万年筆を修理に

  • 2015年07月13日

万年筆が壊れました。
カートリッジインクはまだあるのに、ペン先からインクが出なくなってしまいました。
修理に出そうとメーカーの公式HPを訪ねてみました。
が、そのメーカーの歴史については詳しく書かれているのに、肝心の修理についての記載箇所を見つけられず。
「修理」とHP内の検索窓に入力してみましたが、ヒットなし。
どういうことなんでしょうかね、これは。

しょうがないので、万年筆の修理を請け負ってくれる店はないだろうかと調べてみると・・・ありました。
そこでは、ほとんどのメーカーの修理を請け負ってくれる様子。
こういうところがあると心強いわぁ、なんて呟きながらHPを読み進んでいくと・・・現在注文が殺到しているため、修理の上がりは半年後になるとの断り書きが。
半年・・・長いですよ、結構。

じっと壊れた万年筆を見つめ、考えます。
半年待つだけの価値が、これにあるだろうかと。
1本しかもっていないため毎日のように使ってはいましたが、私の好みよりはやや細めの軸と重さがずっと気になっていました。
こうなってみると、それまで無視できていた点がやけに引っかかります。

取り敢えず修理に出すかどうかは置いておいて、万年筆をネットで探してみると・・・メーカーはたくさんあり、そのメーカーごとに様々なシリーズを出していて、迷宮入りしそうな気配。
1本にどれだけの工夫と歴史が詰め込まれているのかはわかりませんが、とっても種類が多いのです。
値段もピンキリで、数千円で買えるものから「一、十、百・・・」と桁を数えていかないとわからないほど「〇」が付いているものまであります。

やがてどういう万年筆が欲しいのかわからなくなってきて困っていると、各メーカーの万年筆の特徴を簡潔にコメントし、比較しているHPを発見。
こういうの、凄く助かります。

で、そのHPを気に入った私は、このショップから買おうと決意。
軸がやや太めで軽いものを選択しました。
それがこちら。
P1010510
使ってみると・・・これがびっくりするほど軽い。
私はどうもとても力を入れて字を書く癖があるようで、ちょっと長く使っていると、肩が凝るほどなのですが、これは万年筆自体がとても軽いので、肩への負担も軽くて済みそうです。
やや太めの軸も私好み。

商品や情報がたくさんあると、段々自分がどういったものが欲しいのかわからなくなるのですが、導いてくれるHPを早々に発見できたことで、今回はそれほど時間を掛けずに自分の1本を選ぶことができました。

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