暑くて料理をするのが嫌になった日。
夕食を買おうと、ファストフード店に入りました。
そのチェーン店に入るのは久しぶり。
モニターをタッチするなどセルフで注文しなければいけなかったら、メンドーだなと身構えたのですが、カウンターにはスタッフがいて、対面で注文を受けてくれる雰囲気。
ほっとしてカウンターの前に。
そこにはメニューが置いてある。
これが昔ながらの分かり難いメニュー。
べたっと同じトーンでたくさんの品が並んでいるので、目当ての物を探すのが大変。
こういうところは改善して欲しい点なのですが、この店では従来通りでいくスタンスのよう。
セットの品を注文したら、女性スタッフが「それでしたら、同じ商品でお安くなっているこちらの特別セットで宜しいですか?」とメニューを指差す。
ね、メニューが見難いと、こういうことになる。
「それでいいです」と私は言い、支払いをクレジットカードでしたいと申し出ました。
すると「アプリのご利用は宜しいですか?」と聞かれました。
最近、この質問をされることが多い。
以前はどこに行っても「ポイントカードをお持ちですか?」と聞かれたものですが、今は「アプリのご利用は?」と言われる。

恐らくアプリをダウンロードして、それをどこかに翳したりとかすれば、ポイントが貯まったりするのでしょう。
その店の利用頻度が高ければ、ポイントを貯めるのを検討してもいいですが、今年中にもう1度来るだろうかぐらいの店であれば、アプリをダウンロードする気にはならない。
だってアプリをダウンロードしたら最後、1日に何度もDMが来て煩わされるから。
そこで「それは結構です」と断りました。
以前そことは別の宅配サービスを利用しようと、アプリをダウンロードしたことがあります。
ダウンロードをして登録までは出来たのですが、いざ注文しようとしたらエラーが発生。
注文出来ませんでした。
なのに、翌日から1日に何度もDMがくる。
放置していたのですが、1ヵ月後ぐらいに知人が我が家に立ち寄ることになったので、ドリンクを注文しようと、そのアプリを使おうとしたら・・・近くに配達員がいませんとメッセージが。
そういう断られ方があると知る。
結局、この日は自らコンビニに買いに走りました。
その後も1日に何度もそこからDMがきます。
キャンペーン中だとか、暑い日には便利ですよとか、色々な言葉で注文してよと言ってきます。
近くに配達員がいるかどうかは分からない癖に。
世の中が便利にスマートになっているという実感を、全然もてない私です。
暑さ対策、どうしてますか?
数年前、駅のホームで若い女性が、小さな扇風機を顔に当てているのを初めて見た時、衝撃を受けました。
夏場、私は扇子を持ち歩き、それを手動で仰いで暑さを和らげようとしていましたが、扇風機を持ち歩くという発想はなかった。
開発して売り出したメーカーも凄いですが、それを購入し使っている人もまた、凄いと思ったものでした。
時が流れ、今やミニ扇風機を持ち歩く人を見掛けても、なんとも感じなくなるほど普及しましたね。
ベストの中にファンが仕込まれていて、それで風が送られ涼しくなるという商品が、バカ売れしていると聞いたことがあるのですが、今は更に進化を遂げていて、携帯電話を折り畳んだぐらいのサイズのものを、肌に直接当てて冷やすものや、ウエストバッグに見えるようなものがあると新聞で紹介されていました。
日本の夏はどんどん過酷になっているので、こうした商品を上手く取り入れて、賢く暑い時期を乗り切りたいもんです。

私がここ数年やっているのは、タオル製のハンカチに冷却シートを貼るという対策。
傍目にはハンカチで首の汗を拭いていますと見える動作で、実は冷却シートを当てて冷やしています。
これ、駅のホームなどで、電車を待っている時などには最適。
が、問題は常にハンカチを手で押さえておかないといけない点。
片手で常に押さえている状態は、電車待ちなど静止の状況下ではいいのですが、歩いている時にはちょっと変に。
片手を首に当てたまま歩いている人って、滅多に見掛けないでしょ。
だから変な人が歩いていると思われかねない。
周りが避けてくれたら暑さも軽減されると考えられたなら、これもアリでしょうが、私はそこまで振り切れない。
そこでスカーフに冷却シートを貼ればいいのではと考えたのですが・・・手持ちの薄手のスカーフに冷却シートを貼ると、その存在がはっきりと見えてしまう。
やや厚手のスカーフにすれば、冷却シートはバレないけれど、そのスカーフを巻いていることで暑くなっている気がして、なんのためにやっているんだか、訳が分からなくなってしまう。
結局、ハンカチに貼って、手で押さえるという当初のやり方に戻ってしまいました。
今夏も暑くなりそうです。
各自好みの対策で暑さを乗り切りましょう。
寝ていたら、トイレに行きたいなぁと感じました。
半分寝ていて、半分起きているような状態の中、昨日は水分を摂り過ぎたのかもなぁなどと思う。
しかしトイレには行かずに眠りの続きに。
やがてヘリコプターの音に気付く。
緊急事態でもあったのだろうか。
こんな早朝に飛ぶなんてと思いながら、また眠りに入る。
スマホから着信メールの音が。
こんな朝早くに入るメールは、緊急ニュース速報がらみだろう。
大きな災害でも起きたのか。
目を開けた。
目覚まし時計を見たら午前11時半。
飛び起きました。
なんで? と動揺する私。
私は毎朝午前7時に起きます。
このため目覚まし時計を、午前7時にアラームが鳴るようタイマーをセットする。
そしてもう1つの時計を、午前7時5分に鳴るようにセット。
そしてスマホも午前7時5分に鳴るように設定。
この三段構えを用意していたのに・・・この3つのセットをすべて忘れてしまったのでした。

こうしたセットは夜寝る前にするのですが、それを丸ごと忘れてしまったため、目覚まし時計を何個枕元に置いてたって意味なし状態。
間抜け過ぎて靴下をはきながら、へらへらと笑ってしまいました。
ひとまず人と約束のある日じゃなくて幸いでした。
それから食事を摂ったらもう午後。
予定していた事務仕事をあたふたと片付けていたら、もう午後6時。
1日が短過ぎて呆然としました。
目覚まし時計をセットするのを忘れないようにするには、どうしたらいいのでしょう。
寝る前の行動なんてルーティン化しているはずなのに、抜け落ちてしまうのは何故なのか。
取り敢えずスマホのアラームは、毎日午前7時5分になるように、セット内容を変えることにしました。
その日の夜。
2つの目覚まし時計とスマホのタイマーセットをし終えた私は、3つを枕元に並べてから、指差し点検。
今夜は眠れないだろうなと思いながらも横に。
ところが。
いつものように熟睡。
フツーに眠れてしまえたことに驚きました。
何度か利用したことのあるアクセサリーショップから、セールを知らせるメールが届く。
早速サイトにアクセスして、セール品をチェック。
そしてそのページを印刷する。
私は画面で検討することが出来なくて、日用品以外は一度印刷をして、それを見ながら検討します。
4点印刷をしてテーブルに並べて検討。
でもすぐには買わない。
衝動買いを減らすため、必ず1日以上置くようにしています。
デスクの端に印刷した紙を置き、その前を通る度にチラ見して、買おうか、止めようか、検討を続けます。
そして翌日。
決断の時が迫っています。
どうしようかなぁと思いながらメールを開いたら・・・他のアパレルショップから、セールの案内メールが。

すぐにそこのサイトに行ってみたら、やってるやってる。
検討したものの買わなかった品が、安くなっているのを発見。
5点を印刷。
そしてテーブルに並べる。
昨日保留したアクセサリーに服がプラスされて、紙は置き切れないほどに。
4点で迷っていたのに更に5点増えて、迷いは深まる。
安くなってるんだから全部買っちゃえば、なんてことにはならないし、安いから失敗してもいいやともならない。
マイルールに従い、決断は翌日に持ち越すことに。
翌日メールを開いたら、また別のアパレルショップからセールの知らせが。
もう止めて。
送ってこないで。
そこはとても素敵な服を売っているのですが、如何せん値段が高い。
宝くじが当たったとか、庭から石油が出たぐらい目出度いことがないと、定価では買えないところ。
そこのセールなので10%オフ程度じゃ、全然買えない。
冷静に考えれば。
でもこういう機会でもなければ一生買えないのだから、チャンスじゃね? という考えも浮かんでくる。
ひとまず印刷だけしてみることに。
気が付けば20枚ほどの紙が、テーブルに犇めく状態。
「どれにしようか、なのなのな」で決めたくなってくる。
なんとか2つの品を選んで、さぁ、買おうとサイトにアクセスしたら・・・1つは売り切れていました。
もたもたしているうちに、毎度こういうオチになる。
スパッと即断して買い物が出来る人が羨ましい。
いつかそういう人に私もなりたい。