ここ最近は寒くなったり、暖かくなったりで、日によって気温の変化が激しいですね。
それで服装に困っています。
近所を動き回るぐらいならば、制服と自分で呼んでいるいつもの格好で構わないのですが、人と会う予定がある時には、さて、どうしようと悩みます。
そこで服装予報をするサイトをチェック。
天気予報をする企業のホームページ内に、服装を提案してくれるページがあります。
もう何年も前にこのページを発見し、そこに書かれた服装を信じて外出したことがあるのですが、残念ながら外れました。
それで参考にするのを止めたのですが、久しぶりにそのページを見た私は、きっと進化しているに違いないと考えました。

エリアを指定すると、その地域に相応しい服装が表示されます。
昼間はカーディガン、朝と夜は厚手のパーカーと出てきました。
パーカーがそれほどまでにポピュラーなのかと、そこにまず驚く。
駅のホームで、電車の車内で、街中で、パーカー姿の人を私はそうは見掛けない。
皆が着ていなくても、あぁ、それぐらいなのねと、気温を想起させるに相応しいアイテムであればいいのですが、そうは思えない。
しかしそこには厚手のパーカーと書いてある。
若い人向けのページなのでしょうか。
取り敢えず外出は昼間だけなので、カーディガンを着ることに。
が、玄関ドアを開けて一歩外に出た途端「嘘でしょ」と声が出る。
全然寒い。
それでもこれから気温がぐんぐん上がるのかもしれないと、無理に前向きに考えて歩き出す。
しかしながらその日外出先で「寒いなぁ」とずっと思い続けるはめに。
周りを見れば、カーディガンのような薄手のものを羽織っている人よりも、スプリングコートを着ている人の方が全然多い。
翌日にも外出予定が。
服装予報のページをチェックしてみると、また昼間はカーディガンで、朝と夜は厚手のパーカーと出てくる。
「あんた、その格好、好きだね」と、思わずホームページに向かって呟く。
服装予報の提案を無視して、薄手のスプリングコートを着て外出。
するとちょうどいい。
服装予報はまたしても予報を失敗している。
もしかして私が寒がりのせいでしょうか。
標準的な体感温度と、私のでは差があるのかも。
そこで電車の車内を見回してみると・・・スプリングコートを着ている人が多数。
カーディガン姿の人はゼロ。
やはり私が参考にした、服装予報の精度が低いみたい。
もっと精度の高いアプリがあるでしょうか。
そういうのは有料のような気がします。
どうせなら私のクローゼットの中から、明日はこれとこれをコーディネートして着て、折り畳み傘をバッグに入れて、〇時に家を出て、〇分発の各停電車に乗って・・・などと、なにもかもを指示して欲しい。
そうなったらすっごく便利と思う反面、生活の中の彩りを失ってしまうような気もします。
ジャガイモの皮を剥くのがメンドー臭い。
昨今はピーラーでジャガイモの皮を剥く人が多いのかもしれませんが、私は包丁派。
ジャガイモには色々な種類がありますが、どれも基本的には凸凹している。
人参や大根とは違って、ピーラーとの相性は悪い。
ピーラーでジャガイモを剥くと、必ず皮が残ってしまう部分が出る。
そこは包丁を使って剥くことになる。
結局包丁に出張って貰うのであれば、最初っから包丁を使って剥いた方が早いように思えて、私はジャガイモだけは包丁派なのです。
で、包丁を使ってジャガイモの皮を剥くのが、メンドーなのです。
そんな私に救世主がいる。
ジャガイモの皮が剥かれ、すでに下茹でまでされたものが売られている。
サンキュー。
1度これを使ったらピーラーだろうが、包丁だろうが、ジャガイモの皮を己で剥こうなんて気にはなりません。
もう何年もこの下茹で済みのジャガイモを愛用していたのですが、先週ネットスーパーで買おうとしたら、売り切れていました。
どうする、私?
皮は剥きたくないが、カレーライスを作る気満々だったので、口がもうカレーの準備体制に入ってしまっている。
違うメニューにしたら、口が怒りだしそうな気がする。
散々悩んだ結果「ま、たまにはいっか」とフツーのジャガイモを購入。

届いたジャガイモの皮を早速剥き始めたら・・・ため息が止まらない。
久しぶりのジャガイモの皮剥きが、これほどまでにメンタルにダメージを与えるとは。
カブの皮剥きでは、こんなにしんどくならないのに。
カブは大抵形が綺麗なので、包丁で剥いても短時間でささっと済ませられる。
でもジャガイモは凹んでいるところの皮を剥くためには、向きを変えたり、ちょっとずつ刃を当てたりといった微調整が必要。
更に包丁の芽をあごの先で、ぐりっとえぐらないと、いけなかったりもする。
カブの時にはないこうした細かい作業が、七面倒臭く感じてしまうせいでしょうか。
そうしてやっと剥き終わったジャガイモを、鍋に入れてカレーを作りました。
大変な思いをして作ったカレーをしみじみと味わう。
そして心に誓う。
もう皮つきのジャガイモは買わないと。
下茹で済みのジャガイモが売り切れていたら、次の入荷を待つと。
あなたの声はどんな声ですか?
私は鼻声。
これに気付いたのはフリーライター時代。
インタビューする際に声を録音します。
後でそれを聞きながら原稿をまとめます。
相手の声の合間に自分の声が聞こえてきた時「こいつ、誰?」と驚きました。
鼻詰まりを起こしている女が、のんびりと質問しているのです。
思わず、再生をストップし、心を落ち着けてからもう一度聞いてみると・・・鼻詰まりの女は私でした。
風邪なんか引いていなかったのに。
慢性副鼻腔炎のせいで、澄んだ声は出せなくなっていたようです。
当時、対面せずに、電話だけで取材をすることもありました。
顔が見えない分情報が少ないので、恐らく先方は私を「鼻声の人」として記憶していたことでしょう。
ちょっと寂しいです。
美声とまではいかなくても、フツーであったならと思わずにはいられません。
声が与える印象って結構大きいですからね。

新聞で発見したのは声を使った商品。
スマホほどのサイズのそれは、ボタンを押すと男性の声が出るという。
どういう時に使うかというと、インターホンや電話で受け答えをする時に、ボタンを一つ押す。
すると男性の声で「宅配ボックスに入れておいてください」などと言ってくれる。
つまり本当は女性の一人暮らしだけど、家の中には男性もいるんだぞと思わせたい、なんて時に使うんですね。
男性の影をちらつかせることで、セキュリティを強化するって作戦。
昔、女性の一人暮らしでは、ベランダに男性の服を、干しておくといいなんて言われていましたが、その変形型最新版声バージョンといったところでしょうか。
最近は物騒な事件が多いようなので、こういうグッズはいいですよね。
もしこの男性の声のリクエストが出来るとしたら、どんな声が欲しいですか?
オペラ歌手のバスぐらい、低くて美声がいいでしょうか。
それとも魚市場で喉を鍛えました、なんて感じのかすれ声?
素敵な声の男性がいると思われるより、やっかいな男性がいると思われた方が、セキュリティを強化するという点ではいいような。
だったらかすれ声の人に「あ?」と不機嫌そうに言って貰うのがいいのかも。
なんだか妄想が広がります。
口内炎が痛くて痛くて。
5日前に舌に激痛が走り鏡を覗きました。
舌の横に白いぽちっとしたものが。
口内炎です。
ちょうど歯と当たっている部分のため、なにもしていなくても痛い。
こんな状態なので咀嚼が大変に。
口内炎があるのは舌の左サイド。
口内炎に食べ物が当たらないよう、右の方に集めようとしてみる。
が、集めるためには舌を動かさなくてはいけない。
でも舌を動かせば激痛が。
どうすりゃいい?
しょうがないので痛み止めの薬を飲んで、多少痛みが小さくなったところで再トライ。
痛みがゼロとはならないものの、我慢出来るぐらいにはなったので、なんとか食事を終えることが出来ました。

問題は歯磨き。
必死で舌を右方向に引っ張り歯から離す。
そうして出来た空間に歯ブラシを入れて、動かそうとしてみる。
しかしどんなに舌を右に引っ張っても、ゆとりの空間は生まれはしない。
小さめヘッドの歯ブラシでも当たってしまう。
歯ブラシを動かした途端に激痛に襲われ、絶叫しながらのブラッシングに。
泣きそうになりました。
このまま痛みに耐え続けるしかないのかと、うんざりしている時、ふとデスクの端に鎮座するスプレーに目が留まる。
それは喉が腫れたり、痛くなったりした時に、患部に噴射するタイプの薬。
私はしょっちゅう喉が痛くなります。
慢性の副鼻腔炎の影響ではないかと、自分なりに解釈しています。
病院に行くほどではないので、市販薬で済ませたい。
こんな時に使っていたのが、この噴射タイプの薬でした。
しばしば喉が不調に見舞われるので、すぐに手に取れるようデスクの端に置いていたのです。
容器の裏の説明書きをルーペを使って読んでみたら・・・口内炎にも効果があるとなっている。
おっと。
どうして喉の痛みにも、口内炎にも効果があるのか、その理由は分かりませんが、とにかく丁度良かったと口内炎に噴射したら・・・大激痛。
それまでの痛みの百倍は痛い。
どうして?
この痛みを我慢した先に快癒が待っているの?
一刻も早く治したい私は、この痛みを受け入れることに。
1日数回シュッと口内炎に噴射。
その度に「イッテー」と大声を上げる。
これを3日続けたのですが、痛みは小さくならないし、口内炎のサイズにも変化なし。
治っていっている気配がない。
ネットで調べてみたら、口内炎は5~7日程度で治るとなっていました。
もう3日。
なにもしなくても同じじゃね? と思い至り、噴射を止めることに。
そして今日は5日目。
痛みはほとんどなくなりました。
なにもしなくても、痛みを我慢しても、同じ日数で治るのであれば、早く治そうと痛みを我慢していた私はなんだったんでしょう。