いくつかの銀行に口座をもっています。
使用目的によって使い分けをしています。
月に1度、メインの口座からそれら複数の口座へ振り込み作業をして、お金を移します。
それはいつもATMで。
ネットだとなんか怖いから。
昭和の女はネットよりATMの方を信じているのです。
ATMで作業をしていると、銀行からのアナウンスが聞こえてきます。
ネットだと手数料がお得だとか、いつでも好きな時に出来るから忙しい人にはうってつけだのと、延々と利点を並べる。
ATMを今まさに利用している人に向けて、それは止めてネットにしろと言ってくるのです。
こうしたアナウンスを、これまではずっとスルーしてきました。
しかし。
緊急事態宣言が出された今、ATMを利用するために外出するという行為は控えるべきとの考えに。
実は随分前にネットバンキングの申し込みだけはしていたので、ログインすればサービスを利用出来るようになっていました。
そこで初めてログインしてみたら・・・意外とあっさりと受け付けてくれました。
「はい」と「いいえ」のどっちを選択したらいいか迷うような場面に出くわすのではと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
あっという間に手続き終了。
なんだか・・・簡単過ぎて驚いてしまう。
「ようやくネットバンキングを利用してくれましたね」といった嫌味や、「待ってたわぁ」といった歓迎や、「ここに来てくれて嬉しいわ」といったリップサービス的な言葉は皆無でした。
当たり前か。
私としては大きなハードルを越えたようなつもりでしたが、銀行側からすれば、大したことじゃないんでしょうね。
電子マネーが今以上に普及して、現金を下ろすだとか、振り込むだとかいったこともネットを介して行う人がどんどん増えていったら、ATMは減っていくんでしょうね。
やがて「ATMってなんですか?」と聞いてくる若者が増えて、「あー、そういう時代かぁ」なんて、ジェネレーションギャップを感じることになるんでしょう。
シャーペンが壊れました。
以前から、ちょいと不便な状態に陥っていたシャーペンでした。
上部の蓋のようなものを外すと消しゴムが付いていて、それを外すと穴が顔を出すので、そこに芯を入れる・・・というのがフツーの状態のシャーペンですが、私が使っていたものは、何故か芯の侵入を拒絶する。
なにかが詰まっているのかと、眼鏡を掛けて覗き込むのですが、あまりに穴が小さくて中が暗いので、様子がわかりません。
しょうがないので、最下部の芯が出てくる穴から逆に刺し込んでいました。
当然、1本しか入れられません。
芯がなくなると眼鏡を掛けて、折らないよう細心の注意を払い、息を止めるようにして0.5ミリのそれを刺し込む。
こんな状態でした。
ところが、そんなことさえ拒絶されるようになってしまいました。
中になにか詰まっているんでしょうかね。
なにかと詰まるシャーペンです。
で、これが初めての経験じゃない。
同時期に同ブランドのシャーペンを2本買ったのですが、もう1本も同じ症状で限界を迎えて、捨てるはめに。
シャーペンが1本もないのは、とても不便なので、新たに購入しようと、いつも事務用品を買っているサイトにアクセスしてみると・・・シャーペンなんて検索窓に入れた日にゃ、膨大な数の商品がずらっと並び、どうしていいかわからなくなる。
どうやって絞り込んだらいいのか。
シャーペンの差別化ってなに?
もうどうしていいかわからなくなって、たまたま目に留まった商品の説明書きを読んでみたら、重心を下にしている云々とある。
重心を下にしたらどうだというのか全然わからないし、興味もないのですが、詳細ページに飛ぶのも、調べたりするのもメンドーで、じゃ、これにすると、あっさり決めて購入。
届いたシャーペンは、これまでのよりかなり細身。
で、下の方にグリップが付いていて、それが重い。
これによって重心が下にくるように作られているようです。
使ってみたら・・・これが殊の外いい。
重心が下にあるためシャーペンを動かした時に、無駄にブレたりしない。
シャーぺンの書き易さにこれほどの違いがあるなんて、思ってもいませんでした。
それまでなんとなく太いペンの方が、疲れにくいような気がして、太いものを選んできましたが、書き易さには太さよりも重心が大事だったとは。
思い込みに縛られず、トライしてみるのがいいようですね。
何事も。
東京の北区にあるナショナルトレーニングセンターが、利用停止になっています。
ここは取材で1度お邪魔したことがあります。
様々な競技のトップ選手たちが練習をする拠点です。
緊急事態宣言が出されたことで、ここも利用停止となりました。
選手や関係者たちの身を守る処置なので、致し方ないのでしょう。
練習場所を奪われた選手たちが、この期間をどう過ごすかは大事ですね。
来年のオリンピックでの結果と繋がっているはずですから。
工夫をして来年に備えるしかありません。
すべての選手が試されているのだと思います。
アスリート以外の人たちもそう。
この期間をどう過ごすのかを試されています。
ずっとやりたいと思っていたけれど、時間がなくて踏み切れなかった勉強を・・・なんて、どうでしょう。
いつもは手にしないジャンルの本を読んでみるとか、長編にトライしてみるなんていうのもお勧めです。
1人の作家のデビュー作から発表順に読んでいく・・・こちらもお勧め。
シリーズもののドラマに手を出してみるのもいいですよね。
「24」を一気に観るなんて挑戦、どうでしょう。
主演のジャック・バウワーの携帯電話は、いつ充電してるんだろうなんて、本筋とは関係ないことを考えながら、ハラハラドキドキしてみてください。
私は片付けをしてみようと思い立ちました。
普段見て見ぬふりをしている、洗面所の棚と引き出しの中を総点検してみることに。
するとたくさんの洗剤だの、溶剤だの、洗浄剤だの、掃除グッズだのを発見。
いつ買ったのか記憶がないものばかり。
使った形跡がないものも多い。
恐らくここを掃除しよう。
専用の洗剤を買わねば。
よしっ、ネットショップでぽちっとしたぞ。
と、ここまでは熱い気持ちがあった。
でも大抵やる気のピークはここ。
品物が届くまで数日。
この間にやる気は徐々に下がっていく。
そしてネットショップから段ボール箱が届いても、すぐに開封しない。
時間が空いた時にするつもりで、しばらく放置してしまう。
ここでまた数日掛かる。
この間にまたやる気は下降線を辿り、開封した時にはゼロに近い状態に。
入手した溶剤の裏書きの小さな文字をルーペで読んでみるも、なんだかしちメンドー臭いことがずらずらと書いてあり、やる気は完全に消えてしまう。
取り敢えず洗面所の棚へ。
そして忘れる。
キレイさっぱり。
嫌な思いをしたことも、傷付けられた言葉も、こんな風にキレイさっぱり忘れられたらいいのに。
と思うほど、見事に忘れ去る。
結局、まったく使用していない掃除関連品は15個ありました。
処分したら棚はガラガラになり見た目もすっきり。
もう二度とこんな無駄な買い物をしないと心に誓いましたが、こういう気持ちも忘れてしまうんですよねぇ。
懲りない自分に苦笑い。
テレビのニュース番組を見ていたら、緊急事態宣言が発令された東京で、パチンコ店の前に行列が出来ているシーンが。
開店を待つ人たちの列だと聞きびっくり仰天。
自粛要請の理由と意味がわかっていない、或いはわかろうとしない人たちがこんなにいるのかと思い、とにかく驚きました。
我慢出来ませんかね?
1ヵ月ですよ。
なぜ協力しようと思わないんでしょうか。
これまでと同じ生活は出来ませんよ。
不便だし大変ですから不満だらけです。
でもこれだけ感染症が猛威を振るってしまっているのですから、それに合わせて生活を変えないと。
これまで通りの生活に早く戻りたいなら、リスクを避ける行動をしましょう。
ネットショップで買い物をしたら、受け取り方法を選べるサービスを導入したとありました。
その中でそのショップが特にお勧めしていたのが、置き配。
配達員が玄関脇に置き、インターフォンを押して距離を取る。
住人がドアを開けてその荷物を受け取るのを、配達員が離れたところから目視するという。
外国でこのような荷物の受け渡しをしているのを、見たことがあったなぁと思い出す。
いよいよ日本にも登場した模様。
しかし残念ながら我が家は集合住宅。
インターフォンは1階にあり、そこに荷物を置かれてしまっては困る。
そこで他の受け取り方法を調べてみると・・・宅配ボックスにというのがありました。
私が住むマンションには宅配ボックスがあるので、これにして貰えば、配達員と直接接しなくて済むので、多少はリスクを減らせるでしょう。
そこで受け取り方法を宅配ボックスに指定して、注文処理を済ませる。
翌日、インターフォンが鳴ったのでオートロックを解除して、配達員をマンション内に入れる。
エレベーターで私の部屋がある階まで上がって来た配達員から、品物を受け取りドアを閉める。
ここではっとする。
そういや私は昨日、宅配ボックスで受け取るにチェックマークを入れたのではなかったか。
あれ?
いつものノリで、いつものように受け取ってしまった・・・と気付く。
受け取った段ボール箱を検めてみるも、宅配ボックスへといった文字はどこにもない。
私は指定したつもりだったけれど、実は指定が出来ていなかったってこと?
首を捻りながらも仕事に戻る。
5分ほど経った頃、パソコン画面の右下に受信メールが。
それはネットショップからで「ご注文商品は、お住まいの建物内の宅配ボックスに配達しました」という報告メールでした。
なんだ、それ?
やっぱり私は宅配ボックスでの受け取りにしていたのに、配達員が間違えたってこと?
また私もうっかりして、マンション内に配達員を入れてしまい、直接受け取ってしまうミスをしたってことでしょうか。
現場の2人はミスをしたけれど、データ上は宅配ボックスに荷物を置いたことになっている・・・といったことなんでしょうね。
いかんいかん。
と、反省。
これからは指定出来る場合は、宅配ボックスに入れて貰うようにしようと心に誓う。
そしてそれを忘れないようにしなくてはと、強く思いました。