな人生だったのか、これからどんな人生にしたいのか。
それが問われる行為だと彼女は思っているからです。
この整理収納アドバイザーの活躍を、楽しんで欲しいと思っています。