本の帯

  • 2023年08月24日

本には帯というものがあります。
本の下の方にくるっと巻かれている紙のことです。

書店でどの本にしようかなぁと品定めする時、この帯に書かれている文句で、自分との相性を図ったりしませんか?
私はします。

装幀は勿論ですが、この帯も本と読者のファーストコンタクトになるものなので、出版社は情熱を注いで作ります。
編集者が中心となり、デザイナーなどとアイデアを出し合いながら作っていきます。
魂を込めて。

今回は「読書メーター」内で、「たそがれダンサーズ」の単行本にコメントをしてくださっていた方にご登場頂きました。

読書好きが集まるこの「読書メーター」のサイトはご存じでしょうか?
読んだ本のコメントを記録したり、読書好きの人と交流出来たりするサイトです。
こちらのサイトでコメントをされていた方に、それを掲載する許可を頂きました。
ご了承くださった皆様、また許可を頂くべく奔走してくださった関係者の皆様、どうも有り難うございました。

お蔭様で、見た人のハートをぐっと摑む帯になりました。
目立つ色調の装幀といい、愛すべきイラストといい、胸に響く帯の言葉といい、もう手に取らずにはいられない本になったと思っています。
携わってくださった皆様に重ねてお礼申し上げます。

また帯の表の隅っこにあるイラストがお気に入り。
オッサンが麺を啜っているイラストなのですが、とても幸せそうに食べていて、見ているこっちまで幸せな気持ちにしてくれます。
レッスン後に仲間と食べるラーメンでしょうか。
血糖値を心配しながらも食べちゃうオッサンたちがご愛敬。
彼らの物語を是非味わってみてくださいね。

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