受験シーズンが
- 2020年01月23日
受験シーズンですね。
テストの主催者が変わるとか、受験方法が変わるとか、なんだか変化をしている様子。
これから受験をする学生さんたちにとっては、どうなっていくのか気が気じゃないでしょう。
私が受験をしたのは遠い昔。
記憶として残っているのは、私の人生の中であれほど勉強した時期はないというぐらい、必死で受験勉強をしていたこと。
今も昔も受験は大変です。
とはいうものの、子どもの数が減っているという現実を踏まえれば、受験っている? との疑問が。
希望者は全員受け入れるぐらいにして、進級試験で振り落としていくのはどうでしょう。
それは残酷という意見が出そうですね。
受験システム以外でも、大胆な改革が出来る余地があるように思います。
例えば何年生という年齢での括りはやめて、科目別に自由に授業を取っていくというのはどうでしょう。
「俺、数学まだレベル11なんだよね。クリアまであと20もあるんだけど」なんて、科目別にレベルを一つひとつクリアしていく。
授業も年齢別のクラス別ではなく、レベル別に授業。
すべてクリアしたら卒業。
4年でクリアする人もいるでしょうし、1年でクリアする人も、7年かかる人もいるでしょう。
それでいいんじゃないかなと思うのです。
理解出来るまでに掛かる時間は人それぞれで、それを一律に年齢で区切る必要があると考えるのは、教える側の都合のような気がします。
子どもが少ない今なら、こんなことも出来るんじゃないかと思うのですが。
成績次第で授業料が変わるなんてアイデアもありますね。
九十点以上ならその科目の授業料が半額になるとか、五十点以下なら定価のままとか。
頑張れば授業料が安くなる・・・となったら、物凄くやる気になるのでは?
と、荒唐無稽なアイデアばかり並べてしまいましたが、先輩として受験生の皆さんにひと言。
受験の結果が願っていたものではなかったとしても、それで人生が終わってしまった訳ではありません。
だからがっかりせずに、前に一歩足を出してみましょう。
第二希望の学校で楽しい学生生活が待っているかもしれないし、来年にあなたの希望が叶うかもしれない。
いずれにせよ前を向いて歩き出すのが大事です。
私は受験がゴールになってしまい、入学した学校でまったく勉強をしなくなってしまいました。
そしてこんな大人になってしまいましたが、どうか皆さんは受験はスタート地点なのだというのを忘れずに、学ぶことを楽しんでください。