サッカーワールドカップ、カタール大会に臨む選手が発表されましたね。
発表前から予想して盛り上がっているファンもいたようですし、メディアでも解説者たちが、独自の視点で予想していました。
で、私は、というと・・・毎度予想はしません。
それよりも選ばれなかった選手に、インタビューなんてしないでねと、すでに選に漏れた選手のことを考えてしまう。
選ばれなくても劣っているということではなく、あくまでも監督が考える戦い方に、フィットしなかっただけ。
選に漏れた選手たちには、そう思って欲しい。
だから「今のお気持ちは?」なんて聞かないで、そっとしておいてあげて欲しいのです。
なんて、勝手に心情を推測していますが、選手たちはもっとタフでしょうか。

日頃から選んで貰えず、ピッチに立てない経験を何度も経験しているはず。
選ばれなくても腐らずに練習を続けて、コンディションを保ち、出場の機会を得られた時には、精一杯のパフォーマンスを披露して、次の試合にも出して貰えるようにアピールしなくてはいけない。
選手たちはそんな過酷な毎日を過ごしています。
だからメンタルもタフかも。
私の心配なんて不要で、もう次のことに目を向けているかもしれませんね。
友人A子の娘さんがバスケットボールの選手でした。
高校生の時に好成績を収めて実業団に入団。
A子は娘の晴れ舞台を見るべく試合会場へ。
残念ながらベンチスタート。
そりゃそうよね、まだ入団したばかりだもの。
と、母親は思う。
その日、出場機会はなく試合終了。
まだこれからとA子は思う。
が、結局そのシーズンは一度も出場せずに終了。
来シーズンはきっとと、A子は思う。
その何万倍もA子の娘さんは思っていたでしょうが。
そして始まった2年目のシーズン。
やはりベンチにいる。
出場させて貰えない。
A子は「大変申し訳ないが誰か怪我して貰えませんか」と願っていたという。
怪我人が出れば、自分の娘に出番が回ってくるのではと考えた模様。
そこまで母親も追い詰められていた。
3年目になってようやく出場するように。
でも途中で交代させられたりして、レギュラーに定着出来ず。
来シーズンこそと思っていたはずですが、戦力外通告を受けてしまいます。
選手としての契約は更新出来ないが、母体の会社で会社員として働くことは出来るという。
厳しい世界ですね。
娘さんは一週間泣き明かし、そこの会社員として働くことを選択。
大変です、スポーツ選手は。
現在の彼女は一児の母となり、幸せに暮らしているようです。
努力しても報われないこともある。
どっちかというと報われることの方が少ない。
それでも生きていく。
その先に別の喜びがあると信じて。
					 
															
															
						
						
						
												
						
4回目のワクチン接種をしてきました。
4回目ともなると慣れてくる。

まず予約。
これまでの経験から、接種した日と翌日は体調不良になると予想されるので、それを見越した上で希望日を出す。
かかりつけ医はいないので、役所が設定した集団接種会場を調べる。
役所のサイトには予約開始は、とある日の18時からと書かれていました。
その日は18時に予約と付箋に書き、マグカップの定位置の横に貼っておきます。
どうせアクセスが殺到して、予約ページにまで辿り着けないのだろうと思いながらも、開始直後にアクセスしてみる。
すると何故かスルスルと目的ページに無事到着。
なにか私は大きな勘違いをしていて、実は予約開始は先週からスタートしていた、なんてオチでしょうか。
希望日の予約状況をチェックしてみると・・・どの時間帯も空きがたっぷりある。
そうなの? 
もう皆さんは4回目は打たないと決めたの?
疑問をもちながらも、取り敢えず希望の日時で予約。
2日間は仕事を入れないようスケジューリングをして、いざ接種会場へ。
そこには大勢の人が。
あらあら。
ネット予約があまりにスムーズだったので、ワクチン接種をしない人が増えているのかと思ったら、そうではなかったみたい。
アルバイトでしょうか。
大学生のような若い男性たちが「こちらです」「ここでお待ちください」と、どんどん指示を出してくるので、ひたすらその指示に従う。
アルバイトたちは慣れている。
そして接種希望者たちも慣れている。
はいはいと指示に素直に従っている。
もう皆が慣れている。
次はいよいよ注射だなと判断すると、上着を脱いだり、シャツから片腕を抜いたりして、指示されるより前に準備しちゃうぐらい。
私の番になったのでブース内へ。
ドクターが事前に記入してあった問診票をざっと見る。
恐らくなんにも見ちゃいない。
医者も慣れ過ぎていて、一人ひとりに寄り添った対応なんてことをする気はゼロ。
こっちも期待していない。
「前回ワクチン接種をして問題ありませんでしたか」と医者から聞かれたので、「3回とも当日と翌日は体調不良になって寝込みました」と答えましたが、「あぁ、そうですかぁ」と言われただけ。
この医者との儀式って、いる?
実際に注射を打つのは看護師さんだし。
接種が終わると、待機所に置かれたパイプ椅子に座り、もう帰ってもいいと言われるのを待つ。
大型モニター画面では何故かパンダが生まれて、育っていく様子を追った映像が流されていて、それを3回見させられたところで、やっと呼ばれて帰宅を許される。
帰宅後は体調不良になるのを待ちながら、読書をしたり、DVDで映画を観たりする。
が、なかなか体調不良にならない。
これまでとは違う。
気が付けば普段の就寝時刻に。
明日か。
きっと明日、一気に体調不良に襲われるんだよと、自分を慰めているんだか、励ましているんだか、よくわからない事態に。
で、翌日。
ひたすら体調不良になるのを待ちながら、読書と映画を堪能。
ただののんびりした休日状態になっている。
結局、4回目にして初めて、体調不良にはなりませんでした。
身体もワクチンに慣れたということなんでしょうかね。
					 
															
						
						
						
						
						
						
										
						
						
						
												
						
ネット通販でロングコートを買いました。
届いたコートを早速羽織ってみる。
と、ここで我が家に姿見がないことに気付き「あぁ」と後悔の声が出る。
引越しをした時に姿見を処分してしまったのです。
そもそもその姿見は、着物を着るために必要だと思って購入しました。
これで簡単に一人で着られると謳ったDVDを買い、それを見ながら着付けを練習した時期がありました。
自分の状態を確認するために買ったのです。

が、一人で着られなかった。
気が付けば、近所の着付けして貰える店を探すように。
やがて着物そのものへの興味もだだ減りし、姿見は邪魔者に。
そして姿見の存在は忘却の彼方へ。
引越しの準備として、処分して貰うリストを作成している時、姿見を発見して驚いたぐらいでした。
引越しの際に着物も、それを収納していた桐のケースも処分。
同時に姿見も処分。
もう着物は着ないし、問題なしと思っていたのです。
しかしネットで買った服の丈感を見るには、姿見があれば便利でした。
でも一度捨てたのに、また買うって、なんか口惜しい。
どうする、私。
そうだ、スマホで自撮りして、その写真でチェックすればいいのかと気付く。
で、スマホを設置して、全身が映るかどうかをチェック。
すると結構距離を取らないと、全身は映らないと知る。
シャッターボタンを押して3秒以内に、その距離まで移動出来そうに思えないのですが、ひとまずトライ。
シャッターボタンを押して移動を始めたら、背後でカシャと音が。
全然間に合わない。
次にシャッターボタンを押して、早足で目的地点に移動。
くるりと身体を回している途中でカシャ。
生半可な気持ちでは全身を映せないと思い知る。
今度はシャッターボタンを押して、小走りで移動。
猛スピードで身体を回し切ったところでカシャ。
やっと撮れた。
撮った写真を見てみたら・・・身体は正面を向いているものの、裾はまだ動いている途中だったため波打っていて、肝心の丈感がわからない。
3秒って、短くない?
私がトロいのか?
スマホを弄ってみましたが、シャッターが下りるまでの秒数を変えるやり方がわからない。
ドタバタとスマホと目標地点の間を何往復もして、やっと丈感がわかるショットを撮影。
姿見って必要でした。
					 
																				
						
						
						
												
						
脳も衰えているようです。
友人と話をしていて固有名詞が浮かばない。
「ほら、あれに出ていた俳優さんの、奥さん」などと言い、ヒントが1つもないとツッコまれたりしています。
そんな私を友人、A子が心配してくれた。
そしてこれで頭の体操をしたらと、クロスワードの専門雑誌をプレゼントしてくれました。

専門雑誌があるんですね。
更に驚いたことに、ただ問題と解答が載っているのではなかった。
問題を解いたら応募するスタイルだった。
正解者の中から抽選で賞品が貰えるという。
旅行券や家電品などちょっと嬉しい品がずらり。
そしてそして、品物ではなく現金が貰える問題もある。
俄然やる気になる私。
問題はそれほど難しくはない。
以前新聞に掲載されていたクロスワードを解こうとしたら、問題が難し過ぎて1問も解答出来ず、愕然とした経験があります。
が、この専門雑誌の問題はそこまで難しくはないので、大丈夫そう。
囲碁を趣味にしようとしたものの挫折した私としては、クロスワードを趣味に出来るかもしれないと期待する。
が、なかなか時間を取れません。
お湯が沸くのを待つ間といった、ちょっとした隙間時間に雑誌を開いて、いくつか解くのがせいぜい。
そうした時間は結構楽しい。
えっとね、なんていったっけ。4文字で? 5文字じゃなくて? 4文字ということは違う言い方なんだな・・・なんて、普段使っていない脳のエリアを動かしている気がする。
楽しいのは楽しいのだけれど、お湯はあっという間に沸くので、クロスワードタイムはすぐに終了になる。
このため完成させるまでに、結構な日にちが経っていました。
さてさて応募しようかなと思って応募方法を確認したら・・・締切日が過ぎていた。
オーマイガー。
そもそもA子が雑誌をくれた時点で、発売日から日にちが経っていたと判明。
そうだった。
A子は「これで家電品を揃えてね」とは言わなかった。
「頭の体操をしたら」と言ったのでした。
この言い方からもわかるように、A子は賞品を当てることに、重きを置いていなかったのでしょう。
だから応募の締切日が迫っていることに、注意を払わなかったのでは。
A子よ、私はあなたが思うより俗物的です。
とはいうものの、せっかく貰った雑誌なので、応募は諦めて問題を解くのを楽しむことに。
隙間時間にせっせとクロスワードを解いています。
賞品は当たらないけど。