免許の更新

  • 2023年09月25日

運転免許証の更新時期を知らせるハガキが届きました。
全然運転をしなくなったため、違反する機会もない私は優良ドライバー。
30分の講習を受ければ良い模様。
更新手続きの場所を調べ始めました。

前回更新手続きをしたのは5年前。
物凄くアナログでした。
1番と書かれた窓口で届いたハガキを見せると、書類を渡され、そこに記入して次の2番窓口で支払いをしろと言われる。

この調子で3、4、5・・・と、数字の順に窓口を転々とさせられました。
その度に違うスタッフが対応。
こんなに窓口を分ける必要性が、全く分かりませんでした。

あれから5年。
きっと手続きも進化していることでしょう。
人間のスタッフはいないかもしれない。
不慣れなタッチ画面を前に四苦八苦しそうだなと思いながら、いざ現地へ。

この5年の間に引っ越しをしたため、前回とは違う更新場所へ行ってみると・・・1番と書かれた窓口が。
そしてその先にはたくさんのスタッフが見える。
まさか。
もしかして、もしかすると、5年前と同じやり方なのか?
驚きながら1番の窓口にいたスタッフにハガキを見せると、書類を渡されて、そこに記入して2番の窓口で支払いをしてと言われる。

オーマイガー。
なんと手続きのやり方が5年前と全く同じと判明。
どうした。
更新センター。

写真撮影の前で人が渋滞するのも5年前と一緒で、デジャヴ感をひたすら味わう。
それから30分の講習ビデオを見て、新しい免許を受け取る。
そして出口へ。
会場の出口付近には、自分の顔写真の出来をチェックする人たちが溢れていました。

私も写真をチェック。
そこには前回より5歳分年を取った顔が。
それはいいとして薄ら笑いを浮かべているように、見えなくもない表情が気に掛かる。

写真撮影の時、男性スタッフがスイッチを押すと、女性の声で瞬きをしないでくださいとアナウンスが入りました。
瞼に力を入れて瞬きを我慢するも、なかなかシャッター音が聞こえてこない。
私の限界点を超えてしまい、思わず瞬きをした瞬間、パシャリ。
あっ。
男性スタッフが「目が閉じてしまったので、もう1度撮ります」と言い、再チャレンジすることに。

また瞬きをしないでくださいと、女性のアナウンスが。
ぐっと瞼に力を入れて耐える。
耐える。
ひたすら耐える。
が、シャッターは切られない。
やっぱりどう考えても、シャッターを切るまでの設定時間が、長過ぎるよと思った私は「変なの」と少し笑ってしまうそうに。
そこでパシャリ。
と、なったのでした。

笑いそうなんだけれど、笑っちゃいけないと我慢しているのが、薄ら笑いの表情になった原因のような・・・いいんでしょうか、この写真で。
スタッフがオッケーと判断しても、私はオッケーを出したくない仕上がりでしたが、再撮を願い出ることも出来ず、薄ら笑いをしている運転免許証を、私はこれから5年間所持することになりました。

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