眼鏡を買いに近所の店へ。
欲しいのは紫外線を100%近くカットしてくれる、度なしのもの。
そしてずり落ちないもの。
飛蚊症の私。
私の場合は目の中に、いくつもの小さな黒い丸が浮かぶ。
医者によれば、これは目の中に出来たシミだそう。
目も肌と同じで、紫外線によってシミが出来てしまうんだとか。
医者からは直に慣れますからと、さらっと言われたのですが、未だに慣れずにいます。
この目の中のシミを消せないにしても、これ以上増やしたくはない。
そこで紫外線をカットしてくれる眼鏡を、求めているのです。
実は先日、ネットで眼鏡を購入したばかり。
AIがあなたに合うと、勧めてくれたものから選んだ眼鏡です。
AIが大量の情報を分析した上で出したお勧めなのですから、私に似合っているデザインなのでしょうが、残念ながらずり落ちる。
デザインは合っていても、フィット感は合っていないのです。
眼鏡がずり落ちるのを望むのは、漫才のボケ担当ぐらい。
それ以外の人にとってはストレス。
ということで、リアル店舗へ向かったのです。
店員さんに装着具合をちゃんと見て貰うために、ヘアゴム持参。
デザインを決めると、髪をヘアゴムで縛って耳の位置をさらしました。
そして店員さんに何度も微調整をして貰って購入。
使ってみると・・・まったくずれ落ちない。
やっぱり店員さんに調整して貰うと違うなと大満足。
ところが。
5時間ほど外出して自宅に戻った日のこと。
眼鏡を取ったら鼻パッドの跡がくっきり。
それまでも跡は付きましたが、これほどまでではなかった。
「これ、鬱血しているよね?」と言いたくなるほど真っ赤な状態。
ずれ落ちを止めるのを最優先にするならば、これは受け入れなくては、いけないことでしょうか。
いや、あの店員さんならば、なんとかしてくれるはず。
そう思った私は購入した店に行き、眼鏡を外して「こんなになるんですけど」と見せる。
すると「鼻パッドをもう少し大きくて、柔らかい素材のものに変えれば、力が分散されるので、今よりは跡が付きにくくなる」と言われる。
そこで鼻パッドを購入して交換して貰う。
そして付けてみると・・・鼻へのあたりが明らかに柔らかく、軽くなっている。
跡は付きますが、許容範囲内におさまるように。
買い物はネットで済ますことがほとんどなのですが、眼鏡だけは店員さんから直接買うことにしようと決めました。
運転免許証の更新時期を知らせるハガキが届きました。
全然運転をしなくなったため、違反する機会もない私は優良ドライバー。
30分の講習を受ければ良い模様。
更新手続きの場所を調べ始めました。
前回更新手続きをしたのは5年前。
物凄くアナログでした。
1番と書かれた窓口で届いたハガキを見せると、書類を渡され、そこに記入して次の2番窓口で支払いをしろと言われる。
この調子で3、4、5・・・と、数字の順に窓口を転々とさせられました。
その度に違うスタッフが対応。
こんなに窓口を分ける必要性が、全く分かりませんでした。
あれから5年。
きっと手続きも進化していることでしょう。
人間のスタッフはいないかもしれない。
不慣れなタッチ画面を前に四苦八苦しそうだなと思いながら、いざ現地へ。
この5年の間に引っ越しをしたため、前回とは違う更新場所へ行ってみると・・・1番と書かれた窓口が。
そしてその先にはたくさんのスタッフが見える。
まさか。
もしかして、もしかすると、5年前と同じやり方なのか?
驚きながら1番の窓口にいたスタッフにハガキを見せると、書類を渡されて、そこに記入して2番の窓口で支払いをしてと言われる。
オーマイガー。
なんと手続きのやり方が5年前と全く同じと判明。
どうした。
更新センター。
写真撮影の前で人が渋滞するのも5年前と一緒で、デジャヴ感をひたすら味わう。
それから30分の講習ビデオを見て、新しい免許を受け取る。
そして出口へ。
会場の出口付近には、自分の顔写真の出来をチェックする人たちが溢れていました。
私も写真をチェック。
そこには前回より5歳分年を取った顔が。
それはいいとして薄ら笑いを浮かべているように、見えなくもない表情が気に掛かる。
写真撮影の時、男性スタッフがスイッチを押すと、女性の声で瞬きをしないでくださいとアナウンスが入りました。
瞼に力を入れて瞬きを我慢するも、なかなかシャッター音が聞こえてこない。
私の限界点を超えてしまい、思わず瞬きをした瞬間、パシャリ。
あっ。
男性スタッフが「目が閉じてしまったので、もう1度撮ります」と言い、再チャレンジすることに。
また瞬きをしないでくださいと、女性のアナウンスが。
ぐっと瞼に力を入れて耐える。
耐える。
ひたすら耐える。
が、シャッターは切られない。
やっぱりどう考えても、シャッターを切るまでの設定時間が、長過ぎるよと思った私は「変なの」と少し笑ってしまうそうに。
そこでパシャリ。
と、なったのでした。
笑いそうなんだけれど、笑っちゃいけないと我慢しているのが、薄ら笑いの表情になった原因のような・・・いいんでしょうか、この写真で。
スタッフがオッケーと判断しても、私はオッケーを出したくない仕上がりでしたが、再撮を願い出ることも出来ず、薄ら笑いをしている運転免許証を、私はこれから5年間所持することになりました。
コロナがまたまた流行っているという。
更にインフルエンザも流行っているという。
これは困った。
私はコロナ未経験者。
罹患せずに済んだのは、たまたま。
いつだって罹る可能性はあるのだから、自分の身を守るように行動しなくちゃ・・・と思っているのですが、そうしてはいない現実が。
まずマスクをせずに外出することが多くなりました。
今夏は猛暑。
マスクをすると体感温度が爆上がりするため、自宅を出る時に、マスクをしないことが増えました。
当初は駅のホームでマスクを着用し、電車を降りると外すといった行為を繰り返していましたが、やがて面倒臭くなり、マスクは電車内でもしなくなりました。
キョロキョロと電車内を見回して、マスクを着用している人と、していない人の数を数えたりすることも止めてしまいました。
また以前はどこかの施設に入るとまず消毒液を探して、手を除菌したものですが、最近は消毒液を探さなくなりました。
消毒液が置いてない場所も増えてきましたしね。
更にバッグに携帯用の消毒液を入れてはいるものの、その使用頻度は減っています。
これを油断と言わずしてなんという。
そんな折、手帳を開いたら5回目のワクチンと記した文字を発見。
何ヵ月も前に区役所から接種券が送られてきて、そこに私がワクチンを打てるのは9月下旬からと書いてあったため、忘れないようにと、自ら手帳に書き付けていたものです。
「私が打てるのはいつからなのよ」と、ワクチンワクチンと騒いでいた日もすでに遠い過去。
5回目を打つの、どうしよっかなぁといった心境に変化しています。
気持ちを引き締めなくてはいかんなぁと思っていた矢先、打ち合わせが2件延期に。
どちらも先方がコロナに感染したため。
途端に身近にある危機を実感。
手洗いとうがい、マスクの着用。
この基本に立ち返らなくてはと思いました。
スポーツが目白押しの9月。
テレビ観戦で楽しい時間を過ごしています。
そんな中、新聞を見ていたら・・・陸上とスケルトンを掛け持ちしている、17歳の女子選手の記事が。
素人にはよく分かりませんが、共通点があるのでしょうか。
この選手は陸上では走り幅跳びをメインにしているそうなのですが、スケルトンって、そりにうつ伏せで乗って、その状態で氷のトンネルを頭から猛スピードで滑る、恐ろしい競技でしたよね。
どちらにも必要な才能を、もっている選手なのでしょうか。
ユースの国際大会で好成績を上げているとのこと。
これから注目していこうと思います。
こんな風に競技をいくつもやるのって、いいですよね。
才能を1つの競技にだけ注ぎ込むのではなく、可能性を無限大に広げていく試みは素晴らしい。
私は残念ながら、1つも運動の才能がなかったので、子どもの頃から運動が出来る人に憧れていました。
私はまず走るのが遅い。
徒競走でビリ以外取ったことがない。
長距離もダメ。
命懸けで走ったマラソン大会で、こんなに遅いタイムはあり得ない、ふざけていたんだと教師にあらぬ疑いを掛けられたことがあります。
鉄棒もダメでしたね。
逆上がりなんて1度も出来なかった。
跳び箱も、あの箱を超えられなかったし、後転も出来なかった。
後ろに回ろうとしても、何故か途中で左か右に身体がぶれて、ごろんと無様に倒れるだけでした。
こんな私なのに、いや、こんな私だからこそ、運動の才能を爆発させて戦うスポーツの観戦に、夢中になるのでしょう。
スポーツの大会がてんこ盛りの今秋、感動的なドラマをたくさん見られそうで、ワクワクが止まりません。