不注意

  • 2016年07月11日

それは上野でのこと。
絵を観るために列に並んでチケットを購入。
入口でチケットの端っこを千切られ、敷地内へ。
ちょいとした庭を歩かないと目的地まで辿り着けない施設が、上野にはあります。
日傘を差しながらえっちらおっちら歩き、ようやく館内へ。
まずするのは、コインロッカーを探すこと。
ありました。正面階段の裏側に。
美術館のコインロッカーは大抵ほとんどが塞がっていて、使用できないことが多い。
コインロッカーの設置数は誰がどういう計算と予測でしたものなのか? といつも思っていました。
が、何故かそこのコインロッカーはほとんどのところに鍵が差さっていて、空いている。
階段の裏なので皆気が付かないのかなと思いながら、日傘や手帳といった絵を観るのに不要なものをロッカーに入れて、100円を投入。
さて、会場はどこだろうときょろきょろ。
入口の横に掲示板があったので、それを見上げると・・・私が観ようと思っていた展覧会の名前がない。
画家の名前もない。
そして書いてある展示内容が、絵とは関係なさそうな感じ。
ん?
同じように掲示板を見上げている人たちをチェックすると、制服姿の中高校生たちがやけに多い。
今一度掲示板に目を向けて・・・ここはもしかすると博物館かもしれないとの疑いが。
やっちまいました。
コインロッカーから荷物を取り出して外へ。

で、振り仰ぐと、でっかく「博物館」の文字が。
しばし呆然とその看板を見上げました。
我に返り、辺りを見回すと・・・人の流れが右方向へ。
その人の流れに私も加わりしばらく歩くと、大きな幟が。
そこに目当ての画家の名前が大きく書かれていました。
bizyutukanngaikann
幟や掲示板に貼られたポスターを、心の中で指さし確認しつつ歩を進め、建物の前に到着。
入口の上部へ目を向け、看板が「美術館」となっているのを確認し、一つ頷いてから館内へ。
コインロッカーが並ぶ場所へ行ってみると、すべて使用中で空いているのは一つもない。
いつも通りで妙にほっとしました。

それにしても、不注意にもほどがある。
帰りによくよく周りを見てみれば、人の流れの多くは美術館へと続いていて、博物館へ進む人はごく僅か。
なのに何故その人の波から外れて、私はそっちへと向かったのか。
また博物館の入口横にも掲示板があり、中で開催されている展示内容が記されていたのに、それらを一切無視して中に猛進したのは何故なのか。
ぼんやり歩いていて、周囲に注意を払わなかったんでしょうか。
時々自分が心配になります。

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