ケトルを買い替えることにしました。
長年愛用していたケトルは、数年前に蓋が壊れました。
レバー部分を押しても蓋が開かない。
だから箸の先を差し入れて、持ち上げるというテクを習得。
このような状態で使い続けてきたのですが、もういい加減寿命だと諦めて、新しい物を購入しようと決意。
私は一年中湯たんぽを使っているので、中に入れる湯を沸かす必要が。
ブーツ型と長方形の2種類の湯たんぽに必要な湯は、240ミリリットル。
温度は80度。
ケトルは小さかったので、毎回3回沸かしていました。
これを1日に4回実施。
メンドー臭がりな私が毎日よくやっていると、我ながら感心してしまいます。
ネットで調べてみたら、240ミリリットルの容量をもつケトルはありませんでした。
小さいものばかり。
一度の湯沸かしで、すべての湯たんぽに湯を入れたいと思っていたので、ターゲットを電気ポットに変更。
3リットルの容量があり、80度の温度設定が出来る物を探しました。
予算内で80度は勿論、他に3種類の温度設定が出来るというものを購入。
翌日届いた段ボール箱を開けて取説を読み始めると・・・80度になるまでに、5時間半掛かると書いてあった。
はぁ?
大きな声が出る。
どうやらスイッチを入れると、まずは100度を目指すらしい。
所用時間は30分。
で、100度になった後で保温状態に入る。
けれど自ら冷やすようなことはせず、温度が冷めていくのを自然に任せる。
それに5時間半掛かる。
そして設定した保温温度に下がったら、その温度を維持するよう保温し続けるということのよう。
そんなこと、メーカーの公式サイトにも、家電量販店の商品詳細ページにも書いてなかった。
80度の湯が欲しい人はそんなに待てません。
80度に設定したなら、その温度に上がった瞬間に保温状態に入ればいいんじゃね? と素人の私は思う。
ケトルではそれが出来たのに、電気ポットでは出来ないのはどうしてだ?
訳が分からない。
思っていたのと違ったと返品しようか。
散々迷ったのですが・・・私の読解力が低過ぎて取説を曲解していて、本当は80度にすぐになるかもしれない・・・と、ポジティブなんだか、現実逃避なんだか分からない思考を辿り、まずは使ってみることに。
30分ほどで100度になったことを知らせるブザーが鳴る。
モニター画面には100度と表示。
30分後にモニター画面をチェックすると、今度は98度。
更に30分後に見たら92度になっていました。
この調子ならやはり80度になるには5時間半待たなくてはいけない感じ。
やれやれ。
本当は80度の湯が欲しいのですが、待てないので92度の湯を湯たんぽに。
一度にすべての湯たんぽに湯を入れられるのは、やはり便利。
何故80度にこだわるかといえば、湯たんぽの取説に、80度の湯を入れてくれと書いてあったから。
温度が高過ぎると、劣化スピードが速くなるらしいのです。
どうしたものか。
今も悩んでいて結論は出せていないのですが、取り敢えず電気ポットで出来た90度ぐらいの湯を、湯たんぽに入れています。
午前9時頃、とあるターミナル駅で下車しました。
ラッシュアワーは終わっているので、大混雑ではありませんでしたが、大きな駅なのでかなりの人がいます。
改札口へ向けてホームを歩いていると、ロボットが。
働いているんだか、さぼっているんだか分からないぐらいの、微妙な動きをしています。
超スローであっちへ行ったり、こっちに行ったり。
私の前を歩いていた女性の2人組が、そのロボットに気付きました。
2人とも60代ぐらいでしょうか。
左の女性が隣の女性に教えます。「あれ、警備してくれてるんだって」
右の女性は「警備?」と確認した後で、「犯人と戦えそうなほど、運動神経が良さそうには見えないけど」とコメント。
これに対して左の女性が言う。「いざとなったら、なにか飛び道具を出すのかもよ」と。
右の女性。「あんなにゆっくり歩いているんだったら、ついでに掃除をしてくれたらいいのに。床を掃けるでしょ」
左の女性。「あなた、開発したら? 億万長者になれるかもよ」
右の女性。「なったら鰻をご馳走してあげるわよ」
左の女性。「あら、有り難う」
女性たちの会話はベテラン漫才師のよう。
右の女性が更に提案する。「掃除をさせながら挨拶もさせるわ。おはようございますって言わせるの。ロボットで疲れないんだから、ずっと言ってられるでしょ」
すると左の女性も提案。「行ってらっしゃいも言わせて」
右の女性。「わかった。言わせる。歌も歌わせようかしら」
左の女性が尋ねる。「どんな歌よ?」
右の女性。「いろんなの。駅にはいろんな年代の人がいるから、いろんな曲がいいんじゃない?」
左の女性。「ここで流したらいい宣伝になるんだから、広告料を取れるかもよ」
右の女性の提案はまだまだ続く。「大事な予定も知らせようか?」
左の女性が聞く。「大事な予定って?」
右の女性。「今日のオリンピック競技はこれと、これで、何時から試合ですとか」
左の女性が「あぁ、そういうのね」と納得する。「それもいい宣伝になるんだから、広告料を取れるわよ」
と、このように2人の妄想はどんどん広がっていきました。
右の女性は発想力が豊か。
左の女性は広告料を取ることに熱心。
こういうフツーの人の会話の中に、色々なビジネスのヒントがありそうだなと、改めて感じました。
開発会社の皆様、彼女たちの提案を是非ご検討を。
近所の病院に電話を掛けて、帯状疱疹予防ワクチン接種の予約をしました。
知人が帯状疱疹になり、地獄を見たと言っていたので怖くなり、予防ワクチンの接種を決心。
私が住む区で費用の一部を助成してくれると分かったのも、決心した理由の1つです。
医者が「熱が出たら普段使っている解熱鎮静剤などを飲んで貰って、全然構いませんから」と言う。
帯状疱疹予防ワクチンは初めてなれど、こちとらコロナ対応ワクチンは何度も打っている身。
オッケーと気軽に返事。
筋肉注射なので痛かったのですが、これもコロナ対応ワクチンで慣れている。
自宅に戻り仕事。
夕方になってちょっとだるさを感じるも許容範囲。
翌日、事務仕事をちゃっちゃと片付けていく。
午前11時を過ぎた頃でした。
突然体調に異変が。
節々が痛くなり、服と接している肌も痛い。
体温を測ってみたら7度8分。
平熱が低めの私にとっては高熱です。
そうそう。
コロナ対応ワクチンも、当日よりも翌日に高熱が出て寝込んだんだったよなと思い出す。
取り敢えず食事を摂ってから解熱鎮静剤を飲もうと、口に白飯を入れたら、砂を噛んでいるような感覚に。
「身体って不思議」などと思いながら、砂のような白飯を胃に入れて解熱鎮静剤を飲む。
そしてベッドに。
身体は熱いのに足先が冷たい。
湯たんぽを入れているのに。
夕方に再び計測してみると熱は6度台に。
それでも腰は痛いし、肩は張っているし、頭はぼんやりしています。
予定していた仕事を片付ける気力なし。
早々に就寝。
深い眠りに入れず、浅い眠りを繰り返しているような感覚で朝に。
だるさは残っているものの、前日よりは気力も体力も復活したような感じ。
そこではたと気付く。
帯状疱疹予防ワクチンは、2ヵ月後にもう1度接種しなくてはいけないことに。
この体調不良を再び体験するのか・・・。
そうまでしても他のワクチンと同様で、帯状疱疹に絶対に罹らない訳ではない、というのが遣る瀬無い。
ネット上でウインドウショッピングをしていたら、素敵なバッグを発見。
欲しい。
でも値段が高過ぎる。
ハイブランドの物ほどではないけれど、買うには勇気のいる金額。
どうしよう。
そうだ。
セールを待とうと心に決めて「もういくつ寝るとお正月~」と鼻歌を歌いながらカウントダウン。
お正月になり、そこの公式サイトにアクセスしてみたら・・・やってましたセール。
で、調べてみたのですが、一目惚れしたバッグはセール対象外でした。
念のため公式サイト内にある、アウトレットページもチェックしたのですが、私が欲しいモデルはない。
そうか、そうきたかと呟く。
プライスダウンをしてくれないのならば、勇気を出して買うか・・・でもやっぱり高い。
うじうじと悩んでいた時、閃きました。
フリマにあるかも。
ということで、フリマのサイトで検索してみたら・・・私が欲しいモデルの出品はありませんでした。
残念。
次の手を思い付けない。
そんな折、ブランド物をよく買うA子と話す機会があったので、相談してみました。
すると「根気よくフリマのサイトをチェックするのみ」とのアドバイスが。
「欲しい物を安く手に入れる道に近道はなし」と自説を披露。
私が「わかった。毎日チェックする」と言うと、「毎日って、1日に1回チェックしようと思ってる? ダメダメ。1日に何回もチェックしなきゃ」と叱られる。
いつ売りに出されるか分からないのだから、しょっちゅうチェックしなくては、他の人にすぐに買われちゃうのだといいます。
買い物も大変です。
しょうがないので、ちょっとした空き時間にチェックするように。
A子が言うように、出品者が自分のタイミングで出品するので、数時間前にはなかった品があったりして、またそれがすでにソールドアウトになっていたりする。
虎視眈々と狙っている人が多いみたいです。
お得に買い物をするのって、努力が必要なんですね。