小説「終活の準備はお済みですか?」が発売になります

  • 2021年05月17日

新刊が出ます。
タイトルは「終活の準備はお済みですか?」です。
発売は5月20日です。
地域や書店さんによっては、この発売日が前後することもありますので、チェックしてみてくださいね。

場所によって緊急事態宣言が出ている中ですので、従来の方法では入手出来ないといった方もいらっしゃるかもしれません。
お手数をお掛けして恐縮ですが、ゲットし易い方法で手に入れて頂ければ嬉しいです。

そして、あなたに尋ねましょう。
終活の準備はお済みですか?
いやー、まだ早いと思うし。
そのうちにね。
なんて、思いましたか?

終活を考えるとは、これまでの生き方を振り返り、これからどう生きるかを己に問うことでもあります。
だから年齢に早い遅いはありません。

小説「終活の準備はお済みですか?」の登場人物たちも、30代から60代と様々です。
お葬式やお墓をどうするかといった問題の前に、これまでの人生を振り返る登場人物たち。
あの時にもし別の決断をしていたら、どうなっていたかと考えたり。
当たり前のように思っていた身近な人の優しさに、改めて感謝の気持ちを抱けるようになったり。
そんな気持ちの変化を描いています。
そして登場人物たちは、自分の人生の見直しを始めていきます。

想定外の事態に巻き込まれてしまった2021年。
生活が激変し、将来が不安になっている人も多いのではないでしょうか。
そんな人にぜひ読んで頂きたい小説です。

そして装幀のお話を。
どうでしょう。
書店で目立つに違いないといった、オレンジ色の装幀になりました。
もうね、「えっ? 気付かなかったな」とは言わせないぐらいの、インパクト大の装幀ですので、その吸引力に抗ったりせずにお買い上げを。

手をあげる

  • 2021年05月13日

病院の予約を取りました。
午前9時。
もう少し遅くにしたかったのですが、その時間しか空いていなかったのです。

病院は電車で1つ隣の駅にあります。
たった1つとはいえ、電車が混んでいる時間帯です。
コロナ感染が怖い今、短時間であっても混んでいる電車に乗るのは躊躇われます。
歩いてみようか・・・と、検索してみたら35分掛かると出てきました。
無理。
そもそも体調不良で病院に行くのに、普段運動をしない私が35分も歩くなんて無理なのです。

どうしようかと考えている時に思い出しました。
以前、タクシーを配車予約して、とっても便利だったことを。
その時利用したアプリは終了になったので、新しく更に便利になった新アプリをダウンロードしてね、といったDMが何度も来ていました。
そこでその新しくなったアプリをダウンロードし、配車の予約をしようとしたら・・・やたらと注意書きが多い。
必ずしも時間にタクシーに乗れるとは限らない的な文言や、あなたが乗車しなかった場合は、一定期間利用出来なくなるといった、ペナルティ的な文言がずらっと並んでヤな感じ。

そこで予約を一旦中止し、このアプリの評判をネットで調べてみることに。
すると物凄く評判が悪い。
そしてそこに書いてあるコメントには、怒りが溢れている。
タクシーが来ない。
勝手にキャンセルにされていた。
待っているのに、データ上ではタクシーに乗車していることになっていた。
などなど、もう二度と使わんといったレビューがたくさん。
とっても良かったと5個の星を付けているものも、あることはありましたが、その数はかなり少ない。

タクシーを配車予約するのは、目的地に確実に希望する時間に着きたいから。
それなのにタクシーが来ないっていうのは、話になりません。

結局、そのアプリの利用は止めて、流しのタクシーをつかまえることに。
大通りまで5分ほど歩き車道に顔を向けたら、すぐにタクシーを発見。
日差しが眩しいし老眼の私には、表示板に出ている文字が、空車なのか迎車なのか回送なのかを読み取れない。
タクシーの表示板の文字が見難くて、回送中の車に必死にアピールしてしまい、恥ずかしい思いを何度もしているのですが、これ、改善して貰えないでしょうか。

若者の皆さんにお伝えしておくと、年を重ねるといろんなことが変わっていくのですが、恥ずかしいという感覚はどんどん鈍っていきます。
するとどうなるかというと・・・生きていくのが楽になります。

だから違ってても構わんとの気持ちで、ぴっと真っ直ぐ手を上げられるようになる。
えっ? 迎車って文字が読めんのかって、運転手さんに思われてる? それがどうした。見難い表示をしているアンタが悪い。
と、思えるようになるので、生きていくのが楽なんです。

横道に逸れた話を戻しまして・・・堂々と手を上げたら、タクシーがすうーっとやって来て私の前で停まりました。
アタリ。
空車のタクシーでした。
すぐに乗車出来たので、予約の10分前に病院に到着。

せっかくアプリを新しくしたというのに、これまでよりもお客さんたちから評判が悪くなっているのは、データと現場を上手く結びつけられていないせいでしょうか。

コロナ感染の現状把握や、ワクチン接種予約などの混乱ぶりのニュースを見聞きする度、データと現場を上手く結び付けられる人や組織があれば、皆がもっと便利になるのにと思います。
ここら辺が日本の課題でしょうか。

スマホライト

  • 2021年05月10日

断捨離中だと以前このブログに書きました。
現在もちょっとずつ進行中です。
こんな最中なので購買意欲はゼロに「近い」。
「近い」とは、ゼロではないということでもあったりする。
必要な物は買わなくてはいけない訳ですし。

リモートで話をする機会があり、そうした時にはスマホを使っています。
この時、自分の顔がとても暗く映る。
で、ライトが欲しくなる。

リモートで話をする時には準備が必要。
デスクトップ型のパソコンを置いているラックがありまして、その画面の手前に、小さなスペースがあります。
そこに分厚い広辞苑を置き、その上に音楽のCDケースを二十個ほど載せます。
そこにスマホスタンドを置いて、スマホをセット。
これぐらい嵩上げしたところにスマホを置かないと、顔が映らないのです。

このような状態になっているところにライトって、どうするって話です。
設置するスペースなんかない。
どうしたもんかと思いながらネット検索していると・・・クリップのようになっているので、それでスマホを挟むだけでいいというライトを発見。
商品の説明書きには乾電池式と書いてあります。
おお。
電源コードの長さを気にしなくていいってことですね。
なかなかよく考えられている一品だなと感心し、即購入。
500円ぐらいでした。

翌日届いたライトをスマホに装着して、自分の顔を映してみたら・・・三段階ある光量の最大の明るさにしても暗いまま。
顔の映りは全然明るくならない。
がっかりです。
500円だったので、失敗した金額としては大したことはないのですが、メンタルには大きなダメージが。
だって私は断捨離中の女。
そもそも物を減らそうとしているのです、私は。
なのに、どうしても必要だからと、志とは正反対ではありながらも購入した一品が、まったく使えない物だったなんて。
不要な物を増やしてどうすんのよって、己にツッコむ。

こういうことの繰り返しが、物が溢れる現状に繋がっているのでしょうが、失敗しない買い物って、どうしたら出来るんでしょうかね。

興味があることを

  • 2021年05月06日

大谷翔平選手の活躍が素晴らしいですね。
ネットニュースのサイトに上がる記事を読んでは、喜んでいます。

すると次第にネットニュースのサイトにアクセスすると、大谷選手の記事ばかりになっていく。
メジャーリーグが好きとどこかの誰かに判断された模様で、野球の記事だらけになりました。

松山英樹選手の優勝に感動して記事を読んでいたら・・・今度はゴルフに関する記事ばかりが出てくるように。
野球とゴルフが好きな人と判断されたようです。
大谷選手と松山選手の活躍に心を動かされたのであって、そのスポーツのその他のニュースには、興味をもっていないにも関わらず。

個人の嗜好を勝手に分析されて不愉快だわ・・・なんて感じていたのは昔の話。
今じゃ、分析をするどこかの誰かに、私の好みをわかって貰おうと努力するように。
どうするかって?
興味がない記事を、一つひとつコツコツと非表示にしていくのです。
そうすると次第に、野球やゴルフに関する一般的なニュースは掲載されなくなり、大谷選手と松山選手の話題だけが掲載されるようになります。

本の通販サイトでも同様のことが起こります。
購入履歴や閲覧履歴などから、どこかの誰かが分析をして「こんなのどうです?」と薦めてくる。
しかしながら大抵が「はぁ?」と聞き返したくなるような本ばかり。
が、これは分析力が低いせいじゃない。
私のせい。
あまりに広範囲なジャンルの本や雑誌を買っているから。
小説を執筆するにあたって、勉強しなくてはいけないので、様々なジャンルの専門書を購入します。
登場人物たちの趣味のことも、ある程度は知らなくては書けないので、専門雑誌なども買って知識を得ます。
このため小学生が読む雑誌から、七十代以上の人向けの雑誌まで様々なものを買います。
ハムスター、ラジコン、列車、社交ダンス、将棋、盆栽、パン、出汁・・・などの専門書を入手してきました。
ということで、どこかの誰かは私を分析するにあたって、かなり当惑し混乱しているのではないかと想像します。
だから恐竜の本や、自衛隊関連の本などを薦めてくるのでは。
お疲れ様です。
突拍子もない本を薦められる度に画面に向かって、そう呟いています。
このサイトでは興味がなければ非表示にすることで、分析に協力出来る機能がないため、延々と「はぁ?」という本を紹介され続けることに。
でも、これはこれで面白いかなと思う面もあるので、このままどこかの誰かを混乱させ続けたい気もします。

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