初心者のアレルギニストとしては

  • 2015年03月02日

キッチンにルーペを用意しています。
フードアレルギーがある私は、原材料名等をチェックしなければなりません。
大抵そういった表示の文字は小さいので、ルーペが必要なのです。
フードアレルギーが判明したのが昨年だったので、まだまだアレルギニストとしては初心者。
残念ながら知識がない。
なので、毎日驚きの連続だったりする。

たとえば・・・長年使っているウスターソースの裏書きを見たら、原材料に野菜としか書いてない。
野菜が入っているってことにも結構な驚きなのですが、ざっくりした表記にもびっくりです。
私はインゲンにアレルギーがあるので、その野菜の中にインゲンが入っているかはとても重要な情報なのですが、それがわからない。
表には野菜の絵が描かれているシールが貼ってあります。
その絵の中にインゲンらしき姿はありません。
が、だからといって、そのウスターソースにインゲンが入っていないとは言い切れない。
残念至極。
so-su
子どもの頃からカレーといったらこれを使うというほど、昔から愛用していたカレールー。
原材料名の蘭に牛乳の文字を発見。
げっ。
こんなところに入っていやがるぜぃと、舌打ちです。
長いことこのカレールーで作ったカレーライスを食べてきましたが、牛乳の存在を感じたことはありませんでした。
ってことは、私は国民食であるカレーライスをもう食せないのかと一気に不安になりました。
が、ネットで探すと、アレルギニスト向けのカレールーは売られているので、高い価格について目を瞑れば今後も食べられると知りました。

アレルギーの子どもをもったママたちは大変です。
フツーにお弁当や食事を作るのだって大変なのに、食材に制限があるとなるとウルトラ大変でしょう。
最近ではデザインのセンスや、手先の器用さが問われるような完成度の高いお弁当を作る人が多いようです。
実際のところ、そこまで力を入れているママがどれだけいるか数字はわかりませんが、ブログにアップされているお弁当の画像はとってもたくさんありますね。
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最新刊「僕とおじさんの朝ごはん」では、母親が息子の特別な日のためにお弁当作りの勉強をするシーンがあります。
ケータリング業をしているおじさんに教えを請うため、仕事場のキッチンへ母親が習いに行くのです。
ですが、おじさんはぐうたらなので、プロがやりそうなシチメンドー臭い作り方を伝授したりはしません。
フライパンで主菜と付け合せの野菜を一緒に茹でてしまうなどという、簡単に済ませられるアイデアばかり。
前のめりになっている母親からすると物足りないものだったかもしれませんが、なるほどと納得するアイデアもあったりして感心もします。
そこでおじさんと母親はちょっとだけ心の距離を縮めます。
食には心の距離を縮める力があると私は思っているのですが、皆さんはどう思いますか?

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