悪魔が囁く

  • 2017年02月16日

昨年末突如断捨離に目覚めました。
まだ使える物もあり、どなたかに再び使っていただいた方がよかろうと考え、買い取り専門店に送りました。
買う時涙が滲むほど高かったブランドの服だったのに、買い取り専門店のスタッフからは「値段は付きませんが、引き取ってもいいですよ」と上から目線でのメールが。
買った時のワクワク感を思い出し、また当然ながら価格も思い出し、ゼロ円で引き取っていただくことになった事態に、胸には残念さと口惜しさが溢れます。
これで物欲とはお別れ。
シンプルに生きるわ、私。
と思っていたはずだったのに・・・。

年明けと同時に始まった各所のセールに心乱されて。
気が付けばパソコンに向かい、血眼でお買い得品を探していました。
自分が定価で買った品が、セール品として値引きされているのを見つけてしまえば、深い哀しみに襲われます。
そうした哀しみを抱えながら、これにしようかしら、それともこっち? と買い物モード全開に。
se-ru
セールになったからといって、決断力が上がるわけではなく、しっかり悩みます。
目に留まった品のページを印刷し、その紙をテーブルに広げて一人検討会議。
安くなっているんだから全部まとめて買っちゃえば? と悪魔が囁き出したので、心を落ち着かせるために一旦保留に。
翌日再び一人検討会議。
悪魔が囁き出す前に、これと、これと、これ。
と決める。
で、そのサイトにアクセスしてみると・・・売り切れの表示が。
何故昨日悪魔の声に従わなかったのだと後悔しても後の祭り。

1つでも売り切れているのがあると、全体の構想が崩れてしまい、改めてどれにするかを検討するはめに。
再び迷い始めると終わりが見えず、心と身体に疲労が。
結局「ええい、もうこれでいいわ」と半ばヤケ気味での購入。
買った喜びよりも、やっと終わったといった解放感の方が強い。
こういう気持ちになるの、私だけでしょうか?

翌日から次々に商品が届き始め、シンプルに生きるはずの私のクローゼットは、またぎゅうぎゅう詰めの状態になりました。


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