ボードゲーム

  • 2016年02月01日

子どもの頃には、室内で遊ぶといったらトランプかボードゲームでした。
テレビゲームが登場する前の話です。
ボードゲームには男子が気に入るもの、女子がはまるもの、男女問わずに夢中になるものと色々ありました。
覚えているのは「タイムショックゲーム」。
星や三角や丸といった様々な形の穴が開いていて、そこにぴたりと嵌るように、部品を1人ずつ入れていくゲームで、スタート時にタイマーをセットします。
時間内にすべて入れ終わればいいのですが、終わらなかった場合は、それまで嵌めていた部品が飛び出す、当時としては派手な終わり方のゲームでした。
大きく響くタイマー時計の針の音がドキドキ感を煽り、周りからも「ほら、早く」などとプレッシャーを掛けられて、さらに焦ってしまうというスリルいっぱいのもの。
こんな程度で結構盛り上がっていたのですから、当時の子どもは純情だったのでしょうか。

当時どの家庭にも1台はあったのじゃないかと思われるほど人気があったのが「オセロ」でした。
いつどのように普及したのかわかりませんが、気が付いたら、家にオセロがありました。
ご存知でしょうか。
駒の表と裏が白と黒になっていて、升目が引かれた盤に置いていくというアレです。
これ、日本人が考案したものだって知ってますか?
オセロって商標名なんですよ。
子どもの頃からずっと、西洋から来たゲームだと思っていました。
オセロという名前の響きと、黒と白の駒というモダンな感じが、日本製っぽくなかった。
osero
以前小説のネタを探してネットサーフィンをしていた時のことです。
オセロ世界選手権大会という単語に遭遇しました。
選手権があるのかぁとびっくりして、色々調べていくうち・・・オセロは古くからイギリスにあったものをヒントに、日本人が考案したゲーム商品であったと知りました。
この考案者、すっげぇ儲けたんじゃない? とすぐに金勘定をし出す私は育ちが悪い。

オセロは将棋のようにそれぞれの駒の動きを覚える必要がないのが、いいですよね。
また、駒を自分の色にひっくり返していく時の気持ちいいこと。
ぺろんと捲っていく度に、盤に自分の色が増えていき、勝負の流れがはっきりしていくのもいい。
反面負ける時のダメージはとてつもなく大きいのですが。
なんだか無性にオセロがしたくなりました。
スマホでアプリを探してみようかなといった気分です。

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