VARが好き

  • 2022年12月05日

VARが好き。
恐らく日本人の大多数がこのVARに感謝し、この制度を100パーセント支持していることでしょう。
VARがなかったらと考えると・・・恐ろしい。
狡猾さに勝てる最強の手段です。

皆さん、ついてこれてますか?
サッカーのワールドカップの話ですよ。

今回のカタール大会ではこのVARの活用の他にも、試合時間の管理が厳格になったという変化が。
アディショナルタイムが7分と出て、びっくりしちゃいましたが、きっと正確に計ったら7分になったんだろうなとは思うものの、だったら今までは誰がどうやって、計測していたんだろうといった疑問が。
厳格に管理してみたら、試合が止まっていた時間が7分あったというのは、なかなかのものですよ。
45分のうちの7分ですからね。
1点入れるのに十分な時間です。
これまでこれだけの長いアディショナルタイムが出なかったというのは、誰かの勘で「今日は結構ファウルが多かったから、4分ぐらいじゃね?」とか、「今日はスムーズにいったから、1分ぐらいでいいんじゃね?」と判断していたのではないかとの疑念が、わき上がって来ます。

選手たちはこの変化を肌で感じたのでしょう。
対応が早い。
これまでは海外のチームが勝っている時の選手交代には、物凄く時間を掛けていました。
さっきまで猛スピードで走り回っていた選手が交代となった途端、走り方を変える。
これは中の選手がタッチラインを越えて外に出ないと、交代選手は入れないから。
交代選手が入るまで試合は止まる。
だから勝っている時には試合時間を減らそうと、ピッチの中の選手はちんたらちんたらとして、なかなか外に出ようとしない。
審判から遅延行為だと言われないよう走っているぞと見せるため、太腿を高く上げて装う。
そして見た感じは走っているようなのに、前に全然進まないという技を見せる。
こうして交代に時間を掛けて、試合時間を減らそうとしてきました。

それがどうやら今回のワールドカップでは厳格に計測されて、演技力で試合時間を減らすことは出来ないようだとわかった途端、海外の選手たちの交代が一気に早くなりました。
これまでなら交代選手がいるタッチラインのところまで、どんなに距離があろうとも、時間を掛けてゆっくりやって来た選手が、一番近いタッチラインから早々に外に出て、交代選手を早く中に入れるようにしていた姿が多く見られました。

狡さが消えたピッチでは、90分間の試合時間が確保されるようになりました。
これは喜ばしい。
正々堂々と戦う日本には有利な大会です。
ぜひ頑張って欲しい。
頑張れ!

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