午後に仕事をしていたら、消防車のサイレンが聞こえてきました。
通り過ぎるかと思っていたら、割と近いところで停まった感じがする。
そして「有り難うございます」と男性の声が。
ん?
窓越しに外を眺めたら、3台の消防車がマンションの向かいの通りに停まっていました。
ぎょっとして周囲を見回してみる。
どこが火事なのかわからない。
消防車から下りた隊員たちが、きょろきょろとし始める。
そして隊員たちはそれぞれ、周囲のマンションに散って行きました。
それって・・・もしかして火事の現場を探していますか?
道行く人たちも立ち止まり、辺りをきょろきょろ。
同じように現場を探している様子。

しばらくすると散っていた隊員たちが、消防車に戻って来ました。
何事か話をすると、今度は3人1組となって、向かいのマンションの外壁をぐるっと回り始める。
それが終わると、隣のマンションを同じようにぐるっと回る。
やっぱり現場を探していると確信する。
通報があったから出動したものと思われますが、その通報はこの辺りといった、曖昧なものだったのでしょうか。
以前カフェでお茶をしていた時のこと。
救急車がサイレンを鳴らして向かいのマンションの前に。
その時の隊員たちは一切迷いを見せず、そのマンションの外観をチェックしてから中へ。
そのマンションで火事が発生したという通報だったのでしょう。
一見したところ炎も煙も上がっていません。
カフェの客たちも通行人たちもそのマンションを見上げて、事の成り行きを見守りました。
10分ほどが経過した頃、男性の声が辺りに響き渡りました。
「こちらは〇〇消防署です。火事の通報がありましたので出動しましたが、フライパンを焦がしたことで、マンションの火災報知器が反応したためでした。現在火災が発生している状況ではありませんので、ご安心ください」
と、説明してくれました。
フライパンかぁ。
まぁ、何事もなくて良かったよね。
などと私は呟きましたっけ。
こんな風に説明してくれるのは、有り難いですよね。
不安な時間を過ごした者としては、理由と結果を教えて貰えると安心出来ます。
こうした経験があったため、今、火事の現場を探してうろうろしている隊員たちも、説明してくれるのではないかと期待して待つことに。
そして私は仕事に戻りました。
しばらくしてから外の様子を探ったら・・・3台いた消防車のうち、2台が消えていました。
残った1台に隊員は乗車しておらず、その姿は見えません。
居残ってまだ探しているのでしょうか。
それから1時間後に外を見たら・・・消防車は消えていました。
説明なし・・・でした。
なんだったんでしょうね。
いたずらだったのか、間違いだったのか。
謎のままです。
プロ棋士、藤井聡太さんが五冠を達成されましたね。
凄いことです。
将棋をする家族を描いた小説「僕は(金)になる」を出したせいか、私自身も将棋を嗜むと思われがちなのですが、全然です。
全然わからないながらも、藤井さんが物凄いことはよくわかります。
将棋の勝負だけで生きるプロ棋士たち。
彼らはほとんどの時間を将棋にあてて、精進しています。
そして人生を賭けて勝負。
そんな真剣勝負で勝ち続けるというのは、とんでもない実力があるから。
その実力の裏には、とんでもない努力があるのでしょう。
とんでもない努力を続けている人が、報われるとは限らない。
もっとはっきり言うと多くの人は報われない。
報われるのはごく一部。
それがわかっているからこそ努力を続ける姿に、私たちは感動する。
だから勝負は公平に行われて欲しいと思うのです。
公平に行われた勝負だと思えれば、負けても次への気持ちに繋がるでしょう。
でもちらっとても公平じゃないと思ったなら、これまでの努力はなんだったのかって話になるし、努力を続ける気持ちは折れてしまう。
これは誰も幸せにしない。
北京で行われている冬季オリンピックでは、残念ながらフェアとは思えない事態が頻発。
これはとても哀しいことです。
選手は勿論、見ている私たちも哀しくなります。

人は完璧じゃない。
そんな人が決めたルールだから完璧とは程遠い。
でも完璧に近付けるよう努力して欲しい。
人生を賭けている選手たちが、フェアだと思えるような環境を整え運営して欲しい。
真面目に努力している人が、馬鹿を見るようなジャッジを見た子どもたちが、その競技に関心をもったり、やってみようと思ったりはしないでしょう。
それは結局競技人気を減らし、競技人口を減らし、衰退へ。
そうさせないためにはフェアに。
これが大事だと私は思います。
今回のオリンピックを見ていて、こんなことを感じました。
最寄り駅の前に数軒の店舗があります。
その中にインド料理店が。
外観がとってもインド。
看板の色使いや、そこに書かれた文字の書体なんかがインドっぽい。
本格的な料理を出すんだろうなと思わせる風情。
テイクアウトもやっているようです。
でも私にはちょっと敷居が高い。
それでまだ一度も利用していません。

カレーは子どもの頃から好きで食べてきました。
が、それは日本風にアレンジされたもの。
市販のカレールーを使って野菜と肉を煮込んだもの。
それは大好きです。
いつの頃からか巷ではカレー店が増殖するように。
独自に進化していく、そうした最先端のカレーには馴染めずにいます。
何十年も前のこと。
本場のカレーを食べられる店があると知人から聞き、友人と食べに行ったことがあります。
確か銀座の地下にある店でした。
訪れたのは午後七時。
かき入れ時のはずなのに、何故か客は私たちだけでした。
ホールスタッフはインド人っぽい男性でした。
この店は話通り本格的のようだなと期待感がアップ。
彼がメニューと水を持って来てくれました。
ドリンク付きのセットメニューを注文。
店内に漂うカレーの匂いは美味しそうで、増々期待感が上昇。
胃が準備整いましたよとシグナルを送ってきます。
少しして注文した品がテーブルに。
ナンを千切り、それにカレーを付けて口に運びました。
すると・・・辛いのなんのって。
口から火が出るかと思うほど。
すぐにコップの水を飲みました。
目の前に友人がいなければ、コップの水に舌を浸したいところです。
見れば、友人もコップの水をがぶ飲みしていました。
辛いね。
うん、辛いね。
と、言い合う。
本格的なのは辛いのだと思い知った私たち。
それまで何度もカレー店を訪れては、そこのこだわりのカレーを食べてきました。
しかしその味は日本の枠内でのこと。
日本人の舌に合うようにアレンジされたのものでした。
でもオリジナルはパンチ力が凄まじかった。
ナンに付けるカレーの量をほんの少しにしても、辛さが口中で暴れ回ります。
やがてナンだけを食べるように。
そしてナンを食べ終えました。
カレーは大量に残った状態。
この残し方は料理人が怒るレベルだと思うのですが、私たちには無理でした。
もう帰ろうと話していると、ホールスタッフが飲み物を運んで来ました。
そういえば、ドリンク付きのセットメニューだったと思い出す。
そのドリンクに口を付けてみたら・・・激甘でびっくり。
砂糖を飲んでいるのかと思うほどの甘さ。
インドの方たちは、極端なものが好きなのでしょうか。
激辛のカレーの後で激甘のドリンクを飲み、プラマイゼロという感覚なのでしょうか。
結局ドリンクもひと口飲んだだけで、ギブアップ。
店を出ようと席を立ったら、ホールスタッフが「帰りマスカ?」と尋ねてきました。
「はい」と答えると、その濃い顔に哀しそうな表情が。
彼に哀しい思いをさせたことを申し訳なく思いながら、店を後にしました。
この経験以降、本格的なものには用心しろと思うように。
それが駅前のインド料理店の利用を躊躇わせるのです。
私には敷居が高い店なのでした。
最近ハマっている動画は整理収納関連もの。
見たことありますか?
整理収納アドバイザーなる人が客の家に行き、片付けをする様子を映した動画です。
ビフォーとアフターの映像を見比べたら・・・思わず「おお」と感動の声が出ます。
まずビフォーの映像が凄い。
カオスなのです。
ここまで混乱してしまったのかと驚くケースが多い。
この状態のキッチンで毎日料理を作っていたことに、むしろ感心するけどなと思うほど。
収納場所の前にはものが積み重なっているため、開かずの扉状態になっていたり、食器が床に直置きになっていたりする。
そして思う。
ここと比べたらうちはまだ可愛いもんだなと。
安心している場合じゃないはずなのに、安心しちゃう。
こうした混沌とした場所を、客が整理収納アドバイザーの助言に従って、片付けをしていく様を動画で見るのです。
片付け終わった後のスッキリ感がハンパない。
美しい。
思わず、この人に頼むといくらぐらい掛かるのだろうと、料金を調べ始める。
いやいや、まずは自分でやるべきだと自らストップを掛けて、依頼を踏み止まる。

様々な整理収納アドバイザーが、動画で収納アイデアを紹介してくれています。
そんな使い方があるのかと、目から鱗の情報がいっぱい。
整理収納には柔らかい頭が必要だと知る。
特によく見る整理収納アドバイザーの動画のリストに、これをやってはいけないNG特集、とのタイトルを発見。
それを見てみたら・・・収納品を先に買ってしまうのはNGと言っていました。
あー、それ、私。
と、声を上げてしまいました。
引越して間もない頃、作り付けの押入れに、なにをどう入れたらいのかが、わかりませんでした。
廊下にも部屋にも荷物が詰まった段ボール箱が、積み上がっている状態だというのにです。
これらを、ここに入れればいいのは、わかっています。
でもどう入れたらいいのかが、わからない。
ぽっかりと空いた場所をどう使ったら、使い勝手がよくなるのかが、わからない。
どうしよう。
と、しばし考えた結果、ひとまず押入れの奥行を測ってみました。
結構な奥行きがあるとわかりました。
ネットで調べてみたら、そこにぴったり収まる、奥行きのある透明ケースを発見。
2つ購入。
押入れの中段に2つを重ねて配置。
そして中には洗剤の買い置きや、掃除道具などを入れました。
奥行があるのでたっぷり入ります。
よしよし、珍しくいい買い物をしたぞと思いました。
この時は。
使い始めたら・・・結構使いにくい。
引き出しの奥の物を取り出しにくいのです。
引き出しをかなり手前に引っ張り出さないと、奥の物に手が届かない。
そこでようやく気付く。
ここまで奥行のあるケースは必要なかったことに。
買ったばかりなので、捨てるという選択肢はない。
しょうがないので、ぶつぶつ文句を垂れながら奥の物を取り出していました。
このようにNG特集の動画の中で、整理収納アドバイザーが言っていた通りのことを、すでにしてしまっていたのです。
その整理収納アドバイザーは言います。
収納品を買う前に、まずはそれを買う必要が本当にあるのかを考えましょうと。
不要なものを捨てて量を減らすことで、今ある収納品で対応出来ないかといったことを、まず考えてからにしましょうと。
あなたについていく。
動画の中の整理収納アドバイザーに、私はそう言っていました。
結局、その奥行のある透明ケースをどうしたかというと、クローゼットに移しました。
服を入れることにしたのです。
服は洗剤などより重さがないため、出し入れのしにくさは軽減されました。
また洗剤などは、すでにもっていた小ぶりのケース3つに分けて収納。
新たに収納品を買うことなく、なんとかしようとしましたよ。
そう、件の整理収納アドバイザーに報告したい気持ちでいっぱいです。