準備

  • 2024年03月14日

今年は元旦に大きな地震が起きて、その後も各地で頻発しています。
地震の多い国に暮らすからには、いざとなった時の準備をし、心構えをしておかなくてはいけませんね。

以前ドイツ人とカフェで話をしていた時に地震が。
店内の客たちも「あ」といった様子に。

少しすると揺れは治まり、他の客たちはそれぞれの話の続きを再開。
と、思ったら目の前のドイツ人が、目玉を落っことしそうなほど驚いていました。

彼は「日本人は地震に慣れ過ぎている」と言いました。
彼自身はびっくりし過ぎて腰が抜けて、立ち上がれなかったそうですが、それがなければ外に飛び出していたという。

彼が住むドイツの南部では地震は滅多に起きないそうで、もしカフェで同程度の揺れに遭遇したら、皆悲鳴を上げて、我先にと外に出るだろうと言っていました。

その時の揺れは私の感覚では震度2ぐらい。
動揺するレベルではなかった。
恐らく他の客たちも同じだったのでは。
これが震度4ぐらいになるとさすがに腰を上げて、外に出ようか、テーブルの下に入ろうかと考えるでしょう。
彼が指摘するように地震慣れしていて、震度2ぐらいでは遣り過ごしてしまうのかも。

今回の能登地震で苦労されている皆さんの姿をテレになどで拝見し、被害状況によって、どこで、またどれだけ避難生活を強いられるのかに差が出ると、改めて思い知らされました。

水道が無事で蛇口から水が出れば、自宅での避難生活が可能かもしれない。
でも水がなければ、例え自宅が無事であっても、そこで暮らすことは出来ませんし、復興までの時間もかかるでしょう。

いざという時の我が家の水は大丈夫だろうかと、在庫をチェック。
防災用で10年もつという水が入ったペットボトルを、用意しています。
数年前に足りない気がして、倍の本数を確保したのですが、まだ足りないような気がしてきました。
買い足して量を増やそうと思っています。

塩分

  • 2024年03月11日

塩分は摂り過ぎないよう注意した方がいい。
いつの頃からかこのように教えられ、なにかを選ぶ時「塩分」という言葉に注意を払う生活になりました。

醤油を選ぶ時も減塩と謳っているものを選び、味噌も塩分控えめと、パッケージに記されているものを選択。
実際のところこのような地道な活動が、どれほどの成果を上げているのかは、全然分かりません。

先日、冷蔵庫の中が空っぽなのに、ネットスーパーで買った品が届くのは明日という状況下に。
目算を間違えたのです。

で、どうするか。
出前にするか、リアルスーパーに買いに行くか。

検討した結果、防災用の備蓄品として買っていた缶詰を開けることに。
そしてマグロのフレークを食べてみたら・・・味が濃い。
濃過ぎる。
つまみとして食べるための缶詰なのか?
ご飯に載せて食べるにしても味が濃過ぎる。
日頃減塩生活を送っている身には、しっかり目の味付けが強烈過ぎたのかも。

こうした味だけでなく、喉が異常に渇くといった違和感を覚える時もあります。
弁当やテイクアウトした寿司を食べると感じます。
味付けはフツー。
なのに、食後に物凄く喉が渇く。
寿司は素材をストレートに感じるはずなのに、テイクアウトのだと、食後に水を飲んでも飲んでも渇きが癒えなくなってしまう。
店内で寿司を食べた場合、このような症状は出ないので、防腐剤的なものに反応しているのでしょうか。

水を大量に摂取しても、それらがすぐに代謝されて身体から排出されればいいのですが、生憎私は新陳代謝が悪い。
数日に亘って浮腫んだ状態になり、なんか身体がしんどいといった感じに。
年を重ねると、繊細になっていくんでしょうかね。

料理雑誌などによれば、出汁をきかせれば塩を少なくしても美味しく味わえるとのこと。
そこで煮干しで出汁を取るように。
水出汁なので前日から用意しておく必要があるのが、ちょっと難点。
でも忘れずに準備しておけば、美味しい出汁が出来ます。

ラン活

  • 2024年03月07日

「ラン活」が盛り上がっているらしい。

この言葉を聞いた時、てっきりランニングのランかと思ったのですが、ランドセルのランでした。
ランドセルの購入活動を略して「ラン活」というそうです。

元々、ランドセルを買うという行為はとても大きなイベントでしたが、少子化となった日本では、惜しみなく金を払う傾向に拍車がかかり、それを目当てに各社が競うという構図に。
多様で高額化の流れも必然でしょうか。

最近はコラボランドセルが増えていて、人気らしい。
アイスクリーム専門店や、フランスのプロサッカーチームとのコラボランドセルがあるという。

ランドセルとアイスクリームをコラボしようと考えた人、凄いですね。
この提案の実現化に賛成した上司も凄いですが。

この他にもリボンやチャームなどで、カスタイズ出来るランドセルもあるそうです。
ランドセルの進化が止まりませんね。

私の赤いランドセルは祖母から貰ったものでした。
かぶせ部分を留めるところがマグネット式のものが主流でしたが、私のはベルト式。
左右に付いたベルトの穴に、小さな棒を挿し込んで留める必要がありました。
マグネット式では、すぐに壊れてしまうだろうからとの祖母の判断で、選ばれたものでした。

これがとても面倒でした。
他の子はスマートにカチッと一瞬で留めるのに、私は右のベルトの穴に・・・などとモタモタすることになる。
そもそもトロいのに、ランドセルの開閉の度に手間取ることになる。

祖母は出来の悪い私を心配してくれていました。
私が行くはずだった小学校を、学区外の小学校に変更したぐらいの人。
変更の理由は、横断歩道を渡れないかもしれないからというもの。
行くはずだった小学校は交通量の多い道路沿いにあり、家からだと横断歩道を渡る必要がありました。
勿論、そこには信号があるし、当時緑のおばさんという見守り専門の人も配置されていたのですが、祖母は「うちの孫は渡れないかもしれない」と心配したのです。
私への信頼度がゼロだった。
だから私は徒歩1分で行ける小学校があったのに、徒歩10分の距離にある学区外の小学校に行くはめに。

ここまで私を心配していた祖母なのに、ランドセルをベルト式のものにしたら、面倒臭がって閉じず、かぶせ部分をパタパタはためかせながら通学することになると、予想してくれなかった。
あの面倒臭いベルト式、今も売っているのでしょうか。

苔を愛でる

  • 2024年03月04日

苔活が人気らしい。
苔を育て愛でる活動のようです。

そしてガラス容器の中で苔を育て、インテリアの一部とする「苔テラリウム」。
これを楽しむ人が多いんだそうです。

そういえば近所のクリニックの受付カウンターに、苔テラリウムがありました。
なにか育てようとして失敗したか、途中なのかと思ってスルーしてしまいましたが、あれは苔を鑑賞するものだったみたい。

温度と湿度を保てる密閉空間の容器内は、育てるのに向いている環境らしい。
新聞記事によれば、水遣りは月に2回でいいという。
それ、いいですね。
サボテンを枯らした私としては、水遣りがたまにでいいというのは魅力的です。
またちゃんとメンテナンスを続ければ、半永久的に育てられるというのいい。

専門店が増えているそうで、初心者向けの製作体験コースもある模様。
興味を覚えて専門店の店名をメモしました。

私が書いた小説の中に、主人公が子どもの頃に大人から「大きくなったら、なにになりたいか?」と聞かれて、「苔になりたい」と答えたというシーンがあります。
その答えを聞いた親はどう解釈したらいいのか困惑し、我が子の行く末を案じます。
でもすくすくと成長してくれたと、親は昔を振り返って語る・・・そんな場面です。

執筆の際になぜ苔と答えることにさせたのか・・・記憶がありません。
子どもは突飛なことを言うとの思いから、出したアイデアだったような気がします。

A子の娘、B子が5歳ぐらいの時の話。
「大きくなったら、なにになりたい?」と私は尋ねました。
しばらく考えてからB子は答えました。
「チンジャオロース」と。
「好きな食べ物じゃなくて、大きくなったら、B子ちゃんがなりたいもの」と、私は質問の内容を説明。
するとB子はしっかりと頷いて「B子、大きくなったらチンジャオロースになりたいの」と明言しました。
「そうなんだぁ」と言うしかなかった私。
どういうリアクションが正解だったんでしょう。

それから約20年。
B子はチンジャオロースになる夢は諦め、歯科衛生士として働いています。

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