食事の片付けをしている時のこと。
ふと、炊飯器のモニター画面に目がいく。
そこには現在の時刻が表示されているのですが、ちょいとおかしい。
スマホに表示された時刻と比べてみると、5分程進んでいる。

その日の白飯はフツーに炊けていたので、時刻だけおかしくなったのだろうかと疑問を抱きながら取扱説明書を開く。
正しい時刻に設定をし直す。
それから約2週間後のこと。
ふと、炊飯器のモニター画面に目がいく。
また5分程進んでいる。
そういえば・・・と2週間前のことを思い出す。
その後炊飯は出来ていたので、すっかり忘れていましたが、時刻表示がおかしかったのでした。
何故我が家の炊飯器は生き急ぐ?
炊飯はフツーにできていることからすると、ご飯を炊くという行為と、時刻を表示するという機能は別物なんでしょうか?
家電製品にとって時刻を正確に刻むのは難しいことなのでしょか?
我が家のエアコンのリモコンはのんびり屋さん。
1ヵ月で1分ぐらい遅れる。
設定をし直すのがメンドーで放置しておくと、半年後には6分。1年で12分ちゃんと遅れる。
エアコン自体はフツーに稼働しているので、また同じ疑問が。
部屋の温度を上げたり下げたりする本来の行為と、時刻を表示するという機能は別物なのかという疑問の先には、家電製品にとって時刻を正確に刻むのは、難しいことなのかという問いが生まれる。
素人が想像するに、白米を炊くのは結構大変そう。
プログラム通りに強火にしたり弱火にしたり。
予約設定した炊きあがり時間から逆算して「それじゃ、そろそろ始めますかな」と判断し、「まず強火で行くから」「オッケー」「そろそろ弱火にして」「オッケー」・・・とそこそこ大変な仕事をチームでしている感じがする。
エアコンも「あと10度上げろってよ」「マジですか? 無理っすよ」「断らねぇのが俺らのルールなんだ」「そのルール変えて貰えないっすか?」「無理だね。こちとらそれで三十年やってきてるんだ。ぐだぐだ言ってねぇで、さっさとやっちまおうぜ」・・・なんて、徒弟制度が残った中で仕事をしていそうな気がする。
一方時刻を刻むのは、チームの中に今一つ溶け込めていないオタク系。
多分眼鏡を掛けている。
皆が心を一つにして働いている横で、自分だけが違う仕事を担当している。
なので、仕事が終わった時に皆とハイタッチしたり、達成感を味わったりができない。
それでつい仕事に対する情熱を失ってしまって、時刻を早く刻んでしまったり、遅れてしまったりしてしまう・・・。
なんて妄想を広げたところで、原因がわかるはずもなく。
原因がわからないので対応の仕方もわからない。
時々自分で時刻設定をし直すしかないようです。
生き急ぐ炊飯器と、のんびり屋のエアコンのリモコンと、なんとか上手に付き合っていきたいと思うばかりです。
ゴミを捨てようとマンションの1階へ。
オートロックで開閉する自動ドアを抜けて、正面玄関へ向かう。
と、床に綿棒が落ちているのを発見する。
はて?
そこはマンションの敷地内。
オートロックの自動ドアの手前部分なので、宅配便の人や新聞配達員やチラシ投函者などが出入りできる場所。
そこに1本の綿棒が落ちている。

なにかを落としてしまうのはどういう場合かと考えますと・・・手に持っていて、ついうっかり落としてしまうといったケースがありますね。
がしかし、綿棒1本を剥き出し状態で持って歩いている人を、これまでの人生で見かけたことがない。
なので、これは考えにくい。
バッグからなにかを取り出そうとした時、別のものも同時に引っ張り出してしまい、落っことすといったケースもあるでしょうか。
しかしこれだと、バッグの中に綿棒1本が剥き出し状態で入っていたということになり、そのような状態で持ち歩いていた綿棒を、なにに使うんだといった疑問が。
私のようにゴミを捨てようと歩いていた時、ゴミ袋からこぼれたといった可能性はどうでしょう。
この可能性はゼロではない。
ゴミ袋の底に穴が空いていて、そこからぽろっと綿棒が1本落ちちゃったというケースです。
綿棒1本だけが落ちるという可能性が、どれくらいのパーセントなのかはわかりませんが、なくはない。
そういう奇跡を今目の当たりにしているのだということにして、その日はまとめました。
ところが。
それから10日ほど経ったある日のこと。
同じ場所にまた綿棒1本を発見。
ええええ?
ゴミ袋の底に穴が空いていて、そこからぽろっと綿棒が1本だけ零れる奇跡が2度続く?
前回私が作り上げた物語が崩壊していく音が聞こえた気が。
必至で考えましたが、1本の綿棒がそこに落ちた理由を推察できず。
翌日には掃除のスタッフが片付けてくれて、綿棒はなくなっていました。
掃除のスタッフは、私と同じように「ええええ?」と思ったでしょうか?
掃除のスタッフは常駐ではなく面識はありません。
ただ粗大ゴミを出した時や、共有施設のドアの鍵が故障した時などに、管理人用の郵便受けにメモを入れることがあり、そうすると私の郵便受けに返事の紙を入れてくれるため、間接的なコミュニケーションはあります。
時には私たち文通してる? と思うほど、メモのやり取りが続くことも。
なので面識はないのですが知り合いのような感覚。
その知り合いのような掃除のスタッフに尋ねてみたいのです。
綿棒1本落ちてた理由ってなんだと思う? と。
そういうことってよくあるの? とも。
しかしながら、変なことを聞いて来る妙な人と思われたくなくて、まだ質問できていないのですが・・・。
皆さんは理解できないものが落ちているのを見つけてしまう経験って、ありませんか?
オリンピックが終わり抜け殻になっていませんか?
私もです。
時差がある国での開催の時には、睡眠時間を削って観戦することになり、昼間眠くて仕事に差し障りが。
だったら今回のように時差がない国での開催だったら、仕事に差し障りがないのかといえば・・・試合が昼間に行われるため、ライブで観戦すればその間仕事は滞る。
どっちにしてもオリンピックは仕事に差し障るという結論に落ち着きます。
今回のオリンピックは、いつも以上にドラマがたくさんあったような気がします。
カーリング女子の3位決定戦での最終場面では、「ダメなのかな」と応援している私がすでに負ける準備に入ってしまっていました。
そして最後のイギリスの一投。
ストーン同士がぶつかって動く。
ゆっくりと輪の中央に入って止まった石の色が黄色で、「ん? 黄色って日本じゃない?」と思っていると、アナウンサーの絶叫が。
そこでようやく日本が3位になったことを理解。
こんなところで時差が。
小平選手のスタート前。
右手が「ごきげんよう」みたいになっているのがチャーミング。

女子チームパシュートの解説者。
スタート前は色々喋っていましたが、始まると「よしっ」しか言わない。
気持ちは伝わってきましたから全然オッケー。
力を出し切れた選手、不本意な結果に終わった選手。
すっかり仕事を忘れて応援してしまった解説者、アナウンサー。
このオリンピックに関わったすべての人たちに盛大な拍手を送りたい。
ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで、銀メダルを取った渡部暁斗選手が「頂上が見えているのに、登り方がわからないといった感じ」と語っていたのが胸に響きました。
抜け殻になった皆さん。
大丈夫。
平昌パラリンピックが始まります。
3月9日から10日間開催されます。
パラリンピックにもオリンピック同様、たくさんの感動が詰まっていますので、是非こちらの観戦も。
今回どれくらいテレビ中継されるのかはわかりませんが、ネットなどでのライブ中継があると思いますので。
パラリンピックもあるし、Jリーグも始まったしで、仕事に差し障りがある状態が続く模様。
どうしようと悩んでいるフリをしているものの、楽しくてニヤニヤしてもいます。
スポーツ観戦は人生に不可欠。
そう思いませんか?
夕方頭が痛くなりました。
首の上あたりが鈍く痛い。
頭痛薬を飲む。
翌日また夕方になって頭痛が。
前日と同じ場所に痛みを感じます。
薬は飲まずに、気のせいだと自分に言い聞かせて痛みをやり過ごす。
更に次の日。
夕方また同じ場所が痛い。
ここでようやくはっとする。
枕かも。
愛用の枕を買った日を調べてみると・・・6年前に購入していたことが判明。
結構へたってきていたので寿命だったのかも。
そういえば、そろそろ枕を買い替えませんかと、枕を買ったサイトからDMが来ていたっけ。
6年前当時週に3回程度頭痛薬を飲んでいた私は、枕を替えてみようと思い立ち、買ったのがその枕。
枕なんてどれも一緒だと思っていませんか?
私もそう思ってました。
がしかし、その枕を使うようになってから、頭痛薬の使用が劇的に減り、今では月に一度飲むかどうか。
枕って大事なんです。
6年前に購入したサイトで同じメーカーの枕を注文。
届くまでの5日間、毎日夕方になると同じ場所に痛みを感じます。
「薬は飲まねぇからな」と何故か意地になって、冷却シートで凌ぐ。
そして待ちに待った枕が到着。
それがこちらです。

結構大きな枕でして、そのサイズ感をどう表現したらいいかわからず、椅子の上に載せてみました。
6年間使用していた枕と比べると、ふわふわで高さがある。
毎日頭を載せているうちに、枕が少しずつ厚みを失っていたことに気付く。
その日の夜買い替えた枕に頭を載せて就寝。
翌朝目覚めは普段と変わらない。
そして枕を買い替えたことなどすっかり忘れて過ごし、夕飯を食べている時にはっとする。
夕方になると感じていた鈍い痛みが、今日はしなかった。
やっぱり頭痛の原因は枕だったようです。
仮に睡眠時間が8時間だとして、それは1日の3分の1の時間。
つまり私たち人間は人生の3分の1は、枕に頭を載せているということ。
こう考えると枕の重要さがわかり易くなるのでは。
すっかり「枕は大事だぞ振興会会長」のようなブログになりましたが、皆さんが自分に合う枕と出合えるよう祈っています。