昆布だしを

  • 2021年11月15日

夜、明日の夕食は煮魚にしようと、メニューを決める。
決めたらすぐに昆布の水だしの準備をしておくべきでしたが、忘れました。

思い出したのは翌日の午後3時。
あっ、だし取るの忘れてたと気付く。
何故このタイミングで思い出したのかは、まったくわかりませんが、とにかく思い出しました。

このようにだしの用意をし忘れていた場合、どう対処するべきか。
メニューを変更したいところですが、カレイは昨晩のうちに冷凍庫から冷蔵庫へ移してあり、解凍済み。
カレイを煮る以外の調理法は思い付かない。
簡単な顆粒だしは我が家になし。
それだけを買いに出るのはメンドー。

人生は完璧じゃない。
と、気持ちを切り替えてカップに水を入れ、そこに昆布を投入。
昆布の水だしの準備をしました。
夕食まで4時間程度しかありませんが、ないよりはマシだろうと判断したのです。

4時間後にだしの状態を見てみると、昆布はいつものように大きくふやけていますが、色が無色。
大丈夫? と思いましたが、どうにも出来ないので、それを使ってカレイを煮てみました。

食べてみたら・・・あぁ、不味い。
しみじみと呟くほど不味かった。
醤油の味しかしない。
だしってやっぱり味の決め手なんだなと痛感。

こんな時のために、顆粒だしを買っておくべきかも。
メンドー臭がりの私が、なぜ顆粒だしを使わないのか・・・これは私自身も不思議に思っています。

幼い頃、鰹節を削るのは私の役目でした。
台所から母が「まだ?」と言ってくる。
幼い私は急かさないでよと思いながら、必死で削る。
この光景が脳に刻まれてしまったのでしょうか。
その後顆粒だしという画期的な商品が登場すると、母はあっさりとそちらに鞍替えしたのですが、それは邪道であると、子ども心に思っていたのかも。

独り暮らしを始めた当初は顆粒だしを使っていましたが、やがて他のことはテキトーでも、だしだけはちゃんと取りたいとの思いに。
そうはいっても、ちゃんと取るのは大変なので、小袋に鰹節などが入っただしパックを愛用していました。

この場合、鍋に水を入れてだしパックを投入し、火に掛けます。
沸騰してから5分でだしが完成します。
年を重ねるうちに、この5分が待てなくなりました。
その間に野菜でも切ってりゃいいじゃないかって話ですが、入れる予定の野菜は、スーパーで買ったカット済みのものだったりして、封を開ければいいだけなので5分も掛からない。
そうなるとこの5分の待ち時間を、えらく長く感じてしまう。

そこで昆布の水だしを使うようになったのです。
前日にカップの水に昆布を入れて、冷蔵庫に置いておけば、それでいいというお手軽さをいたく気に入っていたのですが・・・それを忘れちゃダメですね。


Copyright© 2011-2021 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.