コートにブローチを

  • 2022年12月08日

昨日電車の中で、黒いコートの襟元に、シルバー系の星型のブローチをしている人を見掛けました。
重たくなりがちなコート姿に、そのブローチは花を添えていて素敵でした。

以前ブログで、ブローチを探していると書きました。
探索は今も続いています。
ちょっとした時間に、ネットサーフィンをして探していますが、未だこれだと思う物を見つけられずにいます。

仮に念願叶ってブローチを入手したとして、果たして私はコートに付けられるのかといった問題が。
ブローチを付けるということは、穴を開けるということ。
コートに穴を開ける・・・結構勇気がいります。

皇后雅子様が婚約されたばかりの頃、そのファッションが皆の注目の的になっていました。
着回すためでしょうか、前日に着ていらしたコートにブローチを付けて、印象を変化させていらっしゃいました。
オシャレ上級者のテクに、感動したことを覚えています。

私もコートにブローチを付けてみようか・・・いや、やっぱり開いてしまう穴が気になる。
やはり私は穴が開いても目立たない、ニットのセーターに付けたい。

新作「息をつめて」の主人公、麻里はブローチを貰います。
困ったなと思うのと同時に少し嬉しい。
それを胸に付けていると、誰かから貰ったものだろうと鋭い指摘を受けたりします。
孤独な暮らしを続けてきた彼女の胸を飾るブローチ。
明るい未来を予感させるような存在です。
このブローチが麻里の胸でずっと輝き続けるのかどうかは、小説を読んでみてくださいね。

ブローチ、ブローチと騒いでいたら、友人から「気に入ったものがないなら、自分で作ってみれば?」と言われました。
それねぇ。

以前気に入ったヘアピンが見つからず、自分で作ったことがありました。
自作する人は結構いるのか、制作するための道具を売っているネットショップが複数ありました。
そのうちの1つで、ヘアピンの土台、ワイヤー、鋏などを揃えました。
キラキラしたかったのでスワロフスキーを購入し、それをワイヤーで編みこむようにして、土台に取り付けました。
やっていくうちにコツみたいなものを掴み、制作時間はどんどん短くなっていきました。
結局10個制作。
髪に付けて満足していたのですが・・・土台の金属がいけなかったのか、ヘアピンをしていたところに湿疹のようなものが。
せっかく手作りしたヘアピンは以降出番はなくなり、引き出しの奥で眠っています。

ブローチをニットに付けるならば、その下になにかしら着ているので、金属部分は直接肌には当たらない。
だから湿疹は出来ない・・・はず。

でも1つ問題が。
それはセンス。
ヘアピンは基本的に一直線なので、スワロフスキーをただ並べて編みこめば良かったけれど、ブローチは形が自由になるため、その分センスが問われてしまいそう。
自分のセンスに自信なし。
ブローチを探し続けるか、手作りに挑戦するか・・・ちょっと考えてみます。

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