就職

  • 2019年05月27日

新卒採用の売り手市場が続いているとか。
就職氷河期を経験した人たちからすれば、なんとも羨ましい話です。
時代によって就職活動は随分と様変わりしますね。

どんな時代であっても「就職」では、学生側も会社側も、どちらも賭けの要素が大きいように思います。
学生は会社のデータを入手することができます。
資本金や創立年や年商額、初任給や有休消化率などといったデータは入手可能なので、比較することも出来ます。
でも欲しいのはそうした情報だけじゃない。
社風とか、社長の性格とか、職場の雰囲気とか・・・。
仮に知り合いやOB・OGがいて、話を聞ける機会があったとしても、それは今の会社の情報。
翌年には社長が交代して様子がガラリと変わったり、合併や、どこかの傘下に入ったりといった事態になるかもしれない。
結局どこの会社にするのかっていうのは、賭けになる。

会社側もそうですよね。
学校の成績や筆記試験の結果はわかりますが、その物差しでは欲しい人材を採り逃す可能性がある。
勉強の出来と仕事の才覚とはリンクしてないことが多いから。
面接時の受け答えだけで、その学生の将来性を推し測るなんて・・・賭けですね。

そのうちこうしたことはAIで解決して貰えるようになるんでしょうか。
私が知らないだけで、すでにもう使っている企業もあったりして。
『過去のデータからみて、こういう性格・考え方の人は40代で大化けするから、学校の成績は今ひとつでも採用するべし』なんてアドバイスが出て、採用担当者がそれを参考にするといった日も近いのかもしれませんね。

ただこうした場合には学生側だけじゃなく、社員全員をAIで分析して貰わないとダメですよね。
どんなに可能性を秘めた学生であったとしても、上司がタコでその才能の芽を潰してしまうかもしれないし、相性などもあるでしょうから、採用だけでなく、採用後の配属先でもAIにアドバイスを貰わないと。

AIにお伺いを立てて採用するような時代が来るのか、もう来ているのかはわかりませんが、出て来たアドバイスは、統計上上手くいく可能性が高いといったものでしょうから、ここから零れ落ちるケースというのはあるはず。
そんな時は自分を責めたり、へこんだりすることなく、次の場所を探して欲しいと思います。

転職を勧める気はないのですが、今の職場や仕事に行き詰まっていて、毎日が苦しいのであれば、飛び出してみるというのも選択肢の一つ。
これも賭けなんですけれどね。

なんだか就職や仕事では「賭け」ばかり。
いやいや。
他にも色々ありますね、「賭け」の判断を迫られる時って。
つまり・・・人生は「賭け」の連続なのでした。


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