「嫌な女」のテレビドラマがスタートします

  • 2016年03月03日

「嫌な女」のテレビドラマがスタートします。
NHKBSプレミアムで3月6日(日)22時から第1話の放送があります。
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徹子を黒木瞳さんが、夏子を鈴木保奈美さんが演じられます。
本読みの際や撮影現場でお見かけするお二人は、それはそれは美しく、歩いた後にはいい匂いが漂っていそうなぐらいのいい女っぷりでした。

リンカーンが「男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任をもて」と言ったという話はとても有名ですが、これは女性にも当てはまるように思います。
20代、30代の頃であれば、顔立ちやメイクのテクニックなどで結構ごまかせるのが女。
でも40歳を過ぎれば、顔立ち云々のほかに、どう生きてきたかという生き様が、メイクなどでは隠せないほど顔にしっかりと表れてくる。
そう考えると、お二人が美しいのは、天から授かった顔立ちの完璧さだけでなく、これまで丁寧に生きてきた分が加味されているせいのように思います。
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よく脚本を見せられて、感想を求められるのですが・・・なかなか慣れません。
脚本はセリフだけですから、小説を読み慣れている者としては、なかなか想像を膨らませることができないんですね。
これが、本読みになると違います。
役者さんが、まるで自分の言葉のようにセリフを口にして・・・役が立ち上がっていく瞬間を見ているようで、こういう時の私は大抵目を真ん丸にしています。
ここで初めてどういう世界なのかを把握できるようになるんですね。
で、撮影現場に行くと、さらに目を丸くする事態に遭遇。
大勢のスタッフが、プロの仕事をしています。
素人の私には、なににこだわってるのか全然わからないことも多いのですが、それでも作品を良くしようと模索しているのはわかります。
セットが組まれ、小道具が配置され、役者さんの動きが決められて、それに合わせてカメラを動かして・・・皆がメッチャ格好いい。
あの人はなにをしているのかしら、あの人はなにをダメ出ししているのかしらと目で追い、その理由がわかると、そこまで丁寧に仕事をしているのかと驚きで目を丸くしっぱなし。
そして不思議な感覚にもなります。
私の頭の中で生み出した世界が、映像作品となって、また違う新たな世界で動き出すのを見るのは、驚きでもありますし、幸せな気持ちにもなりますし、有り難いとの思いにもなります。
完結した作品に、もう1度別の命を与えられたような気がするせいです。

ドラマ完成までには、多くの方の情熱とサポートをいただきました。
どうも有り難うございました。

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