趣味は

  • 2016年02月08日

趣味はなんですか?
と聞かれていつも困ります。
「読書」「映画鑑賞」「美術館での絵画鑑賞」と答えると、大抵の人は「へぇ」とうっすいリアクション。
地味過ぎるんですね。
質問者の顔からは表情が消えていき、一気に興味を失ったのがわかります。

できることなら、「えっ」と驚かせるような趣味の一つももちたいところですが、残念ながらそういうものはもっていないのです。

そうだそうだ、スポーツ観戦があったと思い出し、言ってみたりしたこともあったのですが、「観戦なんですね」と確認されて、話は終わりました。
スポーツをするならまだしも、観るだけじゃ好奇心をもっては貰えないようです。

ある日、気が付きました。
そうだ、私は寝ることが好きだったと。
睡眠タイムがとにかく好き。
年を重ねるうちに眠りが浅くなり、眠りたいのになかなか熟睡できなくなったなどと言う友人も多いのですが、私は昔と変わりなくぐっすりと眠ることができています。
当然、眠りの環境には気を配ります。
お気に入りの枕を使い、足元には湯たんぽを配置。
布団に入り、素足を湯たんぽとほんのちょっとだけ離したところに置きます。
火傷しないよう直に触れないギリギリのところ。
そうすると徐々に足が温まっていき、胸には幸福感が。
このゆっくりと眠りに入っていく瞬間がたまらなく好きなんです。
neru
眠りの環境を良くすべく、最近はぬれマスクを装着するようになりました。
ぬれマスクとはマスクの内側にウエットシートを挿入するもの。
時々夜中に鼻が詰まって息苦しくなり、起きてしまうことにずっと不満をもっていました。
この睡眠中の鼻詰まりさえなければ、眠りを妨げられず、毎日朝まで熟睡できるはずなのですから。
就寝時用のマスクはすでにあれこれ試していたのですが、ウエットシートを挿入するぬれマスクというのはまだ未挑戦でした。
複数のメーカーから様々なタイプのぬれマスクが発売されていたので、取り寄せられるものをすべて取り寄せ、試してみました。
その結果、あるメーカーの立体タイプのぬれマスクを採用。
それまで以上に満足感を得られる眠りになりました。
が、朝起きると、顔にしっかりと紐の跡が。
マスクの紐の跡が頬に刻まれてしまうのです。
何事にもオチはあるもんです。
そうはいっても紐の跡は外して30分もすれば消えます。
30分の間抜けな顔と、一夜の熟睡。
どちらが大事かといったら、比べるまでもありません。
毎晩、ぬれマスクのお世話になっています。
こんな地味な趣味でスミマセン。

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