詐欺が

  • 2024年02月15日

インターネットを悪用した詐欺が増えているという。
その額は昨年より倍増して、772億円にも上るらしい。
金額が大き過ぎてピンときませんが、大勢の人たちが騙されているということ。

迷惑メールをブロックする、ウイルス対策ソフトを導入していても、怪しいメールは毎日届きます。

英語で届くメールは読めないので、騙されることもない。
即削除。
日本語でも毎日届きます。
ETC利用でエラーが出たとのメールは、車を運転しないので即削除。
カードの利用をストップするとのメールも、そのカードをもっていないので即削除。
このように毎日詐欺グループと戦っています。

最近は国際ロマンス詐欺なるものも増えているらしい。
ネット上で知り合い恋愛感情をもたせた上で、あれこれ理由を付けて送金させるという。
この手の詐欺は昔からありましたが、ネットを使っているところが今時と言えるのでしょうか。

A子がネット上で知り合った男性と、交流していると知ったのは去年のこと。
東南アジアのある国に住む彼は25歳。
A子の半分ほどの年齢。

A子は書道が趣味。
ネット上で開かれた書道がらみのイベントに、オンラインで参加した時に知り合ったという。
そこで意気投合し連絡を取り合う仲に。

その話を聞いていた友人らの全員の頭上で、危険を知らせる黄色の信号が点滅。
しかしながらラインで連絡を取り合うぐらいならと、この時は誰もコメントをしなかった。

2ヵ月後に再会するとA子の話に展開が。
「彼の父親が入院して医者からは手術を勧められたが、お金がなくて困っているらしいの」とA子が心配そうな顔で話す。

その場にいた友人らは、やっぱりなといった表情に。
それから私たちは口を揃えて、A子は騙されていると言いました。
しかしA子はそんなことはないと言い張る。

それから2時間余り。
ひたすら目を覚ませようと説得を続けた結果、最後にはA子も自分は詐欺にあい掛けていると、理解してくれました。

ラインをブロックしてもうコンタクトしないのが、最善の策だと私たちは言いましたが、A子は、もしかしたら彼は本当のことを言っているかもとの思いを捨てきれなかったようで、手術費用を援助することは出来ないが、お父さんの無事を祈っているとのメッセージを、送ったとのこと。
するとぴたっと連絡が来なくなったという。
A子よ、二度と騙されるな。

今年は

  • 2024年02月12日

今年はオリンピックの年。
どんなドラマを見ることになるでしょうか。
今からワクワクしています。

現在はオリンピックの出場選手を決める選考会が、盛り上がっていますね。
オリンピックに出場するには、まず日本の代表選手に選ばれなくてはいけない。
それぞれの競技によって選考ルールがありますが、どの競技もこの競争は熾烈。
全選手が人生を賭けて勝負してくる中で、結果を出さなくてはいけないのですから大変です。

オリンピックへの出場権を獲得した選手、獲得出来なかった選手、次のオリンピックを目指す選手、アスリート生活を終えることにする選手・・・すべての選手に拍手を。

夢破れた選手はたくさんいるでしょう。
でもその経験は、きっとその後の人生の糧になる。
そう私は確信しています。

最近は10代で海外に渡る日本人アスリートが、増えているそうです。
より厳しい環境に身を置くことで、力が付くのでしょう。

A子の娘さんは中学と高校でバレーボール部に所属。
強豪校だったらしく、部員がたくさんいてレギュラーにはなれなかった。
当然実業団から声は掛からない。
A子は、大学でバレーボールを続けるのだろうなぐらいに思っていたそう。

ところが娘さんがイタリアに行くと言い出した。
高校でレギュラーになれなかったのに、イタリア行ってどうするのとA子は引き留めようとしたらしいのですが、娘さんの意志は固い。
そこまで覚悟をしているならと、A子は娘さんを応援すると決め、イタリアに送り出したそう。

セリエA2の練習生としての生活がスタート。
言葉の違い、習慣の違い、文化の違い、バレーボールの練習の違いなど、様々なことを乗り越えようと日々頑張ったそうです。

で、この娘さんがどうなったかというと、2年で練習生としての契約を打ち切られてしまい、無念の帰国となりました。
帰国後は看護大学に進学して看護師に。
入院中の子どもたちから「キリンさん」とニックネームで呼ばれる、人気者の看護師になりました。

すぐに叶えられるものは夢じゃない。
夢は大きい方がいい。
夢は遠い方がいい。
その方がきっと遮二無二頑張れるから。
夢に向かって全身全霊で頑張ったと思えたら、その結果が理想とは違っても、それもまた乗り越えられる。
そして次のステージではきっと花開く。
だからアスリートの皆さん、頑張れ。

名簿を

  • 2024年02月08日

派遣社員として働いていた企業から、顧客情報を不正に複製し、それを名簿業者に送信した罪に問われた人が逮捕されたという。

まず名簿業者なるものが存在していることにびっくり。
業者が存在するからには、ビジネスとして成立しているのでしょう。
ということは、顧客情報を盗まれている企業は多いということ。
おいおい、ですね。

そしてこうした情報を買っている企業も、たくさんいるのでしょう。
そうじゃなければビジネスにはなりませんから。
買った企業はその情報をどうするのでしょうか。
DMを送るとか?

昔はたくさんのDMが届いたものでした。
聞いたこともない会社が、封筒に私の住所と名前をしっかり印字した上で、売りたい商品のチラシなどを送りつけてくるのです。
でも最近はこういったものは届かなくなりました。

そういえば電話は相変わらずあります。
いらなくなった物を買い取りますという業者からです。
ただし私の情報を知っていて掛けているのではなく、片っ端から電話をしているといった感じ。
「ただいま〇〇区内の不用品買い取りキャンペーン中です」という台詞を向こうは言うのですが、その区に私は住んでいなかったりするから。

その時々で、名乗る会社名や店名が違っているので、1つの会社がやっていることではなさそう。
だとしたら、業界として電話営業がスタンダードになっているっぽい。
これでどれだけの成果があるのでしょう。
「丁度良かった。売りたい物があるのよ」なんて、とんとん拍子に進む確率って、どれくらいなのでしょう。
相当低そうに私には思えるのですが。

先週、一本の電話が。
カタコトの日本語で「コンニチハ」と言う。
そして「ワタシは・・・」と話し出す。
普段の私は「いらなくなった物を」の台詞の「いらなく」の段階で、電話を切るのを旨としているのですが、この時ばかりは彼の台詞を最後まで聞いてしまいました。
下手なりにあまりに一生懸命話そうとしているから。
これが向こうの作戦だったのかも。
いろんな営業手法があるものです。

レッスン

  • 2024年02月05日

新聞のお悩み相談コーナーに、英会話レッスンで話すネタがないという悩みが寄せられていました。

分かる。
とても分かる。

遥か昔、ドイツ語の個人レッスンを受けていた時期があります。
レッスンは週に一度。
「先週の週末はなにをしていましたか?」とドイツ語で聞かれる。
先生は別に私の私生活に興味があって、聞いている訳じゃない。
ドイツ語でどう話すかを試しているだけ。
だからどう答えたっていのですが、テキトーに答えると深掘りされるような質問が続き、困ってしまうといった経験が何度も。

例えば「映画を観に行きました」と答えると、なにを観ましたかとか、どこでとか、誰ととか、どんどん質問が飛んでくる。
更にその映画の粗筋を教えてくださいみたいな、難しいことまで言われてしまう。
実際には映画を観に行ってない私は困ってしまい「寝てしまったので覚えていません」と答えたりしていました。

毎週毎週楽しい予定が、詰まっているような生活をしていないのです。
相談者のように私もネタがなかった。
私の場合はフィクションを語るか、過去の出来事をまるで先週のことのように話すかのどちらかで、対応していました。
これ、語学レッスン生あるあるですね。

そのドイツ語の先生は、日本の大学に留学中の人でした。
母国語のドイツ語の他、英語、フランス語、日本語が出来て、今は韓国語に挑戦していると、さらっと言っていました。

語学が堪能な彼に将来はなにをしたいのかと聞いたら、「玉の輿に乗りたい」と答えました。
私は頑張れと言うしかありませんでした。
その後彼が引越しをすることになり、個人レッスンは終了。

それから数十年。
彼は夢を叶えたのか。
急に彼の今を知りたくなりました。
ネットを使って調べてみるか・・・いや、どうしたかなぁと思う今の感じが、私は好きかも。
ということで、このままにしておこうと思います。

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