ジャージ

  • 2015年01月08日

右足の小指にピリッと電気が走ったような感覚が。
それは10分に1回ほど起こります。
その直前に受けた人間ドックで椎間板ヘルニアと診断されたこともあり、このピリッと電気が走るのは、腰からきているのではなかろうかと考えました。
ネットで調べると、自宅からバスの停留所5つ分の距離に病院があるようなので、早速行ってみることに。
電話で予約をした後、人間ドックでのデータが入ったCDを持参し、受診。
ドクターの診立てでは、確かに軽度の椎間板ヘルニアだが、それと小指に電気が走るのは関係ないでしょうとのこと。
だったらなんで電気が? と問うと、それはわかりませんとの答えが。
出たっ。
医者というのは、患者の素朴な質問に「わかりません」とさらっと言いますね。
残念そうだったり、申し訳なさそうな感じで言ってくれたりしたら、こっちも「そうなのかぁ」と諦めもつくっちゅう話なのですが、堂々と「わかりません」と宣言されちゃうと、ちょっとちょっとと思ってしまいます。

問診票を見て、肩凝りなんですねとドクターが言います。
はい。
運動はほとんどしてないんですねと、ドクターが確認してくるので、あぁ、はい、まぁと言葉を濁します。
身体が歪んでいるせいかもしれませんとドクターは言い出し、理学療法士から歪みを直す運動の指導を受けてみませんかと提案してきました。
話の流れからいって、いいえ、結構ですとは言い難い雰囲気。
はぁ、それじゃ、と指導を受けることに。
今日は初回なのでタダでトレーニングウエアを貸すが、次回からはレンタル料が1回500円になるとの説明が。
自宅からウエアを持参なされば、500円はかかりませんよと言われました。
トレーニングウエアのレンタル料が1回500円というのは、私の感覚では高いよっとツッコミたくなる金額なのですが、世間の相場はどうなのでしょう。

60分の指導が終わった時には、その痛みでちょっと泣きそうに。
が、受付の人の笑顔のせいで、翌週の同じ時間に予約をさせられるはめに。
バス停で呆然としていた時、急に来週レンタル料の500円を払いたくないという強い思いが湧き起こってきました。
が、自宅でいつもはいているジャージは洗濯を重ねたせいでテロンテロンな状態なうえ、醤油の染みなんかもついていて、とても人様の前で身に付けられるレベルではない。
そこで、自宅に戻るとすぐにネットでジャージを購入。
それがこちら。
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このジャージを持参し、理学療法士によるオフィシャルな拷問に耐えること1時間。
今度は受付の人の笑顔を見ないようにして、次回の予約は予定がわからないので、こちらから電話をしますともごもごと話し、逃げるようにしてクリニックから脱出。
えっ? それからどうしたかって?
電話なんかせず、それっきり。
で、拷問用に買ったジャージだけが手元に残りました。
こんなことなら、500円を払ってレンタルしておけばよかった。
500円をケチったばっかりに、もっと高い無駄な買い物をすることに。
それじゃ普段使いにするかというと、そうはいかない。
いつもはいているのと比べると、このジャージはべらぼうな高額品。
それを日常使いにするなんて、そんな勇気は私にはない。
ってことで、現在はタンスですやすやお休み中。
いつの日か、ジムに通うような生活になった時にでも登場してもらおうと思っています。

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