プリンターを

  • 2022年12月12日

プリンターを買い換えました。
古い方のプリンターをどうするか問題に直面。

自治体が運営する粗大ごみ処理センターに、集荷の申し込みをしようとサイトにアクセス。
これまでにもこうした自治体の粗大ごみ処理センターに、引き取って貰ってきましたが、引っ越しをしたので、現在住んでいる自治体では初めての申し込みです。

住所や名前、電話番号を入力して次のページへ。
するとあなたが捨てる予定の場所を、地図上にマークしてくれと指示が出る。
おっと。
こんなことになっているんですね、最近の粗大ごみ処理センターは。
そこでマークを付けて申し込みを完了。

収集日は2週間先。
その間に解決しなくてはならない問題が1つ。
マークしたのは、マンションの1階にある粗大ごみ置き場。
ここまでどうやって運ぶか。
持てないほどではないとはいえ、住んでいるのは4階。
共用廊下を歩きエレベーターに乗り、粗大ごみ置き場までの距離を考えると心が萎える。

そこでポイントが貯まっていたのを思い出し、これを使って台車を買うことに。
ネット検索してみたら膨大な数の台車が出てきて、うんざりしかかる。
その時、女性の意見から生まれたという台車を発見。
折り畳めるとか、軽いといったキャッチコピーはほとんどの商品についていましたが、胸に刺さってはこなかった。
そんな中、女性の意見から生まれたという言葉にズドンと射られた。
会社の制服らしきものを着た女性が、笑顔でその台車を押している写真にも好感がもてました。
業務上重い物を台車で運ばざるを得ない女性たちは、さぞかし苦労していることでしょう。
そうした女性たちの生の声が開発に生かされた商品であるならば、きっと私にも使い易いはず。

ということで、その商品をポイントで購入することに。
ブラック、ブラウン、グレー、ピンクの4色があるらしい。
ピンクがあるなんて辺りが、いかにも女性向けって感じ。
私はブラウンを選びました。

そして収集予定日の前日になり、台車にプリンターを載せて部屋を出たら・・・ガガガガガと物凄い音が。
キャスターが地面とぶつかる音がハンパない。
隣の駅まで届きそうなほど。
ロックでも掛かっているのかと調べてみましたが、そのような機能は付いていない模様。

他の住人に怒られる前に、抱えて下まで運ぼうか。
が、わざわざこのために買ったのに、自分で持って運ぶことになるのは負けた気がする。
なにに負けるのかは、わからないけど。

そこでこのまま強行突破することに。
そんな時に限って他の住人と遭遇。
こんにちはと挨拶をするも、あまりにキャスターの音が煩くて、届いていない気がするも、こんな音をさせる台車を買ってしまって、すみませんといった風情を精一杯醸し出してすれ違う。
やっとの思いで粗大ごみ置き場に到着。
プリンターをそこに置くと、台車を折り畳み腕に抱えて部屋に戻りました。

なぜ私はいつもこうなるのか。
以前買い物カートを買った時も、キャスターが尋常ではない大きな音をさせました。
マンション内ではキャスターの音をさせないよう、買い物カートを持ち上げて運ぶはめになり、結局別の物に買い換えました。
どうやら私はキャスター運がないみたい。

そして思う。
これ、絶対に女性の意見なんて聞いちゃいない。
こんなに煩い音が出る台車を、欲しいという女性がいる訳ないもん。
だったらあれは売るための宣伝文句だったのか。
キャッチコピーと制服姿の笑顔の女性の写真に、まんまと騙されてしまいました。

コートにブローチを

  • 2022年12月08日

昨日電車の中で、黒いコートの襟元に、シルバー系の星型のブローチをしている人を見掛けました。
重たくなりがちなコート姿に、そのブローチは花を添えていて素敵でした。

以前ブログで、ブローチを探していると書きました。
探索は今も続いています。
ちょっとした時間に、ネットサーフィンをして探していますが、未だこれだと思う物を見つけられずにいます。

仮に念願叶ってブローチを入手したとして、果たして私はコートに付けられるのかといった問題が。
ブローチを付けるということは、穴を開けるということ。
コートに穴を開ける・・・結構勇気がいります。

皇后雅子様が婚約されたばかりの頃、そのファッションが皆の注目の的になっていました。
着回すためでしょうか、前日に着ていらしたコートにブローチを付けて、印象を変化させていらっしゃいました。
オシャレ上級者のテクに、感動したことを覚えています。

私もコートにブローチを付けてみようか・・・いや、やっぱり開いてしまう穴が気になる。
やはり私は穴が開いても目立たない、ニットのセーターに付けたい。

新作「息をつめて」の主人公、麻里はブローチを貰います。
困ったなと思うのと同時に少し嬉しい。
それを胸に付けていると、誰かから貰ったものだろうと鋭い指摘を受けたりします。
孤独な暮らしを続けてきた彼女の胸を飾るブローチ。
明るい未来を予感させるような存在です。
このブローチが麻里の胸でずっと輝き続けるのかどうかは、小説を読んでみてくださいね。

ブローチ、ブローチと騒いでいたら、友人から「気に入ったものがないなら、自分で作ってみれば?」と言われました。
それねぇ。

以前気に入ったヘアピンが見つからず、自分で作ったことがありました。
自作する人は結構いるのか、制作するための道具を売っているネットショップが複数ありました。
そのうちの1つで、ヘアピンの土台、ワイヤー、鋏などを揃えました。
キラキラしたかったのでスワロフスキーを購入し、それをワイヤーで編みこむようにして、土台に取り付けました。
やっていくうちにコツみたいなものを掴み、制作時間はどんどん短くなっていきました。
結局10個制作。
髪に付けて満足していたのですが・・・土台の金属がいけなかったのか、ヘアピンをしていたところに湿疹のようなものが。
せっかく手作りしたヘアピンは以降出番はなくなり、引き出しの奥で眠っています。

ブローチをニットに付けるならば、その下になにかしら着ているので、金属部分は直接肌には当たらない。
だから湿疹は出来ない・・・はず。

でも1つ問題が。
それはセンス。
ヘアピンは基本的に一直線なので、スワロフスキーをただ並べて編みこめば良かったけれど、ブローチは形が自由になるため、その分センスが問われてしまいそう。
自分のセンスに自信なし。
ブローチを探し続けるか、手作りに挑戦するか・・・ちょっと考えてみます。

VARが好き

  • 2022年12月05日

VARが好き。
恐らく日本人の大多数がこのVARに感謝し、この制度を100パーセント支持していることでしょう。
VARがなかったらと考えると・・・恐ろしい。
狡猾さに勝てる最強の手段です。

皆さん、ついてこれてますか?
サッカーのワールドカップの話ですよ。

今回のカタール大会ではこのVARの活用の他にも、試合時間の管理が厳格になったという変化が。
アディショナルタイムが7分と出て、びっくりしちゃいましたが、きっと正確に計ったら7分になったんだろうなとは思うものの、だったら今までは誰がどうやって、計測していたんだろうといった疑問が。
厳格に管理してみたら、試合が止まっていた時間が7分あったというのは、なかなかのものですよ。
45分のうちの7分ですからね。
1点入れるのに十分な時間です。
これまでこれだけの長いアディショナルタイムが出なかったというのは、誰かの勘で「今日は結構ファウルが多かったから、4分ぐらいじゃね?」とか、「今日はスムーズにいったから、1分ぐらいでいいんじゃね?」と判断していたのではないかとの疑念が、わき上がって来ます。

選手たちはこの変化を肌で感じたのでしょう。
対応が早い。
これまでは海外のチームが勝っている時の選手交代には、物凄く時間を掛けていました。
さっきまで猛スピードで走り回っていた選手が交代となった途端、走り方を変える。
これは中の選手がタッチラインを越えて外に出ないと、交代選手は入れないから。
交代選手が入るまで試合は止まる。
だから勝っている時には試合時間を減らそうと、ピッチの中の選手はちんたらちんたらとして、なかなか外に出ようとしない。
審判から遅延行為だと言われないよう走っているぞと見せるため、太腿を高く上げて装う。
そして見た感じは走っているようなのに、前に全然進まないという技を見せる。
こうして交代に時間を掛けて、試合時間を減らそうとしてきました。

それがどうやら今回のワールドカップでは厳格に計測されて、演技力で試合時間を減らすことは出来ないようだとわかった途端、海外の選手たちの交代が一気に早くなりました。
これまでなら交代選手がいるタッチラインのところまで、どんなに距離があろうとも、時間を掛けてゆっくりやって来た選手が、一番近いタッチラインから早々に外に出て、交代選手を早く中に入れるようにしていた姿が多く見られました。

狡さが消えたピッチでは、90分間の試合時間が確保されるようになりました。
これは喜ばしい。
正々堂々と戦う日本には有利な大会です。
ぜひ頑張って欲しい。
頑張れ!

テーマ音楽

  • 2022年12月01日

このブログでも何度か書いていますが、小説を書く前にはまずテーマ音楽を決めます。
アルバムの場合が多いです。
その1つのアルバムを毎日、執筆の間中リピートして聞き続けます。
半年もの間、毎日ずっと同じアルバムを聞き続けるのは、誰もが出来ることではないように思うのですが、いかがでしょう。
私にとっては、この同じアルバムを聞き続けることが大事。
なにか心配事を抱えていたり、前日の自分の発言を後悔してイジイジしていたり・・・日によって、自分の気持ちは色々。
そんな色々な気持ちを引き摺って作品を書いたら、登場人物たちの性格も不安定になってしまう。
それは避けたい。
そのために音楽の力を借りています。

毎日同じアルバムを聞いているうちに、音楽と作品世界が渾然一体となっていきます。
やがてその音楽を聞けば、すっと小説の世界に入っていけるようになります。

新作「息をつめて」にも、テーマ音楽がありました。
JUJUさんの「俺のリクエスト」です。
「奏」「LA・LA・LA LOVE SONG」「even if」など、男性歌手が歌ってきた不朽の名曲を、JUJUさんがカバーしているアルバムです。

このアルバムを毎日聞いていて思ったのは、名曲は古びないということ。
そして心に刺さる。
小説も同じですね。
100年前に書かれた小説が、心に刺さることがありますから。
書かれた当時とは時代も、文化も、価値観も、境遇も、いろんなものが違っているはずなのに、今読んでもちゃんと心を揺さぶられる。
それが名作なのでしょう。
新作「息をつめて」が、そんな息の長い小説であったらいいのですが。

音楽といえば、友人A子は大のカラオケ好き。
コロナになってから行けなくなり、それがとても寂しいと言っています。
私はカラオケがどうも苦手です。
誘われても断るようにしているのですが、A子の誕生会が当人のたっての希望で、カラオケで開かれたことがありました。
コロナ前のことです。
渋々参加しましたが、私にとっては苦行以外の何物でもない。
延々と下手な歌を聞かされて、しかもじっとしていることは許されず、手拍子やタンバリンを叩くことを強要される。
下手な歌をニコニコして聞き流せるほど、人間が出来ていない私には耐え難い。
そのうち頭痛がしてきました。
トイレと称して部屋を出ました。
新鮮な空気を吸おうと店の外に出ると、20代ぐらいの男性が一人ぼんやりしていました。
目が合うと会釈をしてくれます。
私もお辞儀を返して、ぼんやり前の通りを歩く人たちを眺めます。
彼もカラオケが苦手で、息抜きをするために外に出たのでしょうか。
隣にいる人が同類かもしれないとの思いのせいか、そこが居心地のいい場所になっていました。
スマホを弄るでもなく、ただぼんやりと前を行く人たちを眺める彼と私。
シュールな一場面となりました。

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